ランチの後にナイスムラカミ 二葉の里店によってみました。鮮魚の特売のようで、豊富なラインナップです。チェックしてみると、ブラです。目もエラも綺麗です。メニューには、天然イシダイも有ったようです。広島レモンサーモンも半身1800円、1本は3480円です。時々ミシュラン店御用達の鮮魚店に迫るクオリティのものが置いてあります。侮れないです。
・広告とラインナップ
そこの新垣結衣さん、写真に写りますよ。マスクしているから大丈夫ですね。
低価格帯のスーパーとは思えません。
・キジハタ(アコウ)
色の綺麗な方は、死後硬直が始まっているようです。購入した色の悪い方は、完全なブラです。広島サーモンも欲しかったのですが、食べ切れないので、今回は諦めます。35.5cm 521g 1580円です。
・3枚
体がヌルヌルして鮮度のよさがわかります。
・寄生虫
去年はイカリムシが酷かったですが、今年はリリアトレマ・スクリジャビニ? カマはもっと凄いことになっています。食べても害はないそうです。
【キジハタのその後】日曜 朝
・キジハタの湯引き 肝と胃袋
トロ部位は寄生虫が多いのでトリミングして、綺麗にして皮目のブランシールです。皮が固いので20数えてお湯にどぼんと落として10数えて、氷水で熱取りです。めちゃくちゃウマイです。胃袋はコリコリで肝は凄い濃厚な旨味です。3日寝かしたらもっと美味しかったでしょう。
【キジハタのその後】日曜 朝
・キジハタのカマ 塩焼き
寄生虫を取り除きました。焼いただけですが、いい味です。頬肉は筋肉質でプリッとしています。脂ののりもよく、カマは一番美味しい部位かも。ほぐしながら寄生虫のチェックをしました。取り切れていないようで内部まで食い込んでいます。食べても問題はないのですが、取り除いていただきました。
【キジハタのその後】日曜 夜
・キジハタの炙り 握り
キジハタの炙り握りです。寝かせが足りないかと思っていましたが、とても美味しいです。淡白なのでマイヤーレモンを搾っていただくと美味です。レモンよりマイヤーレモンの方がオレンジっぽく心地よさの余韻が残ります。
【キジハタのその後】日曜 夜
・キジハタの炙り刺身 握りの残り
炙り握りの残りの部位です。うまいです。先にレモンを搾ってわさび醤油が絶妙です。もう一つ握りが出来そうですが、キジハタはそうは行きません。理由は下記の写真を見てください。
・寄生虫
キジハタの場合、イカリムシに寄生されている固体やゴマのようなリリアトレマ・スクリジャビニに寄生されている個体と綺麗な身の個体があります。綺麗なものは、以前、広島駅前福屋の地下スーパー海星ムサシで36cmで3779円でした。この固体は35.5cm 1580円です。取れる場所によって値段が違うのかも知れません。今回は上身の中にもかなりありました。歩留まりが悪く、もう200円出してニジマスの半身の方がCPがよかったでしょう。味は絶品ですけど。
【キジハタのその後】日曜 夜
・キジハタのアラ 味噌汁
兜、カマの寄生虫は徹底的に取り除きました。慣れれば簡単に取り除けます。身に食い込んでいるものは、ナイフでブスッと刺してこ削げば簡単です。キジハタの骨は血抜きが甘かったのでしょう、脊髄の上下に血がたっぷり詰まっていたので破棄しました。カツオと昆布は使わず、マコガレイのヒュメを足して、旨みの強化と干ししいたけと合わせ味噌だけです。やさしい味です。身も結構あり充実感がありました。焼きの工程も加えたので香ばしさも出ています。
【キジハタのその後】火曜 朝
・キジハタのポワレ ソースレギューム こごみ添え
寝かせていい状態になっていますが、寄生虫が凄いので、使えないところは破棄して、ポワレします。身が小さくなりましたが、いい味です。ここ数年、瀬戸内のキジハタの状態のよいものが少なくなっているような気がします。山口、島根の日本海モノを次回は買ってみます。
【キジハタのその後】水曜 夜
・キジハタのポワレ
白ねぎとソフリットの白味噌ソースです。味噌は抑えていますが深味が出ています。皮目はパリッパリで身はふわりとしてコロッとしたキジハタの食感がうまく出ています。尻尾部分で本来は身の厚いところを使いたかったのですが、寄生虫が酷かったので思ったようなカットが出来ませんでした。キジハタはしばらく諦めて、アオハタやマハタ狙いに切り替えます。キジハタ全ていただきました。完食です。
広島県広島市東区二葉の里1丁目1−55
ナイスムラカミ 二葉の里店の過去記事