映画 「アヒルと鴨のコインロッカー」 仙台先行上映！

　ちょっとビックリ。今日の河北新報と一緒に、伊坂幸太郎さんの小説が原作の映画「アヒルと鴨のコインロッカー」が、今年の５月１２日に仙台で先行上映されるというチラシが入って来ました。映画館で貰える様なチラシですよ、それをわざわざ配布するなんて力はいってますね～、しかも「仙台市・宮城県限定特別鑑賞券」なるものまであるそうです。そしてやっぱり、さとう宗幸さんの煽り文句がドドーンと載ってるし・・・仙台人で全国的な有名人って、まだ宗さんなのね（哀しいかも）
仙台オールロケですから、協賛した会社やなにかも沢山あるからでしょうけど、今までに例のない宣伝ぶりです。

全力なのは良いけど、そもそもの映画化は上手くいったのかしら？不安ですな。

品川かおるこ 脱税で起訴

「最後通牒・こぼれ話」 - 6570万脱税、同人誌漫画家「品川かおるこ」を起訴

　自費出版の同人誌の売り上げを過少申告し、所得税約6570万円を脱税したとして、長野地検は21日、長野県松本市神林、会社社長下里瑞恵容疑者(34)を、所得税法違反(脱税)の罪で長野地裁に在宅起訴した。

　下里容疑者は「品川かおるこ」のペンネームで知られ、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載中の漫画『テニスの王子様』の登場人物に似せたキャラクターを描いた漫画が人気だという。

　起訴状によると、下里容疑者は、所得が2005年まで３年間で約２億円あったにもかかわらず、約2000万円だったと松本税務署に申告し、所得税約6570万円を免れた。

　下里容疑者は02年ごろから、自費出版を始め、同人誌は書店などで販売されていた。「同人誌作家は将来の保障がないので、売り上げをとっておこうと思った」と供述しているという。

　関東信越国税局が昨年12月、長野地検に同法違反容疑で告発していた。下里容疑者は今月19日、重加算税などを含め約9300万円を納めた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　ほらきた・・・前のYouTubeの記事で書いたばっかりなのに。
同人では、知らない人はいないんじゃない？という作家さんです。（同人誌紹介の雑誌や、同人誌セレクション系のコミックスなどを見ると、大概載っておられるので見たい方はドウゾ）テニプリの同人の中でも、特にＨ系が強烈な作風なので、その意味も含めてチェックリストに上がっていたんじゃないですか？

＞「痛いニュース」　http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/925777.html

　ここのスレを読むと、最近モテハヤサレ（？ネタにされている）ている「腐女子が（主に）男性から本当のところはこう思われている」というのが痛切に判ります。ごく普通のお嬢さんたちまでもが、テニミュの俳優さんをとおして二次創作に興味を持ったり、アニ○イトで買い物をされるようになって来てますけど、マジで「腐ってる」意味判ってる？と言いたい（笑）自虐じゃないですが、このくらい言われてもそりゃそうねと受け入れられないと、腐れは自称出来ませんよ（爆）アングラなんだから。

　実際のところ、品川さんクラスの作家さんは結構おられます。古くは「星矢」や「幽ゆう」や「封神」などのジャンルを、一線で渡り歩いておられるツワモノ作家さんもおられます。推測ですが、皆さん品川さんと同様な収入はあるんじゃないでしょうか？ここらクラスの「大手サークル」さんだと、同人活動オンリーな方ばかりですからねぇ。同人本やグッズやチラシを作り、通販作業やイベント運営をするのに、片手間ではやっていかれません。その辺は「男性向き同人」作家さんも同じでしょう。ダウンロード販売や委託などを総計したら、税金もそりゃ沢山引かれますよ。

　品川さんは既に罪を認め、追徴金も納められたそうですが、しばらくは活動を自粛されるでしょうね・・・他の作家さんへ与える影響が興味深いですね。同人界で一時代を築いたテニプリも、テニミュが終わるという話や原作そのものが終わってる（苦笑）という問題もあります。無くなりはしないでしょうけれども、下火にはなるかな？

　同人も「萌えブーム」のせいであっけらかんとした市場になり過ぎた感がありますねぇ。出過ぎた杭は打たれる、太りすぎたヒツジは狩られる、です。世間の目を気にしてこっそりやるのが本道なのを自覚しないとね。


