今回は、ちょっとめんどくさい事を書きます。最近はオルカン、アメリカ株で盛り上がって、つみたてNISA、iDeCoの話をよく聞きます。私は2018年に店じまいをしました。一度、コロナショックで買いに入り、すぐに戻り売りしました。ずっと持っていれば2.5倍になっていましたね。まぁ~ そんなもんです。会社の同僚は、今が絶好のチャンスだと思うと話をされています。ん~。
1929年の夏、ジョセフ・P・ケネディは、ウォール・ストリート・ジャーナルを読む靴磨きの少年パット・ボローニャと世間話と株の指南を受けました。つまり一番最後に相場に参入するレイトマジョリティが現れ雄弁に物語る。相場の終りを悟り、ぶんなげ、暴落後買い戻してケネディー王朝が始まります。息子さんは大統領にまで上り詰めました。暗○されましたけど。伝説的な逸話です。この時は89%吹っ飛んでいます。
・1929年前後のダウ
(シマウマFX大学から拝借)
1890年代~1920年代ごろがまともなコンドラチェフ周期で説明できそうで、プラス 狂乱のバブルと崩壊でワンサイクルかな。1933年にニューディール政策、1941年から太平洋戦争が始まりました。戦争は国家最大の公共事業とも言われていますね。1964年に奥様は魔女が始まり豊かなアメリカの日常を目にする事になります。再放送か再々放送で見ました。その後ヒッピーカルチャーやフラワームブメントのカウンターカルチャーが生まれましたが、エリートは結局大企業に戻りました。1980年代は双子の赤字と言われ、財政収支と貿易収支が赤字になり1兆ドルの借金を抱え、アメリカの破綻の話も出ていましたが、現在はドルを刷りまくって35兆ドルの赤字です。バブルを作っては潰し、また作って潰すを繰り返し、どうにもならない状態に陥っています。貧富の差が拡大して大借金です。歴史は語ります。同じ物は来ませんが、同じような物は必ずやって来ます。次期トランプ大統領はビジネスマンなので戦争はしないでしょうが4年後の民主党政権で第三次世界大戦か中国VS台湾 日本の戦争(ウクライナ戦争化)になるのが最悪のシナリオです。人類史上最大の相場がやって来た後の最悪の戦争で次の上昇サイクルに入っていくのかな。取り合えず高値の半分以下になったら株を買えばいいって事ですね。5年でも、10年でも、15年でも待ちましょう。恐ろしく退屈で素敵な日々のために!
次回は、相場に天才はいない! 辛抱たまらんアイザック・ニュートンの話を書いてみます。
日本の失われた30年は、高齢化と人口減少によるデフレであると、一部の経済学者が口を酸っぱくしていい続けていましたが、その通りになっています。GDP=人口×1人当たりGDP。日本の質の高い労働者の均質化は、計算式にぴったりです。経済って結構シンプルなものです。
このまま労働人口が減り、経済が縮小し、国力が弱り、貧富の差が開けば、人々の不満は蓄積され治安も悪くなっていくのは確実です。
移民を入れると、それはそれで様々な問題が起きることはヨーロッパを見ればわかりますが 、移民を入れず治安が悪くなっていく過程があるのなら移民受け入れは不可避のような気がします。
どんな良識のある人も、飯食えなくなると必ず暴れだしますから、労働人口を増やし経済成長しないと最悪の未来がやって来ます。
株屋にとっては移民の受け入れは必要だと思いますが、技能実習生の低賃金、長時間拘束など、過酷な環境は人権問題の関わる奴隷制度のようにも見えます。コンビニやドラッグストアやスーパーで多くの「留学生」らしき若者を多く見ます。労働環境は最悪というような内容では無さそうです。技能実習生制度が問題なのでしょう。広島でも江田島中国人研修生8人殺傷事件というのもありましたから、蟹工船のような闇があるのかも知れません。
いろんな説がありますが、人口と国力は比例しやすく、高度成長期は人数と消費と未来への希望というシンプルな要素で構成されているように思えます。決して官僚が優秀だったからではなさそうで、中国を見ていると上級国民の腐敗、不正蓄財の額がとんでもないのですが、それでも経済発展します。毛沢東は「銃を持った敵の前では英雄の名に恥じない。しかし、砂糖でくるんだ砲弾には打ち負かされる可能性がある」と予言していました。その通りですが、どんな酷い状態でも腐りきっても経済は発展していくのでしょう。経済発展を妨げるものは内向きな考えや内向きな政策から自滅していくような気がします。ひとりっこ政策は、将来の足かせになるかも知れません。内向きな閉鎖感はよい結果は出ないでしょう。
