What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

NHK 「インタビュー ここから 児童文学作家・上橋 菜穂子」

2014年09月12日 17時09分16秒 | 
 アンデルセン賞受賞関連なんでしょうか、どんどん企画があがってきていて、嬉しいですね♪録画するのを忘れないようにしなきゃ。

★「岩手県一関市大東町 小原書店 / 9月15日(月)NHK 児童文学作家・上橋菜穂子 放映」
( http://blog.goo.ne.jp/obarabk/e/ce66492b95e8de53ea4ead53d4d016d6 )より引用

>インタビュー ここから「児童文学作家・上橋菜穂子」

NHK総合 2014年9月15日(月)午前6:30~午前6:53(23分)

 国際アンデルセン賞を受賞した作家・上橋菜穂子さん。彼女が描くのは単純な勧善懲悪モノではなく、多様な価値観が渦巻く世界で不器用に成長する未完成な主人公。なぜそんな世界を書くのか。原点は少女時代に図書室で読んだ一冊の洋書と、少数民族・アボリジニとの出会いにあった。そして多くの読者を獲得した彼女は今後どんな物語を生み出そうとしているのか。


>10月5日(日)には陸前高田市で上橋菜穂子さんの講演会があります。

 詳しくは陸前高田市立図書館のトップページから。

☆「NHK / インタビュー ここから」
( http://www.nhk.or.jp/a-holiday/archive/140915.html )

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上橋 菜穂子さん 「幼いころから石にさえ命があるような気がした」

2014年09月12日 12時53分31秒 | 
 今日は、台風一過のような晴天となっています。昨日溢れた雨水が運んできた茶色い土が、道路のあちこにち残っています。ここまで水があがったんだ、こっちのお店は臨時休業でかたづけかぁと、買い物をしながら眺めつつ、どこが低い土地なのかは、水がくると一目瞭然なのよねぇと、以前の我が家を思い出して切ない気持ちになりました。


話はかわって、以前もここに書きましたが、私が大好きな作家さんのおひとり、上橋 菜穂子さんが国際アンデルセン賞・作家賞を受賞されましたが、その受賞式がおこなわれたそうです。

★「asahi.com / 上橋さんにアンデルセン賞「物語が他者に成る力くれる」
( http://www.asahi.com/articles/ASG9C3CLFG9CUCLV003.html?iref=comtop_list_cul_n01 )より引用

 「児童文学のノーベル賞」と言われる国際アンデルセン賞の授賞式が10日、メキシコ市であり、同賞の作家賞を受けた上橋菜穂子さん(52)に、メダルと賞状が贈られた。作家賞を受賞した日本人は、1994年のまど・みちおさん以来、2人目。

 上橋さんはまず、自らの幼少期を「祖母から豊かな日本の昔話を聞いて育ったお陰か、幼いころから石にさえ命があるような気がしていた。石ころを蹴ろうとした瞬間、ふっと自分が石に吸い込まれたようになってしまい、石の側から蹴ろうとしている自分を見上げている錯覚を覚えたこともある」などと振り返り、「祖母の影響に加えて、本を読むという習慣が私の心を養い、世界観を形作るうえで大きな力となった」と述べた。

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この「石ころを~」という下り、大昔に読んだ中山 星香さんの漫画で、のちに大魔法使いになる少年が、木と同化する修行の最中、その木の葉が落ちようとする瞬間、「落ちるのは嫌だ」と感じとれるようになり、先生役の魔法使いがその修行の上達の速さに驚くという場面そのままで(すみません、古いお話を引き合いに出して・汗)上橋さんの作品に流れている、大自然のちからを貴いと思う感覚は、魔法使いの定義と同じなんだなぁと思いました。最近、あまねく万物には魂が宿る、という「八百万の神」の考え方って、日本以外にもちょっとづつ受け入れられてきている気がします。

それと、嬉しい新刊情報がアップされていたので、ご紹介しておきます。上橋ファンにとっては、続けてエッセイ&書き下ろし長編が読めて超幸せ~

☆「明日は、いずこの空の下」(講談社)¥1,404(本体¥1,300)2014年9月2日発売

 『高校生の頃から、これまでに訪れた様々な国々での出来事をつづりながら、「あの頃の私」が「いまの私」になっていくまでを書いてみようと思います』(メッセージより)

小説現代2013年1月号(2012年12月22日発売)から約2年間連載されたエッセイを書籍化! 受賞記念特別寄稿2編をあわせた、22編を収録。


☆「鹿の王 上・下」(角川書店))¥1.728 2014年9月25日発売予定 

 作家デビュー25周年&待望の書き下ろし長編作品

・内容紹介(Amazonより引用)

(上巻)
 強大な帝国から故郷を守るため、死兵となった戦士団<独角>。その頭であったヴァンは、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。 その隙に逃げ出したヴァンは幼い少女を拾うが!?

(下巻)
 何者かに攫われたユナを追うヴァン。同じ頃、医術師ホッサルは移住民に広がる謎の病の治療法を探していた。ヴァンとホッサル。ふたりの男たちが愛する人々、この地に生きる人々を守るため、選んだ道は――!?

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