chuo1976

心のたねを言の葉として

女優 淡島千景

2012-02-17 05:48:28 | 映画
映画「夫婦善哉」や「駅前シリーズ」など、文芸作品から喜劇まで多彩な作品に出演した女優の淡島千景(あわしま・ちかげ、本名中川慶子=なかがわ・けいこ)さんが2月16日、膵臓(すいぞう)がんのため東京都内の病院で死去した。87歳だった。東京都出身。
 宝塚歌劇団で娘役トップとして活躍後、映画界に入り、1950年の「てんやわんや」で映画デビュー。小津安二郎監督「麦秋」や今井正監督「にごりえ」、川島雄三監督「真実一路」など名匠、巨匠の作品に数多く出演。「夫婦善哉」で森繁久弥さん演じる駄目男を支える、けなげだが、しんの強い芸者の役は絶賛を浴びた。
 後年はテレビドラマにも進出し、「渡る世間は鬼ばかり」などに出演した。舞台でも活躍し、文芸物や時代劇、翻訳物などさまざまなジャンルをこなす演技派として個性を発揮。役柄も、耐える女性から伝法な江戸っ子風まで多岐にわたった。主な出演作に映画「本日休診」「女の一生」「春との旅」、舞台「細雪」「毒薬と老嬢」、NHK連続テレビ小説「春よ、来い」などがある(1966年撮影) 【時事通信社】
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