　同人関連のネタで、こちらは同人ゲームを製作されておられる方のお話

＞コミケはネットに移行しないよ　

同人ゲームサークル「永久る～ぷ」のプログラマーへっぽこさんのブログ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　同人ゲームじゃなくて、同人誌ならネット上での無償配布でもいいかというと、それもまた別の問題がある。版元によっては、同人誌即売会での有償頒布は黙認してるけど、ネット上での無償公開は潰すという方針を取ってるところがあったりするんだ。だから、同人に対する批判のひとつとして「二次創作同人誌で金を取るなんてけしからん。全部ネットに移行して無償配布しろ」なんてのがあるけど、それはジャンルによっては全く逆効果なんだよ。ネットでの配布は、全世界の不特定（無制限）多数への配布であって、いつでもどこでも誰でもアクセス可能だからね。版元の企業としては、即売会よりもネットのほうを嫌がってもおかしくはない。具体的にどの版元・ジャンルなのかについては、名前を出すことさえもはばかれるから詳しくは書かないけど。（もしかしたら、詳しくは知らないほうがいい世界かも）

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　　同人創作に興味のある方も二次創作の版権問題に興味のある方も、奥深いお話ばかりなので、是非アクセスなさって見て下さい。

YouTubeの利用実態調査を見て思うこと

YouTubeに関する利用実態調査、違法投稿の問題なしとの考え8割弱

　私はＴＶドラマやアニメ、映画などの映像に関しては、やはり著作権法に反すると思っています。ですが既製の素材（画像や楽曲など）を使っての、個人製作のFlashやアニメや映像などで、本当に高品質でセンスの良い方作品があって、素晴らしい！上手い！と思わず思う時があります。同人などの二次創作でも、この「どの範囲に達したら、利用する側の制限を設けるか」が問題になっていますが、何もかにもを規制するのではなく、明らかに次世代の映像配信手段として既に成立している感のあるYouTubeを、柔軟な発想で発展させて欲しいというのが実感です。

　と言うか、アングラな活動は、規制しても無くならないと思うんだなァ。それこそ”人間性の正しい欲求のはけ口”だと思うんです。古くは雑紙に刷られた発禁小説が、現代ではネットの画像になっただけですよね。

＞以下記事から引用

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

調査結果によると、YouTubeの視聴経験者は全体の36.9％で、「名前や内容は知っているが視聴したことはない」の11.1％を加えると、認知率は48％～
（中略）
　YouTubeで視聴しているコンテンツを複数回答で尋ねたところ、「日本のテレビ番組」が62.7％で最も多い。次に、「ホームビデオなどで撮られた一般の人からの作品」50.1％、「日本の音楽プロモーションビデオ」35.6％など。これらは、単数回答でも同様の順番となった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　最も多い「日本のテレビ番組」というのは、話題になったけれども見逃したからという理由と、地方なので（あるいは中央なので）その番組が観れない為に利用するという理由が多いんじゃないですか？（笑）

　２４時間ＴＶを観たい訳じゃありませんが、観たい番組が放映されないのは辛いですよ～（涙）一律にしたら地方の小さい番組の個性が無くなるとか、スポンサーの関係とか、様々な要因があって実現はしないでしょうけれども、平等に配信されるコンテンツの中から、自由に選んで視聴出来るようになったら良いな～と思う事はあります。

コミックチャージで「多重人格サイコ」の連載が始まるそうです

（仮）日記 II - チャージ。

３月創刊の「コミックチャージ」（角川書店）の小冊子が来ましたよ。最終ページにこんな案内が～あの衝撃作がコミックチャージに電撃移籍！「多重人格探偵サイコ」舞台をコミックチャージに移して本格始動！待望の完全完結編、鋭意執筆中！～なんて載ってました。創刊号から載るのかな？

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　（仮）日記Ⅱさんには以前にも情報を頂きましたが、「多重人格サイコの完全完結編」の文字には、喰いつきました（笑）

　私は原作の小説の一巻を読んで、ものすごく面白いお話と思うけど、グロ描写があり過ぎてだめだ・・・と涙を呑んで以後、続刊は読めていません。漫画もちらっとコミックを見たんですが・・・だめでした。でも、完結するんなら最終回だけ読みたいな～（根性なし）