chuo1976

心のたねを言の葉として

生き延びろ目白の尾羽雪まとう         小林 凜

2017-01-12 05:26:33 | 文学

生き延びろ目白の尾羽雪まとう         小林 凜

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ねむさうにむけるみかんが匂ふなり       長谷川春草

2017-01-11 06:32:38 | 文学

ねむさうにむけるみかんが匂ふなり       長谷川春草

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ⅩⅩⅩⅩⅩ「晩秋」を観る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2017/1/9

2017-01-09 06:21:18 | 文学

ⅩⅩⅩⅩⅩ「晩秋」を観る聴く、      『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2017/1/9

  京都、公園、ベンチ、紅葉、未だ緑の木々、歩く人、座っている人、掃除する人、空、白い雲、影、曇り空、橋、子供たち、鳩、他の橋、中学生の少女二人、叫んで走り去る、測量の人、黒い服の座っている人、失業者、判らない、昼日中に何をしているのか、同じ日なのだろうか、幾日かの映像なのか、朝なのか、昼なのか、判らない、子供たちが居るということは、日曜か、カラーコーンで囲って仕事している人も居るのだから、パンして直ぐにショットが変わるシーンが二回、何故にここだけ動くのだろうか、ラストは水の中の金魚たち、カメラを遣って撮影する人も、人々は横に動いていく、カメラも、この動きに知らず、同調したか、溜まらずに、二度動いてしまった、横にパン、だが、最後は俯瞰で水の中、この横移動を止めるべく、でも、小魚たちはまたしても横に動いていないか、空には雲が横に動き、通りでは車が行き来する、こんな動きを、蠢きを留める手立てはないのだ、さあどうする見詰める私、誘われて、招かれて、求められて、不安定の中に、在るばかり、 

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ⅩⅩⅩⅩⅨ「Trois Fois Rien」を観る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2017/1/8

2017-01-08 06:07:58 | 映画

ⅩⅩⅩⅩⅨ「Trois Fois Rien」を観る聴く、      『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2017/1/8

  船、山間の川を疾走する、青い空、美しい風景の中、旅、青年、ホテル、ベッド、窓、外の風景、座る青年、だが、この映像は、客観描写か、誰かの主観描写か判らない、この部屋に誰かが居るのか、居ないのか、誰のいつの視線、視点なのか、青年の見られているという幻想なのか、だから、始まりの船のシーンでも、旅する青年が見いだした世界なのか、客観描写なのか、判らない、リュックの青年、店先、言葉、だが、いつの、誰の、この青年の前に現れる監督、芝居なのか、監督として居るのか、役者として居るのか、ドキュメントなのか、青年のアップ、眼、表情、誰の視点、監督、確かに、映画を撮っているのは監督、でも、この映画とは、作られている映画とは、フィクション、ドキュメント、光り、色彩、陰、外からの陽射しが当たる、部分的に、この間、空間、静けさ、祈り、反発、街中、窓の外、車、シナリオの話し、誰と誰の、車の色彩と光り、流れる車、言葉はまたどこの、誰の、始まりの旅のシーンと時制は、過去、未来、こうして山のシーンに、冬では無いか、ならば、始まりとの繋がりは、ホテル、部屋、ベッド、青年、監督、一人の映像、二人の映像、恋、出会い、別れ、諍い、不安、不満、悲しみ、欲望、見晴台のステージ、美しい映像、中央のベンチに座る男、黒い影としてある人物、死しているのか、寝て居るのか、孤独、何を見ている、そもそも、この映像は、誰の視点、青年の、監督の、後から同じステージのシーンでは、団体客が、語らっている、見晴らしの先端に歩いて行く男、一人ベンチの黒い影、人々は一人ずつ去り、残るベンチの男と先端の男、もしや、青年と監督か、判らない、だが、先の男は歩き去る、残るベンチの男、死している、寝て居る、が、起き出すのだ、私のドラマが壊されて、映画を見るとは、こんな風に勝手にドラマを仕立てて、それで居ながら、僅かの動きで、繋ぎで、ドラマが動く、変わる、変容する、なんと死のごとき動かないと思っていた孤独の象徴の黒い影が、動いてしまった、まさか、そして、またベンチに戻って座るのだ、単なる見晴台の客だった、でも、前にこのステージが現れたときの一人の黒い影と同一人物かどうかは何も判らない、あるいは、先の映像が、未来かも知れないのだ、荷造りする監督、一人座っている青年、何も語らない、監督は鞄に詰め物をして鞄を持って外に、去って行く、別れ、悲しみ、何があったのだろうか、何も無かった、でも、この何も無い中に、見てしまう、私の時間、空間、ドラマ、この私とは、この私のドラマに突き刺さる、映像達、あなたは、私は、何を見ているのかと、しかし、確かに、恋があった、ゴルフ場か、テーブルの二人、監督が立ち上がり、奥のテーブルに、座る、前半のシーンでの、バー、酒瓶、並ぶ酒瓶、語らいの音、青年の闇の中に浮かぶ表情、酒瓶は、これまた誰の視点、客観描写、何も説明は無い、まさに、小津だ、あの洗濯物、煙突、テーブル、酒瓶、誰のいつの、視点かは、そして、ズーム、動くカメラ、蠢き、まさかとばかりに、何をしているのだ、こんな動きまでもしてしまったカメラ、視点が、揺らぎすらするのだ、私は動揺するしか無い、監督、観客としての、安易な立場を撃ち抜かれてしまった、それでいてまた映画、映画でしか無い、まさに、フィクション、生まれ行くフィクション、在ってしまうフィクションでは無いのだ、今、見るごとに、撮られるごとに作り出され続けるフィクション、いや、これこそが、ドキュメントとも、現代なのだ、現実なのだ、雪山、雪の中を二人で歩くショット、誰と誰だ、青年と監督か、何を見る、何が作り出されている、サスペンス、右から左に、歩いて行った、何が起こっているのだ、繰り替えされる、いつのことなのだ、反復、何年も過ぎ去っているのか、しかも、この二人を見ている俯瞰のショットは、誰の視点、あんな二人を見詰める監督、あんな二人を見詰める青年、あるいは全くの客観描写、雪山としての、別れた後に、雪山に自死に向かう、青年と改めて出会った他の人物と、男かも知れない、女かも知れない、悲しみの中、二人は死に向かう、ロマン、幻想、いや、見晴台に向かって歩いてるのか、判らない、何も起こらない、この画面の繋ぎだけでは、何事か一つの事件を特定は出来ない、だが、見えてしまう、見てしまう、私、この怪しい私をこそ、撃て、打ち砕きながら、また、今、起こりつつ在り続けても居るのだ、観る聴く私として、壊れながら在るしか無い、