明の宦官、鄭和(1371年~1434年)は、コロンブス(1451年~1506年)の新大陸発見よりも前に大航海をしています。技術力、発明、国力がありながら、なぜ中国は産業革命が起きなかったのか不思議です。コロンブスが新大陸に降り立った時に、一番最初に中国人にニーハオって挨拶されたかどうかはわかりませんが、新大陸は中国人だらけだったとしても納得できるだけの国力があったハズです。
・https://www.lsbkw.com/zh-tw/lsms/lszx/323175.htmlで拝借
明は1371年に「海禁令」を出し、海外との交易、大船の建造などを禁止し、宋・元時代の資産、ジャンク船の海外貿易は衰退。閉鎖的な「海禁令」は国力を奪い、気づかぬうちに下り坂を転げ落ち、アヘン戦争からの屈辱の100年を味わう事に繋がったと思われます。
下級国民の私としては、日々を生きていくしかありませんが、内向き、後ろ向き、閉鎖感、密室性よりも、移民が自由に働ける開かれた社会、開放感のほうが大切な気がします。
世界最大のヘッジファンド ブリッジウォーター レイ・ダリオのニューワールドオーダー論は覇権国家には寿命があり、その移り変わりでたくさんの血が流れ、7年以内に動乱、革命、戦争が起こると言うものです。アメリカ内部で何かが起こるのか?中国がトリガーになるのか?よくわかりませんが、現在は中国経済のおかげで、確実に日本企業の利益が上がっています。アメリカや中国に何かあれば日本株は何も良いことはないでしょうから不気味な話です。
コロナ終息後は中国の一人勝ちになり、覇権主義を更に推し進め、第一列島線を我が物にする話があります。2027年危機はどの国も一致した認識のようで、まるで太平洋戦争みたいな話です。中国の官僚達は、先の大戦での日本の失敗を研究しつくしていることでしょう。台湾、尖閣諸島に有事が起きた場合、日本の対応次第では、日本自治区もあり得るのではないかと頭をよぎります。
中国の人々は歴史を忘れません。古くは「天子の国書」。日出処の天子、日没処の天子。隋の煬帝は、呆れたか激昂したかわかりませんが 、失礼で身の程知らずの「天子の国書」です。常に大国だった中国はイギリスにアヘン戦争でガタガタにされ、日清戦争で屈辱的な、西洋の植民地政策をアジアの日本がしでかしました。気分悪いでしょう。アジア人がなにやっとん!って思うでしょう。なぜ日本は西洋の観念を持ち込むのか?まったく空気が読めていません。いずれ、内モンゴル自治区、チベット自治区、新疆ウイグル自治区の次に→日本自治区になり、どえらいことをされそうな予感がします。中国は身の程知らずの日本を絶対許さないでしょう。
借金だらけのアメリカは社会の分断を抱えて、台湾、尖閣の有事には、日本を助けてくれるのでしょうか?カナダあたりに移住を考えたほうが良いかもしれません。株どころの話ではなくなるかも。
https://twitter.com/funo_tori/status/1278617235209117697で拝借
地図を眺めていると北の騎馬民族が馬に乗り、鉈のような刀を振り下ろし恐ろしい思いをしたでしょう。万里の長城を作っても、まったく役に立たず、内モンゴルを緩衝材に使う必要がDNAに刻まれているのでしょう。西の遊牧民族は喧嘩が滅法強くオスマントルコ系の民族なので業を焼いたでしょう。ヒマラヤ山脈に挟まれていますが南西にはインドがいるので緩衝材でチベットが必要でしょう。東の海の向こうにはアメリカがいます。第一列島線は必ず征圧しなければ安心できないでしょう。日本が朝鮮を併合したように。アヘン戦争前の大国に戻るために。
2月半ばで比較的暖かいです。日本には四季があり、どういう訳か物心付いたときから、当たり前のサイクルとして春夏秋冬がやって来ます。全くおなじものは来ないのですが、同じようなものは形を変えてやってきます。我々の立ち位置は、氷河期の中の間氷期です。偉い学者さんも氷河時代、氷期、氷河期と曖昧な表現をしています。頭を整理してみます。
① 地球上に氷床がない時代を温室期、氷床がある時代を氷室期
②氷河期のような大きな気候変動は1億4千万年の周期。
③小さな温度変化の寒冷化は10万年周期で発生
・コズミックフロントのスパイラルアームのグラフ (ぶんころびんブログから拝借)
5億6千年前ぐらいから、現代までの温度変化 (太陽系が天の川銀河を一周)
1億4千万年周期のグラフですが、なぜそんな昔の気温がわかるか?と言いますと、ブラキオポッドの殻の酸素16と酸素18の比率です。酸素16の比率が低いため気温の低下が起きている疑いがある?
