chuo1976

心のたねを言の葉として

ⅩⅩⅡ  「Normal Love」を観る、聞く、    『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2014/11/10

2014-11-10 05:17:29 | 映画
ⅩⅩⅡ  「Normal Love」を観る、聞く、    『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2014/11/10



  
  これが映画だ、60分の短縮版だが、ネットで見ることの出来るのは、この映像くらい、確かに、イメージフォーラム映画祭でも、上映されて、その折りには、倍の時間だったはず、この時にも見ているのですが、今ひとつ、集中できずに、改めて、ネットの映像を見直したところです、花心、蜘蛛、黒い蜘蛛、文字、蜘蛛が蠢く、文字が蠢く、文字の列、文字と蜘蛛、捕らえる、囲う、意味、さて、人魚、派手に着飾った人魚、スタジオのセットの中に、蜘蛛に捕らわれた、文字に捕らわれた、誰が、映画が、私たちが、関わりは判らないままに、そんな囲いの外に、内に、人魚、今、森の中、緑の中、陽差しの中、騎士、娘の衣装の者、そして、先住民の男、さまよい、求め、追っかけ、木の葉、木の実、偶然か、必然か、彼らが出会い、娘の乗るブランコ、ゆらす先住民、抱き合う二人、求め合う、絡まり合う、更紗の垂らされた中で、表情、光、影、色彩、判明しない姿、顔、娘がさまよい逃れて、追いかけるお面を付けた先住民、逃れて、遂に娘の前に、娘はパイを男の顔に投げつける、汚れた男の顔、面に被さって、遊び、神々の戯れ、またまた、森の中では、泥の中から、何ものかをつかみ取る男、泥の中に人魚が現れる、男は抱きかかえて、絡まり合う、泥の中に汚れていく二人、戯れ黒い泥の中に、彼らも神々、屋外の光の中のシーンに、セットの中のミルク風呂に浸かる人魚が、現れる、全てはこの人魚の夢物語、天使の、ならば、蜘蛛は、この天使を導いた神とも、悪魔とも、緑の中では、牛、天使たち、包帯に巻かれた人物、色豊かな飲み物、食事、果物、宴、何時までも、何処までも、果てなく続く、交歓、音楽の素晴らしさ、クラシック、アラビアの音楽、バルカンの音楽、ポップス、多様に重なり合って、天使たちが、草原に設置された舞台の上で舞う、喝采、この舞台に上がれない包帯の者、舞台の横をさまよい蠢くばかり、愚かしく、ミルク風呂には人魚、そして、おもちゃの鉄砲を持って現れる娘、撃つ、撃つ、倒れる男、先住民だろうか、倒れる格好、死する格好、どこまでも神々の遊び、現れ、愛し、求め、絡まり、汚れの中から、いや、汚れの中に、飲み、食べ、踊り、殺される、天使たちが、舞台の上に倒れ込む、死、虐殺、撃ちまくる娘姿の者、悪魔が現れたのか、画面はズームで寄りと引き、早い動き、カメラの動き、悪魔はミルク風呂の人魚の脇に現れ出た、蜘蛛の仕業か、いや、全ては人魚の、天使の幻想、舞台では、今度は先ほどの鉄砲を持つ娘が飛び跳ねる、リズミカルな音楽、泥の中に立ち上がった男、舞台に跳ねる娘、皆神々、いや、悪魔、だが、なんと、ラストには、この跳ねる娘も転んでしまうのだ、死した天使たちが、重なり合っていた舞台、今、天使たちも、一人一人、落下して、今、跳ねる娘もまた、この落下の動きに填っていくのか、天使たちを始末した、神とも、悪魔とも、思える娘が、横の動きの映画、鉄砲娘は舞台の巡りから散々に撃ち散らしていた、人魚もいつも当たり前に寝ている、横になっている、泥の中の男が、人魚を抱き上げ、逆さにして、抱きかかえもしたが、己では、立ち上がれない、蜘蛛も横に蠢くばかり、文字のごとくに、森の中のさまよいも横移動、ブランコも、だが、後ろから押す男の腰つきは、しっかり下から見上げたショット、横の移動に対抗する縦のショット、そそり上がる尻、二人は直ぐに横に倒れ込んで悶え始めるが、泥の中に立ち上がる男、これまた仰角、人魚を抱きかかえる男、その仰角、そして、宴の中、舞台の天使たちの舞い、これも、手を振り上げ、踊る、圧倒的に、上に広がる動き、後の、鉄砲撃ちの娘の仰角、ならば、神々は、悪魔は、上向きに突出し、倒れ込んでいく、この繰り返し、ひとつの神々の遊びが、宴が終われば、また、次なる、宴が始まる、人魚の、悪魔の、蜘蛛の、幻が、繰り返される、一時の、縦の突出たちに、心ときめかせ、映画もまた、時間とともに、横に流れていく、この流れの中に、何を見る、突出させる、ブランコを押す腰だろう、男の尻だろう、私たちの見上げる、映像に対する見るという叫び、それもまた、映画の終わりとともに消えるか、いや、決して消えることはあるまい、私たちもまた、見ている間は、見た以上は、神々の宴の一員だ、素晴らしい、ジャック・スミスの映像が、ネットで見ることが出来るのだから、凄い、ネットの映像は、見上げるよりも、見下げているか、それだって、縦への突出の一環さ、
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札幌国際芸術祭

 札幌市では、文化芸術が市民に親しまれ、心豊かな暮らしを支えるとともに、札幌の歴史・文化、自然環境、IT、デザインなど様々な資源をフルに活かした次代の新たな産業やライフスタイルを創出し、その魅力を世界へ強く発信していくために、「創造都市さっぽろ」の象徴的な事業として、2014年7月~9月に札幌国際芸術祭を開催いたします。 http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/about-siaf