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ⅩⅩⅩⅩⅧ「眠り姫」を観る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2017/1/7

2017-01-07 05:39:57 | 映画

ⅩⅩⅩⅩⅧ「眠り姫」を観る聴く、    『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2017/1/7

  木々、闇の中、街灯の黄色い灯りの列、黒い樹木の美しさ、空の闇、現実か、夢か、何かの物語の中か、アパートの部屋、叫び、素晴らしい、この叫びとは何、誰の、娘の、映画の、見ているわたしの、叫びだ、映像の叫び、切り裂かれた映画、何が、判らない、現れた、何が、叫んだ、誰だ、君だ、わたしだ、監督だ、映画館だ、判らない、その叫びの中に、中から、今、明け方に起き出してトイレ、トイレのドアが閉めたのにまた開いている、僅かに、まだ誰かが、果たして、ここはどこ、主人公とは、誰、娘、窓辺でカーテンを揺るがす、外の様子を伺ったか、またベッド、煙草、しかし、この主人公は誰かの夢の中、何も判明しない、全ては幻の中、電車、誰も乗っていない電車、光り、色彩、朝、学校、主人公は教師、女教師、隣の席の教師、彼の顔、街、通り、店、主体の顔は判らない、誰が語っているのか、ラジオドラマのごとくにして、映像と言葉かマッチしている必要も無い、だから、言葉は、見ている映像とは全く違った世界の事を語っているかも知れない、見ている側が、勝手に、映像と言葉を結びつけてしまうのかも知れないが、そんな説明は何もないのだから、映像と音と言葉と、同居しているが、ずれている、しかも、アパートの娘と、学校の教師が一緒とも限らない、樹木も、娘と関連があるとも限らない、夢見ている主体に見られた世界とも、彼氏、キス、抱かれて、セックス、日常、不満、不安、苛立ち、別れ話、理由の判らない彼氏、相談する、隣の席の教師に、闇、木々、風、影、電車、電線、空、雲、幽霊、誰、それはわたしかも知れない、わたしが、わたしを夢見ている、わたしとは、誰、いつの、過去の、未来の、わたし、どこに居るのだ、怯えて叫んで、いや、叫ばれてしまった、誰に、わたし自身に、猫、机、雑然とした物たち、誰の視点、客観、主観、判らない、でも、空間が、音が、映像が、光りが、色彩が、在る、わたしとは、こんな物たちの集まりでしか無いのだ、そして、これがまたイデオロギー、彼氏のセックス、もう一つの穴に、いいだろう、痛い、欲望、恐怖、不安、苛立ち、全てが、多様な映像の中に、あの叫びとともに、重なっている、これは眠りの中、映画の中、現実は一つの今のイデオロギーの中に眠らされている、ばかり、車の中から、一人の娘を追い越す、車から見詰めるその娘の姿、黒い姿、誰だ、わたしでは無いのか、隣の教師の面長の顔、わたしの顔は丸く、さて、何が始まり、何が終わった、何も終わらない、始められてしまった間達の中に、在る、ばかり、

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元日の富士に逢ひけり馬の上       夏目漱石

2017-01-06 05:11:07 | 文学

元日の富士に逢ひけり馬の上       夏目漱石

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一呼吸こころ新たに除夜の鐘    阿部摩耶子

2017-01-04 07:44:33 | 文学

一呼吸こころ新たに除夜の鐘    阿部摩耶子

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新年の山重なりて雪ばかり          室生犀星

2017-01-01 05:47:03 | 文学

新年の山重なりて雪ばかり          室生犀星

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札幌国際芸術祭

 札幌市では、文化芸術が市民に親しまれ、心豊かな暮らしを支えるとともに、札幌の歴史・文化、自然環境、IT、デザインなど様々な資源をフルに活かした次代の新たな産業やライフスタイルを創出し、その魅力を世界へ強く発信していくために、「創造都市さっぽろ」の象徴的な事業として、2014年7月~9月に札幌国際芸術祭を開催いたします。 http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/about-siaf