ラードラー日記 ー グルメライダース2.5

海外ビール紀行 と ロードバイク ヴェンジとの日々

イランのバザールの極意 イマーム広場

2012-05-13 22:17:54 | イラン


バザールで本物を買うためには。この店は細密画の本物の職人がやっている。しかしながら、似たようなものが置いてあっても、学生がアルバイトで作っているようなものもいっぱいある。玉石混合それがバザール。ガイドブックを読んだ人に聞くと大体3分の1の値段に値切って買えと書いてあるが、それはニセモノの店では良いが、本物の店ではなじまない。そもそもプライスレスなものもある。例えば、ミナカーリーの店はイマーム広場に#1の店があるが、その職人は博物館に納める位の腕の持ち主なので、間違いは無い(が高い。たぶん数万円)。私はその職人ののれん分けの#2の店で絵皿を買った。ミナカーリーは銅の皿に凹凸をつけエナメルで手書きで彩色した丈夫で綺麗なものである。緑を基調としたものが気に入ったので聞いたら、値段は$90であったが$75で買った。その店のペルシアンブルーのよくあるものは$45であり、ニセモノ店では$20程度からスタートだ。また、別な方は骨董品店でこの時代のタイルの破片をお土産に買っていたが、それも大変味のあるものであった。これも原価はプライスレスなので、自分の納得できるものを納得できる値段で買うしかないが、折角なのでいい物を買いたい。