夕べのオリックス対楽天戦、福盛投手がリリーフにきた瞬間に「あー、出たよ福盛!同点か?逆転か?」と思ってしまうのは何故なんでしょうか?(哀)案の定、同点にされて、延長12回引き分けでした。もうさ、他の人でも良いんじゃないかな?(涙)
さて、高校野球の特待制度問題は、どんどん波紋が広がって、あちこちの高校の野球部で、予選大会を辞退したり今までの内訳を公表したりしてますが、本当に日本の野球界って閉鎖的ですね。たぶん他の日本のスポーツ界の内で、もっとも「日本的」なんじゃないですか?縁故やら先輩後輩関係やら、凄くシガラミが深くて、表と裏が激しいように思います。
仙台育英学園に関しては、地元民ならみんな知っている事ですが、30年くらい前は大荒れしていて、いわゆる問題を起こしてばかりの生徒さんが集まる学校でした。それが一大方針転換をして、スポーツで優秀なお子さんを全国から集めて、今の育英になったんです。野球なら大越さん、陸上ならワンジルさん、バレーボールなら大友さんが有名でしょうか、いったいどこからその費用が出るんだろうね、と皆でよく話していたものでした。それと同時に、東北高校も負けじと優秀なお子さんを集め始めて、ゴルフの宮里藍さんや、野球のダルビッシュ有君などを引っ張って来たんです。結果として、高校野球では準優勝するまでなりましたし、今年の箱根駅伝では卒業生が走るようになりました。
当時の近隣の中学には、剣道でよし陸上でよし野球でよし、進路を決める時期ともなれば、学校関係者の人がチェックしに回って歩いてましたよ。それでも地元の子どもたちだけではどうにもレベルが上がらなくて、全国から集めてくるようになったんでしょう。でも、そうやって特待生制度をする事は、お子さんの為にも学校の為にもなる部分が大きいですから、非難されるようなものじゃないはずです。なのに、何故「高校野球」となると、別枠になってしまうのでしょう?
一つには、宮城県が高校野球でいまだ優勝していないからです。よく私が、ブログで騒いでいるのを呆れてご覧になっておいでの方がいらっしゃると思いますが、それはもう地元民の心の中には、どっしりと圧し掛かっているのです。野球部関係者の方たちなら尚更でしょう。その結果として、なんとしても高校野球のレベルを上げたいという思いが、一般人から考えたら常軌を逸してるのでは?と感じるほどの、異様な野球部の特別扱いを常習化させていると思います。
この問題でとても重大なのは、先に書いたように甥や孫、あるいは知人の息子さんなど、私たちの知り合いのどこかには、特待生として所属していた経験を持つお子さんが居るからです。必ずしも、そのままスポーツの世界に進まれたお子さんばかりではありません、進まれた方は一握りでしょう。でも、何があったかを話せば、先輩後輩先生親兄弟親戚・・延々と巻き込まれる事は明白です。恐らくこの問題が解明されたり改善される作業は、故意に遅々として進まないと思われます。
でも、願わくばここでバッサリと、英断を持って改革を進めて欲しいと、私は強く思います。そうじゃないと、この問題が明るみにでて野球を続けることも危ぶまれているお子さんや、ずっと野球をやり続けてきて、甲子園に出たい大学に進みたい、プロ野球選手になりたいと願って来た人たちが報われないじゃないですか?中には、中学三年や高校三年の進学時に、大学の卒業時に、本人も承知しているに決まっているじゃないかと仰る方もおいでですが、それにしたって親や監督や球団関係者の取り決めが大きいはずです。
例えばサッカー界のように、海外留学しようがプロの育成機関に所属しようが、良いじゃないですか?野球界全体で選手を育てよう、レベルを上げようという考え方に、もう改めるべきだと私は思います。
さて、高校野球の特待制度問題は、どんどん波紋が広がって、あちこちの高校の野球部で、予選大会を辞退したり今までの内訳を公表したりしてますが、本当に日本の野球界って閉鎖的ですね。たぶん他の日本のスポーツ界の内で、もっとも「日本的」なんじゃないですか?縁故やら先輩後輩関係やら、凄くシガラミが深くて、表と裏が激しいように思います。
仙台育英学園に関しては、地元民ならみんな知っている事ですが、30年くらい前は大荒れしていて、いわゆる問題を起こしてばかりの生徒さんが集まる学校でした。それが一大方針転換をして、スポーツで優秀なお子さんを全国から集めて、今の育英になったんです。野球なら大越さん、陸上ならワンジルさん、バレーボールなら大友さんが有名でしょうか、いったいどこからその費用が出るんだろうね、と皆でよく話していたものでした。それと同時に、東北高校も負けじと優秀なお子さんを集め始めて、ゴルフの宮里藍さんや、野球のダルビッシュ有君などを引っ張って来たんです。結果として、高校野球では準優勝するまでなりましたし、今年の箱根駅伝では卒業生が走るようになりました。
当時の近隣の中学には、剣道でよし陸上でよし野球でよし、進路を決める時期ともなれば、学校関係者の人がチェックしに回って歩いてましたよ。それでも地元の子どもたちだけではどうにもレベルが上がらなくて、全国から集めてくるようになったんでしょう。でも、そうやって特待生制度をする事は、お子さんの為にも学校の為にもなる部分が大きいですから、非難されるようなものじゃないはずです。なのに、何故「高校野球」となると、別枠になってしまうのでしょう?
一つには、宮城県が高校野球でいまだ優勝していないからです。よく私が、ブログで騒いでいるのを呆れてご覧になっておいでの方がいらっしゃると思いますが、それはもう地元民の心の中には、どっしりと圧し掛かっているのです。野球部関係者の方たちなら尚更でしょう。その結果として、なんとしても高校野球のレベルを上げたいという思いが、一般人から考えたら常軌を逸してるのでは?と感じるほどの、異様な野球部の特別扱いを常習化させていると思います。
この問題でとても重大なのは、先に書いたように甥や孫、あるいは知人の息子さんなど、私たちの知り合いのどこかには、特待生として所属していた経験を持つお子さんが居るからです。必ずしも、そのままスポーツの世界に進まれたお子さんばかりではありません、進まれた方は一握りでしょう。でも、何があったかを話せば、先輩後輩先生親兄弟親戚・・延々と巻き込まれる事は明白です。恐らくこの問題が解明されたり改善される作業は、故意に遅々として進まないと思われます。
でも、願わくばここでバッサリと、英断を持って改革を進めて欲しいと、私は強く思います。そうじゃないと、この問題が明るみにでて野球を続けることも危ぶまれているお子さんや、ずっと野球をやり続けてきて、甲子園に出たい大学に進みたい、プロ野球選手になりたいと願って来た人たちが報われないじゃないですか?中には、中学三年や高校三年の進学時に、大学の卒業時に、本人も承知しているに決まっているじゃないかと仰る方もおいでですが、それにしたって親や監督や球団関係者の取り決めが大きいはずです。
例えばサッカー界のように、海外留学しようがプロの育成機関に所属しようが、良いじゃないですか?野球界全体で選手を育てよう、レベルを上げようという考え方に、もう改めるべきだと私は思います。