つまり軽い酸素16は蒸発して大陸の氷河として存在するため、プラキオポッドの殻の酸素18の比率が高くなっているという事です。このグラフの青い点が温度が最も低く、その前あたりで生命の大絶滅が起きたという事なのでしょう(ちなみに、一般的に言われている五第絶滅とは時間軸がずれています。)。右端の青い点が恐竜絶滅やユカタン半島に隕石が落ちた時だと思いますが、恐竜の絶滅は寒くなって既に絶滅が始まっていた。恐竜絶滅の原因は巨大隕石の落下により起きたものと誰もが信じています。個人的には関心はありませんが、どうもグラフを見ると周期性があり、周期とは関係のないパラメーター(隕石落下)にふりまわされているようにも見えます。ちなみに、太陽系は5億6千万年で銀河系を一周している計算になり、次の青いポイントは左端の一番キッツイ寒冷化が来るのでしょうから7千5百万年後に人類は滅亡です。もっと早く絶滅しているかもしれませんが。
1億4千万年周期の中には10万年周期の氷期、間氷期のサイクルがあるらしいですが、何千万年周期もありそうで、ネットで調べてみると、全く載っていませんでした。最も気温の低いところから0ポイント前後は氷河があり、高いポイントは氷河がない温室期が存在する。その場合は氷期、間氷期のサイクルは一部しか成立しません。表の0ポイントから気温がどんどん高くなり、地球からいずれ氷河がなくなるのではと思わせます。これが何千万年に起きる温室期、氷室期 周期なのでしょう。
ジャムスティーク 海と地球をカガクしなイカ? サイトから借用したグラフ
10万年サイクルはあくまでも氷期にみられるサイクルなのかもしれません。氷期、間氷期が7:1の割合なので(サシで計った)1万4千年ぐらいが温かいようです。1万4千年(正確には11500年後氷期になる)の周期としては、400年から1200年の飛鳥、奈良、平安の温暖な時期と、1200年から2000年の飯が食えなくなり将軍様も農民もチンギス・ハンも大暴れした寒冷期、そして2000年から2800年の温暖な時期がこれから始まるのではないかと思われます(800年周期)。現在は温暖化危機と言われていますが、恐竜絶滅の隕石パラメータと同じようなパラメータが二酸化炭素かもしれません。1億4千万年の周期から800年周期まで掘り下げましたが、真意は学者さんに任せて株屋は現在の立ち位置を理解しましょう。なぜかわかりませんが、周期の中には周期がありその中にも周期があります。フラクタルな構造になっているのかもしれません。ここも学者に聞いてみましょう。
直近の世界の覇権国の周期(数十年~数百年)古代ベネチア、無敵艦隊のスペイン、チューリップバブルのオランダ、南海泡沫のイギリス、現在のアメリカ、次期の中国と地球を時計の反対周りに覇権国が移っていきます。覇権が移っていく過程に何が起こったのでしょう?いっぱい血が流れるのでしょう。日本はアジア文明として躍進するのでしょうか? ヨーロッパ文明の一部として衰退していくのでしょうか?
