西尾 維新×人気漫画家９人 「大斬」

　最初にＷＪで告知を読んだ時は、こんな凄い企画をよくも通したもんだなぁと感心したものです。作家・西尾 維新さんの９本の短編小説を、それぞれ９人の漫画家さんたちが漫画化するという、めっちゃゴージャスな企画「大斬 オオギリ」。ＷＪ/ＳＱ./ＹＪ/別マの各雑誌に掲載済みの作品が、順次「となりのヤングジャンプ」と「少年ジャンプ＋」で公開されています。

★「となりのヤングジャンプ」（ http://tonarinoyj.jp/manga/nisioisin/ ）


★「少年ジャンプ＋」（ http://plus.shonenjump.com/rensai_detail.html?item_cd=SHSA_JP01PLUS00000849_57 ）


＊ 今日現在公開中の作品→暁月 あきら「箱入り娘」、小畑 健「ＲＫＤ－ＥＫ９」。それぞれ公開期限があるので、お気をつけ下さい。

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毎週買っているＷＪに掲載された三作品は読んだんですが、まさか全作品を追える訳もなく、特に読みたかった中村 光（by「聖☆おにいさん」の作家）の作品を読めなかったので、コミック化を待てない気の短い私には嬉しいです。（この「大斬」九作品は、四月にコミック化予定）

西尾さんの小説は、実は私はさっぱり読めないんですが（汗）こうやって漫画化されたのを読むと、その言葉遊びの巧さに、なるほど人気がある作家さんだなぁと思います。（我が家では、次男に西尾さんの小説が大ヒット中で、黙々と全作品制覇を目指しています）

ＷＪに連載された、西尾さん×暁月さんの『めだかボックス』が面白かったので、当初は暁月さんがダントツかな？と思っていたんですが、中山 敦支さんと小畑 健さんの作品が（私の中では）目が覚めるような面白さでした。特に中山さんは作品を未読なので（すみません）そうくるか！という予想外の作画が面白かったです。あ～、かえすがえすも中村 光さんのお話を読みはぐったのが悔しい！はやく公開にならないかなぁ。

島田 荘司 『御手洗潔』シリーズ 遂にＴＶドラマ化。

　島田 荘司さんの『御手洗潔シリーズ』が、ＴＶドラマ化されると知ってびっくり！このシリーズ作品だけは、島田さんが映像不許可だと、ずっといろんなところで書いておられたので、キャストがよっぽど納得いったんだろうなぁと更にぐぐったら、御手洗さん役→玉木 宏さんで、石岡さん役→堂本 光一君でした、へええええ～

★「とれたてフジテレビ / 土曜プレミアム　天才探偵ミタライ～難解事件ファイル」
（ http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2015/i/150125-i012.html ）

原作は、随分と前に読んだきりなので、御手洗さんってばそんなイメージだったかなぁ？と思いつつ、ちょっと島田さんのツイッターを読んだら、さすがは作家さん！と唸らされた描写で、役者さんお二人の印象が書かれていました。

☆「島田 荘司 @S_S_Kingdom」より引用

1月26日

　後日成城の国際放映STに行き、セットを見せてもらう。廊下でぼんやりしていたら、目の前に背の高い男がやってきて最敬礼。筋肉の付き方が完璧で、マネキン人形かと疑う。さらにぼうとしていたら、今度は少し小柄な男性が何度もぺこぺこと頭を下げてくれ、誰かと顔を上げたら、それが堂本さんだった。

　堂本さんの印象は、色が白く、眼鼻立ちが異様に黒々として、くっきりと清潔そうな感じ。なんともいえない香気というか、色気があった。2人とも美しく、やはり常人とは違うものだなと感じた。御手洗の部屋はものすごく凝っていて、脳の模型や天球儀、部屋の角には、ギリシャ神殿風の銀の柱が立っていた。

　その後雅叙園にランチに行き、御手洗の自室は『のだめ』の大道具の人の力作と彼から聞いた。帰り際、トイレは何処でしょうねと言ったら、あトイレですか、と玉木氏が探しに行こうとするので、いやいやあなたが探してうろうろしたら大変ですと言って、自分で探した。そんなふうに、彼は大変いい人だった。

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玉木さんは、私の脳内では『のだめカンタービレ』の千秋先輩が、やはりまだドーンと強くあるんですが、ドラマ『鹿男あをによし』の主人公もイメージばっちりで記憶に残っています。玉木さんなら、あのめんどくさい（笑）御手洗さんを巧く演じてくれるかも？と期待したくなってきました。

ドラマの放送は、３月７日（土）の午後９：００～１１：１０。まずは、録画予約をしておこう。