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ユッシ・エーズラ・オールスン 特捜部Qシリーズ第一作 『檻の中の女』が映画化 公開まぢか

2015年01月24日 22時08分39秒 | 
 このシリーズは大好きなんですが、震災以降しんどい描写を読むのにどうにも心が向かなくて、四作目の『カルテ番号64』は読めずにいます。なのに、もう第一作が映画化ですって(凹)いやもう私は全然観れる気がしませんが、皆さんにオススメしたい気持ちは120%であります。

ちょっと話それるんですが、どんなに凄い映像でも、「臭い」だけは伝えられませんよね。震災当時は一か月以上お風呂にはいるどころか、顔すら洗わずにいた私たち多くの被災民は、それはそれは臭かっただろうと思うんです。なので、実際一か所に閉じ込められた人の辛さとか苦しさを、すごくリアルに感じられるようになってしまい、創作ではあるんですが、こういった作品を読んだり観たりする心の余裕が無くなってしまいました。

でも、この原作シリーズはとても読み応えのある作品なので、アンテナにぴぴっとこられた方は、ぜひご一読下さい。


★「翻訳ミステリー大賞シンジケート / Film 15『特捜部Q 檻の中の女』(執筆者・三橋曉)」
( http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20150122/1421883084 )より引用

 同題の原作はデンマークの作家ユッシ・エーズラ・オールスンの警察小説〈特捜部Q〉の第一作で、シリーズはこれまでの5作すべてが翻訳紹介されており、新生ポケミスのドル箱ともいうべき人気を誇っている。

〈特捜部Q〉は、コペンハーゲン警察に新設された重要な未解決事件を専門に扱う部署で、優秀だが、はみだし者の主人公カール・マーク警部補を隔離するように作られたという設定は、原作からほとんど変更ない。(さらに原作では政治的な事情等も描かれているが)そんな周囲の思惑をよそに、たった一人の部下で人懐こいシリア人のアサドとともに、主人公は過去の難事件をとことん追いかけていく。

第二弾の『キジ殺し』はすでに映画化され、昨秋デンマーク本国で公開されている。さらに3作目の『Pからのメッセージ』も現在準備中だそうだが、2作目からは二人目のアシスタントであるローセ(ヨハネ・ルイート・スミセが演じる)も仲間入りするというから、ますます賑やかな展開となりそうだ。

『特捜部Q 檻の中の女』はヒューマントラストシネマ渋谷で1月24日より公開予定。遅れて陽春の頃にシネ・リーブル梅田でも公開が予定されている。

■公式サイト http://www.tokusoubuq.jp/

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<余白>

 おかげ様で、実家の父はぐっと体調が安定しまして、このままいけば来週の末に、骨折した部分にプレートをいれる手術を受けられそうです。

先日、父の担当の看護婦さん&ケア・マネージャーさんと、手術後のリハビリの相談があると呼ばれて病院へ行けば、知らないうちに(私だけ)一族郎党集まって(父からみて→妻&長女、妹&姪、弟の総勢5人)の会議みたいになって、内心看護師さんたちにはどん引きされてるんだろうなぁと苦笑しました。実際はなんにも現状が変化していなくて、ぶわぁーーーーっと暴れたいor好きなようにすればいいさorぐずぐずと未来の事を考えてしまう・・・が、ぐるぐると頭の中で、まわっています。

いったいなにがベストなんでしょうね。そのつど自分をぶっ壊して作り変えて対応してきて、これからもきっとそうやって過ごして行くしかないんでしょうけれども、くたびれるなぁ。



 今日は、次男の卒業式用のスーツを某紳士服店に買いに行きました。AB-4のジャケットがぴったりだったんですが、スラックスのお尻が窮屈なので、AB-5に変更して袖つめ&裾上げをお願いしてきました。次はオーダーで良いのを作ってあげよう。


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