取りあえず500年前の覇権国が現在消滅しているわけでもなく、GDP13位です。消えてなくなるわけではないので安心です。ここから本題の株の話になります。
・武田邦彦先生がユーチューブで使っていたグラフ
このグラフを見る限り株は持ち続ける事が一番いいようです。購入した企業が倒産しなければですが・・・
人間には寿命があるので、サイクルの中のサイクルを見つけ出して最も適した時期に仕込んで持ち続ける事がベストでしょう。コンドラチェフは80年周期だったか?どんぴしゃりで生まれれば、甘い汁を吸い尽くせて、89年に株を買った人は未だに悲惨と言う名のドツボですね。コンドラチェフも使えそうにもないので、やっぱり7~11年周期のエリオット波動でしょう。いい時もあれば悪い時もあるので、ドスンが来たらトロール漁船です。頭とあんこで利益を出して尻尾では店じまいですね。2018年で店じまいして4年がたちますが、みなさん勝負していますね。あいつもこいつもみんな儲かっています。辛抱たまらん!我慢!我慢! アイザック・ニュートンになるぞ。私の勝負はいつになるのでしょう。
ちょっとした疑問です。水が氷になるのは0℃、氷が水になるのも0℃。氷と水を0度の部屋に置いておくとどうなるのでしょう。株とは関係ないので考えることは止めときます。
面白い周期を発見された方がいらっしゃればお便りください。私の住所です。
「宇宙」→「観測可能な宇宙」→「うお座・くじら座超銀河団Complex」→「おとめ座超銀河団」→「局部銀河群」→「銀河系の伴銀河」→「銀河系」→「グールド・ベルト オリオン腕」→「局所泡」→「局所恒星間雲」→「太陽系」→「地球」です。
コロナの変異種が日本上陸したという話で、感染率が凄いらしいです。イヤなニュースばかりですが、日経平均は3万円を維持しています。何なんでしょう。
医薬品業界もMRのリストラが吹き荒れています。お医者さんに営業かけてる場合じゃないし、接待禁止なら若く美しい女性を引き連れてお食事会等をやっている場合でもありません。センスが悪いと言いますか、昔ながらの発想と言いますか、自民党のおじさんや森さんの世界と言いますか。
これらの古い体質にメスが入っていくのでしょう。
コロナのおかげで?と言ったら語弊がありますが、80年代からトヨタを初めとする自動車会社は、改善の渦の中にあり、凄い生産性を叩き出しているにもかかわらず、会社全体で見ると先進国最下位の生産性しかありません。
ブルーカラーはロボットより有能な社員は多くいますが、ホワイトカラーはAIより優秀な社員は絶望的にいません。
今回のコロナで在宅ワークやエムスリー等の効率化システムでホワイトカラーの綻びが浮き彫りに見えてきました。商品には売り方がありますが、良い事ばかりの一方的な話よりも、マッチングアプリでお医者さん同士で薬や機器の用途、特徴、限界、メリット、デメリットを共有し、企業にもフィードバックが出来て、尚且つ、お医者さんも医者を目指した時の初心に戻れて、いいことずくめの環境が整いつつありますね。1000万越えのMRの年俸もリストラされて非正規社員の年俸200万に格下げです。いろんなものが見えてくるでしょう。
・ホワイトカラーの生産性の低さ
・中小企業の賃金の低さと経営能力
・既得権益者の徹底的な抵抗と労働組合の必要性
絶望的な日本再生のシナリオが浮かび上がっています。
もうひとつ、日本の長期的な視点に立った大企業経営の嘘と言い訳。
・労働分配率の低さ
・研究開発費の削減
・設備投資の抑制
先進国最下位です。未来を見据えた経営には程遠く、無能を通り越して、呆れた感を通り越して、何かのジョークなのか?笑わしよる何かのオリエンテーションなのかも知れません。
泥船に乗っているようなので、沈む前に腹をくくって東南アジアに出稼ぎに行く準備をしましょう。
アメリカ大統領選挙の大詰めです。どちらが勝つかはわかりませんが、メディアは民主党よりなので、バイデン圧勝と言うニースがこれでもかと流れています。嫁クリントンの時も同じでしたが、寛容さの全くない民主党が政権を取るのは嫌な感じです。10年遅れて日本にも同じ考え方が入ってくるのでしょう!息がつまります。サンダースやオカシオコルテスは左派で貧しい人の救済、大きな政府と唱えていましたが、バイデンは中道左派で文脈的に貧しい人、困っている人を切り捨てています。民主党が政権を取るとアメリカを支えているGAFAを独禁法を使い、分離、解体等もあり得るかもしれません。株屋にとっては最悪のシナリオです。トランプが最高の大統領、素晴らしい人格者とは、とても言いがたいですが、軍産複合体に取り込まれず、やると言った公約を確実に実行しています。西山孝四郎さん曰く、トランプはアメリカ初の政権交代と歌っていますが、その側面はあると思います。人間的には、称賛できませんが、トランプには頑張ってほしいです。結局民主党は軍産複合体に取り込まれ、Chengeというキーワードで希望と言う名の素晴らしい大統領が生まれたと期待しましたが、結局オバマはアメリカ大統領史上、第二次世界大戦を思わせるほどの最大の火薬を使い、異常者とも思われるような爆弾マニアになり下がったのは印象深いです。ノーベル平和賞を取ったリーダーがなんで爆弾マニアになるのか? バイデンもその流れを汲んでいると思われます。
