What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

西村 淳 『面白南極料理人』 映画化

2009年04月03日 16時37分07秒 | 
映画/堺雅人が南極で豪華絢爛料理をふるう! 『南極料理人』製作決定 - cinemacafe.net←本の表紙絵が見れます。

◇「南極料理人」クランクアップ 極地の男所帯コミカル描写( http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY200904030236.html )より引用

 南極越冬隊員の日常をコミカルに描く「南極料理人」がクランクアップした。実際の南極観測隊に2度参加した西村淳の体験記「面白南極料理人」シリーズ(新潮文庫)を原作に、自主映画出身の沖田修一監督がメガホンを取る。

昭和基地から1000キロ離れた南極ドーム基地。平均気温マイナス57度の地の果てが映画の舞台。家族と離れて調査研究にいそしむ7人の隊員にとって、三度の食事は最大の楽しみ。制約と戦いながら知恵と愛情のこもった献立を用意する料理人を堺雅人が演じる。

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 いや~、びっくり。このお話映画化されるんですね(というかもうクランクアップしてますが)

児童文学作家の上橋菜穂子さんの特集が雑誌「ダ・ヴィンチ」に載ったときに、

「上橋ファンタジーの魅力の食事約30品のレシピ本が新潮社から今年刊行予定、レシピ担当は『面白南極料理人』の著者である西村淳さんとその仲間たち~」

という一文があって、興味が湧いたんで図書館から借りて読んだんですが、なるほど笑いあり葛藤あり苦難ありの実話で、映画化するにはぴったりかも。しかし、あの乱痴気騒ぎを映像化しちゃうのか~(苦笑)

*拙宅の1月13日の記事「図書館で借りた本」( http://blog.goo.ne.jp/coffee2006/e/6c87abdef3a07b1c45a6caead888e8e8 )で、西村 淳さんの『面白南極料理人』の感想をちょびっと書いてます。

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中山星香 「ロビン―風の都の師弟―」 第五話 感想

2009年04月03日 15時28分59秒 | 漫画
Yahoo!コミック←「ロビンー風の都の師弟 第5話 白薔薇と死と―前編―」

「風の都(アルトディアス)」での生活を始めたロビン。都では二人の王女の世話役として忙しい日々を過ごす。しかし城の内部には「影」がうごめいているようで……。

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 わぁ、なんだろう、猛烈に長編になりそうな予感がして堪らんのですが~(苦笑)web掲載なので、そこまで長いモノにならないだろうとタカをくくっていたんですが、今回のお話を読んで長くなる予感がひしひしときましたよ。10巻位で終わるんだろうか(汗)膨らまそうと思えばいくらでも広がりそうだし、数多いキャラたちのその後を描こうとしたらきりがないような。

以前は「長くお話の世界を愉しみたい」という気持ちが強くて、いつまでも連載が続いて欲しいと願った時もありましたが、最近はあまり長編になって欲しくない気持ちの方が強くなりました(苦笑)未完とか休載とか、数々の痛い目にあったからなんですが、うん、単に年取って気が短くなったのかもしれません(爆)

さて今回のお話は、二人の娘を厳しくしつける王妃ことシェンドラ姫の事をどうとらえたか、読まれた皆さんにお聞きしたいです。

この方、思い返せば実母とすさまじい葛藤を繰り広げた女性でしたよね。その苦い記憶が、母となって夫と義妹そっくりの美しく素直な娘たちと向かい合った時、より複雑な思いとなって蘇えってるんじゃないでしょうか?そもそも足が悪いとか、他所の国のお姫様よりぶさいくだとか(苦笑)コンプレックスをたくさん抱えてた方ですしねぇ~。ロビン君は勿論、夫君のローラント王も色々大変でしょうけど、早くそのへんを描いて欲しいです。(単にいぢわるな母だったら大笑いですが)

それとロビンがチビ長を想う場面は、遠い未来編を踏まえて考えると切なかったです。二人が一緒に過ごせる時間は、おそらく青年となったロビンが修行の旅の途中に立ち寄るとかでしか、無いように思います。そうやって見守り続け、幼い頃からの誓いを守るんでしょうね。

中山星香さんの作品を読み続けている人には、「魔法使いアーサー・ロビン」の名を持つ人が、どんなに凄いか知っている訳ですよ。その”初代”の生い立ちから少年期を描くのって、『ハリポタ』以上に巻数がないとおっつかない気がしませんか?あ~、読みたいけど長編は辛いわ~(苦悩)
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