がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

3年すぎると結構食べられる(お昼はアジフライ)

2016-05-21 23:28:58 | 食道がん術後
最初は泡吹いて逆流してましたが

あの頃は水さえ飲むのもちびちびで、苦労してやっと嚥下したのに泡っぽいものを吐いてしまったり。
今でもたまにあります。

食べられないって本当に大変なことでガリガリになってしまいました。

小沢征爾氏が復帰なさった時に見るのが辛かった。
椅子に座りながらタクトを振っておられた。

自分がそのくらい痩せてしまうとは思わなんだった。


人との食事が多いことがいいのかな?

つられて食べてあと苦しんだりもしましたが、ほぼ昼食は誰かと一緒に同じものをいただいています。
一人暮らしにしては食べられないくせにいい環境を作ってきました。
子どもや友人と一緒にいただく、うちに来てもらったり、気に入った海岸のカフェに出かけたり。

食は楽しくありたい、と一心に思い、食べられなくて廃棄も多くても心が動くものを作る、作る。
そして楽しんで作る、また作る。
家中がいい匂い。
こういうのが好きなんだ。


キトキトのアジ大型一尾200円

この前帰ってきた息子が大きなアジの刺身ってブリみたいな濃厚さ!とれたてガリガリ!
一日置いたカルパッチョもまたうまし、と絶賛したので。

子らが連れてきた友達は
「言ってた意味がわかる、居酒屋でこれはアジじゃなくて腐りかけたアジ、と食べて残すんですよね。言ってた意味がわかりましたこんな美味しいものだったんですね」
小アジはとれると本当に安い。
それをうんとうまいと絶賛してもらえる。

面倒ですがアジ購入。
小アジではなく一回で済む大型。

オリーブオイルでフライに。



トマトソースかけていただく。

食べられたし、なんて美味しいんだろうと思った。

全粒粉40%の天然酵母パンも焼けてしまった。


量にとらわれず、おいっしいというものを頂くと元気が

トライ、トライの繰り返しでした。
わたしは全粒粉のパンはいけましたが、ふわふわパンはどうも、吐きっぽくなったり美味しいと全く感じなくなり。
噛む、ことでしょうか。

胃がないわけですから(あるけどない)その分は流し込まずよく噛むしかないのかな?

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