大統領選挙は別にして、今回も10月末買い、4月末売りは実行です。リーマンショックでアメリカの覇権は終わっていて、ドルを擦って、延命している状態ではないかと思っていますが、仮にそうなら、凄まじいドスンが目の前に迫っているのではないでしょうか?そこにいるグレイリノがそれです。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020103100412&g=int&p=20201031ax13S&rel=pv
・大統領支持率
どっちが大統領になってもよい世の中になってほしいです。
800年周期について
コロナショックも日本は、大分落ち着いてきた?ような気もしますが、コロナでいろんなものが見えてきました。何が見えてきたかはまた今度にして、800年周期について考えてみます。
400年~1200年あたりが日本の好調期で1200年~2000年あたりが低迷期、2000年から2400年頃に向けて好調期のピークを迎え2800年から低迷期に入る周期をイメージしています。
前回の好調期は飛鳥、奈良、平安時代で、気候もよく平家が一斉風靡した時代です。1200年辺りから、気温が下がり、遊牧民族の世界制覇が始まります。食い物が減ったのでしょう、飯食えなくなったら人は暴れ出します。日本でも2度の元寇があり、鎌倉幕府から江戸幕府と暗黒の時代に入ります。不思議なことに時代劇を見ると華やかな描写を目にしますが低迷期のハズです。今生きている私たちが指標にしなければいけないのは、400年~1200年に何が起きたのか!ではないでしょうか。戦国時代、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった時代は、気温が低く、飯食えなくなったら人々は暴れ出すという典型的な事実のみで、人心把握術や戦力術等を語る人も多くいますが、参考にするステージが違います。
1989年にバブルが崩壊して、失われた31年が経ちましたが、素晴らしい日本の未来は見えません。楽天は銀行に成れますが、銀行は楽天に成れません。GAFA+MSは自動車会社に成れますが、トヨタはGAFA+MSに成れるでしょうか?本にはトヨタのカイゼンしかありません。改革は誰もしたくありませんから。
世界には4つの国しかないとスティグリッツは言っています。本気か冗談かわかりませんが、先進国、発展途上国、アルゼンチン、日本です。先進国から発展途上国に落ちたアルゼンチンと発展途上国から先進国になった日本です。アルゼンチンと日本は同じもので、きっと日本は展途上国に落ちたり、先進国になったりしながら2400年に向けて好調期を走っていくのではないでしょうか?そんなに生きられませんから目の前のドスンと10年周期の経済の動向に集中します。
バフェットがゴールドマンサックス株を全て売却したようです。金融株の売却なのか、ゴールドマンサックス株のただの処分か。
コロナショックの下げは戻りましたが、クラッシュラリーの反発は5ヶ月ぐらい続いて、その後に下げのC波でドスンが来ます。8月なのでちょうど5ヶ月です。コロナショックは上げの4波の調整で、今の株価は上げの5波の尻尾かも知れません。付いて行くと大怪我しそうです。上げの5波なのか?下げのB波なのか微妙です。どちらにしても現金化を進める必要があるでしょう。
西山孝四郎のマーケットスクウェアを聞いていると、レイ・ダリオのニューワールドオーダー論を紹介していました。私は800年サイクルと思っていますが、過去500年の帝国の覇権を説明したものです。90年代にはラビ・バトラが同じような事を言っていました。ラビ・バトラは軍人は物理的行使が好きで、利口ではないため、知識人にとって代わられる。知識人は官僚化しシロアリ化する。軍人と知識人の資質を持ち合わせた守銭奴(ビジネスマンリーダー)にとって代わられ、1つのサイクルが終わる。だったような。
