chuo1976

心のたねを言の葉として

CⅩⅩⅩⅩⅢ「私の彼氏」1947   『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2025/1/2

2025-01-02 17:01:33 | 映画

CⅩⅩⅩⅩⅢ「私の彼氏」1947  『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2025/1/2

 

ニューヨークのクラブ、深夜、ジャズセッ
ション、歌う主人公、相棒の女が現われて、語らう二人、その後のドラマは、過去の
出来事か、いや、故郷に思いを馳せての、語らいで、その後の西での出来事か、クリ
スマス、クラブのカフェで働く娘、家で待つ子ども、リーダーは、帰っていいよと、
笑みで帰り支度の娘、そんな娘を見つめている、クラブのオーナー、店の外に、そこ
に待つオーナー、誘って、車の中に、娘を送って、部屋の前、語らい強引にキスする
オーナー、困惑の、怒りの娘、慌てて外に、部屋の窓から、二階の窓から母を見つめ
て声を出す少年、クリスマスのプレゼント達も、そのままに玄関に、オーナーが後ろ
からプレゼントが有るよとばかり、かくて部屋の中、迎える妹、少年、目になぐられ
た後、喧嘩したのだ、だが、母はツリーを持って現れた、が、これはオーナーのプレ
ゼントではないのか、隣の部屋から、双子を抱えた夫婦が、美貌の派手な娘と冴えな
い夫、しっかり働いているのだろうか、そんな部屋の中に、主人公がニューヨークか
らやってきた、久しぶりの再会の姉妹たち、そして、下の弟も、家族が揃ってのクリ
スマス、主人公は、暫くは、この地で、過ごす算段で、妹はカフェの仕事をしていた
が、オーナーの厭らしさに、溜らずに、主人公はならばとばかり、家族を養うには、
自分で働かなくては、妹の分も、こうしてクラブの歌手に、直ぐにオーナーは目を付
けて、他の娘たちにも、言い寄っているのだが、こうして、西での生活の始まり、そ
して、そのクラブの中、ピアノを弾く男が、語らって、彼はピアニストとして上手く
行かずに、船員として働いて、今は次なる出航前で、こうして日々を過ごしている、
バーで再会して、語らって、恋して、だが、何所かピアニストには諦めが、若くもな
く、強引に、主人公を抱きとめることも出来ずに、妹娘の夫は、戦傷者、精神を病ん
で病院に、尋ねた妹、病室の中、だが、外で待つ上官はドアを開けたままにと、様子
を見守りたいのだ、笑みで入ってきた妹、語らう二人、だが、夫の思いは、相変わら
ずに、いやされずに、苦悩の中、苛立ち、妻を詰り、詰め寄って、慌てて上官と医師
が部屋の中に、やはり未だ、退院できる様子では無い、悲しみの妻、主人公ばかり
か、他の家族もまた、皆、問題を抱えて、弟も、クラブで下働き、娘たちを見つめ
て、何所かだらしない生活、双子の母も、子供たちは夫に任せて、働きに、クラブ
に、ここでもまた、オーナーに語り掛けられて、まんざらでもない妻、下の妹は、今
だ若くて、夢見る少女、ダンサーをしていなかったか、誰もが、実直な仕事をしてい
ない、主人公が部屋に戻ると、ピアノを奏でている、男、笑み、だが、相変わらず
の、二人、主人公も、クラブでの仕事も、どうにか、収まっているが、果たして、
オーナーの強引な思惑、所詮遊びに過ぎまいが、己の恋、ピアノ弾きの不安気な姿、
オーナーは双子の母との語らい、何所か既に、このむすめとのことは面倒に思っても
居るオーナー、下の弟の下働きの男に、娘を車で連れ出せと、好きにしてよいと、笑
みの弟は、娘を連れ出して、娘はオーナーの元に行くのだとばかり、だが、弟の誘い
と知り、車の中で、苛立ち、止めろと、疾走する車、暴れる娘ゆえに、車を止めて、
娘は飛び出していく、車を走らせる弟、だが、走り出した娘の前に、向かいからス
ピードを上げた車が、衝突、娘の死、双子の父に電話が、慌てて外に、向かいの部屋
の、妹二人に子供を頼むと、出ていく夫、悲しみと怒りの夫は、オーナーの仕業と、
銃を手に、オーナーを狙って、そこに居合わせた主人公、弟が、娘を連れ出したと
知って、オーナーが嵌めたのだが、怒りで現れた双子の父の前に立ち、止めて、隙を
見て手にした銃を叩き落として、駄目夫の、頬を散々に、叩くのだ、叱りつけて、涙
の駄目夫、かくて、オーナーと主人公の語らい、警察は、弟を犯人扱い、オーナーの
狙い、電話するオーナーを止めて、己を犠牲にして、弟を助けるのだ、ピアニストと
の恋を諦めて、オーナーに従うのだ、部屋に戻ると、妹の夫が、病が癒えて、戻って
きた、笑みの夫、息子の笑み、ともに外で野球に、窓から見める主人公と妻、笑みの
二人、漸く、妹の一人は、収まったか、だが、果たして、この夫の笑みでいつまで続
くのか、そして、彼は真っ当に働いて、家族の面倒を見続けられるだろうか、下の妹
と、弟は、今だ、幼いままに、かくてピアノ弾きは船に、港に見送りの主人公、男
は、最後まで、主人公を連れ出せない、主人公もまた、家族を捨てて、妹や弟を捨て
て、飛び出せない、見送り、手を振り、振り返り、涙の、涙の、歩みだ、何とも、こ
のゆっくりとした、歩きの中、涙の、涙の、姿、あまりの美しさの中、苦しくて、苦
しくて、

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