がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

もっている体で生きる

2016-06-28 20:37:16 | 楽に生きる
体はある

危機下にあるのかもしれませんが、
なんにせよ、生きている。

このことのありがたさにしばしば感じ入る。

いつまで生きられるのかなあ、と思うこともあるが
神様が生きていていいよ、疲れてから休んでいいよのままよで。
その辺は考えないように告知後は変わってしまった。


こんな幼い可愛い子が

こんなことを背負って生きていかなくちゃいけないのかな、と思う子供達に関わった。
染色体異常の子ども、脊髄損傷のため排尿袋を管理しなければいけない子ども、弱視が発見された子ども、
ハキハキ答えるも後ろから呼びかけると反応がなくろうだとわかった子ども。
脳波が過剰に出すぎて動けなくなる子ども、自閉症アスペルガーの子どもたち。
育児環境に問題があるんじゃなく、赤ちゃんから育つ中で障害が見つかる。

しかし彼らは普通に笑い、普通に愛着を示し、新しいことを次々に吸収し、お箸も上手になり、泣いたりもしながら大きくなっている。


見習っちゃうよな

持っている体があるんだから文句言わないでいきましょう。



仕事はきついのですが子どもに教わることばかりでもう少しは頑張らないといけないのかな。

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2 コメント

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Unknown (トリテン)
2016-06-29 21:58:56
5体満足に生まれても、いつ事故や病気で障害を負うかわかりません。
私は息子が4才で片足を失い、本当にかわいそうな子供時代でした。
皆が普通に泳いだり走ったりするのに、彼は2倍も3倍も力を使わなくてはならず、
どんなに努力しても追いつくことはありません。

それでも、明るく育ったのは、息子の持って生まれた性格によるものでした。
人見知りもせず、誰にでもニコニコと「こんにちは」が言える子でした。
もちろん、大人になるにつれて、私の想像以上に悩んだこともあるでしょう。

思い出すと、今も泣けてきます。

誰も望んでそうなるわけではないし、周囲が「かわいそう」と思っても、本人は普通だと思っているかもしれません。
十人十色で、幸せに生きようと思ったら、誰でも幸せになれますね。


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教えられることもいっぱいですね (ふーみん)
2016-06-29 22:40:24
トリテン様

その明るさは持って生まれたDNAもさることながら、親の接し方を受け継いだことです。
親の真似からものを知る。

私もふっと泣きそうになる。
我慢させたな、といちいち思い返されることがある。
何しろシングルマザーですから子と一緒にいれば家庭がことほぐ。収入がその日はない。
当時は長時間保育もなく、学童保育もなく、子どもだけ家に置いた事とか、買ってよと言うままにあの頃は買ってやれなくてごめんね、みたいな小さな事まで思い出します。

が、彼らは全然そう感じていなくて
「かっくんは美味しいものをいっぱい作った。庭でハムを作ってたね、私のアレルギーのために何でも作ってくれた」
「かーひんはいつもお花を生けて、学校の役員もして、パソコンの原稿やHP作ってたから暇なときに本読んでやってみて、今の仕事につながった」
的な事を結構言ってくれたんですわ。ちょっとは盛ってるけど。
総合的な会話。

やれなかった事は彼らは気にせず前向きな部分は受け取っていますね。
これが子どものすごいところ。

底意地悪い子や自信がなくて内向し尽くす子は、親が愛していても歪んでしまって、再生産されてしまうのだと思います。

親としていっぱいやって自分して伝えたんじゃないのでしょうか?
悲しみも癒えつつあって、別の見方をしておられて、本当に大変な時間を過ごさせてきたのだと思います。
生きて行く私たちは何があっても被害者意識のかけらもなく自体を未消化なまま受け入れて明日、明日今日。

トリテンさんが笑うようになって天国の息子さんは喜んでいますね〜〜〜
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