有名なバブルは、オランダのチュッリップバブル、イギリスの南海バブルと現在のアメリカです。初動は希望を持つギラギラした人たちが一生懸命働いて、豊かになり、さらに豊かになるためにバブルを作って、崩壊しそうにになると政府がお金をばらまいて、崩壊の延命を続ける。特に日本は朝鮮戦争特需で歯車が回りだし、九州1つでアメリカを買えるじゃないか!Japan as No.1と言われた時代がありましたが、89年にバブルの崩壊をし、失われた31年が経ちました。絶好調の日本はカイゼンを続けて、Japan as No.1は本当になるのではと、誰もが思っていました。今から考えると、宮沢総理のPKOから抜ける事の出来ないホテルカリフォルニア薬物依存症状態に足を突っ込み、結局何かが起きると金をばらまいて、無借金国が1000兆円を超える借金大国になりました。日本は80年代と同じカイゼンを続けて、改革をするべき時に改革をせず現在に至ります。トヨタのカイゼンは罪み深いですね。トヨタも、いずれGAFA+MS等の組み立て工場に成り下がるのでしょう。時代遅れです。
資本主義が純粋化すると、時間軸と共に貧富の差が開き、誰もが不安を抱え、やがて不満に変わっていき、政府や企業の上層部、リーダーがどんなよき事をしても、文句と不満しか残らない時代になります。その不安や不満を世の中で起きる事象にカタルシスをぶつけて、理解しがたい事が次々と起こっていきます。
古代ベネチアから始まった欧米文明がアメリカで終焉しそうです。1%の裕福層が富の半分を取得し、これを解決する方法は、革命や戦争、動乱などしかありません。かなり下品な事がこれからどんどん起こっていくのでしょう。
アジア文明がこれから始まるのでしょうか?日本は欧米文明の一部なので、これから発展途上国の道を歩んでいくのだと思います。インドネシアに出稼ぎに行く時代が来るかもしれません。その頃には、私の寿命は尽きていると思いますが。
繁栄は永遠には続きません。スペインの無敵艦隊も敗れるし、ルイ16世をギロチンにかけて自由を勝ち取った国もナポレオンのロシア再遠征で失敗、ワーテルローで退廃。ドイツも・・・ドイツの事は止めておきます。それにしても日本の覇権の寿命は他の大国と比べて短かったですね。
次の覇権国が中国になるのか?これは微妙ではないかと思っています。中国(漢民族)は世界制覇したことがなく、いつも内部崩壊をしています。漢民族はモンゴルや満州族のような世界覇権はできないのではないでしょうか? 若く生きのいいアジアの国は他にいくらでもありますし、どうなるのかわかりませんが、わかる頃には、私はあの世にいます。
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給付金バブルはどこまで続くのでしょう。取り敢えず、7月にポジションの解消します。現金化します。
エリオット波動です。コロナショックで日経平均は見事に3割落ちました。グラフをよくみると、2波の安値までは落ちていない。3波の高値を越えていないので、一般的な4波の特性にも見えます。
8%の消費税の所が、2波なら現在の下げは、下げのABC波にも見えます。わからないですね。
50年間で15回の30%の下げ、50年間で5回の50%の下げがありましたが、今回はどうなのでしょうか。バフェットじいさんが動くまで待ちしかありません。じいさんの航空株売却は、いろいろ理由を言っていますが、自社株買いをしなかったための売却と思われます。IBM売却も同じ理由でしょう。
昨年のアメリカ企業のCEOの退職者が1500人近くいるそうです。自社株買いをして、退職後、高値で売り抜け、巨万の富を得てハッピーリタイヤ。会社の事が一番わかっている人たちが逃げ出しているのは、コロナ以上に恐ろしいことが水面下で起きているのでしょう。
バフェットじいさんは89歳なので、最後の指標になるでしょうから、要注目です。
日経平均も3割下がって半値戻しになりました。半値戻しは全値戻しと言われていますが、さてどうなりますでしょうか? こういう場合はバフェット指数をみるのが一番です。順張りはいつ勝負しても問題ないでしょうが、長期逆張りはもうちょっと先でしょう。
取りあえず自己ルール通り実行します。
①資産の半分は現金化
②3割下がったら現金の半分で買いに入って、戻ったら早めに戻り売り。
③5割下がったら、残りの現金で買いに入る。(永久保有銘柄)
・Buffett Indicator
2つの黒横線の間が次の買場の指標になるでしょう。コロナは関係なく、中央銀行バブル崩壊は2年後、3年後あたりではないでしょうか?