What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

「本の雑誌 9月号」 嬉しい新刊ニュース発見♪

2012年09月18日 16時09分42秒 | 
 三浦しをんさんの新刊と、『本の雑誌 9月号』を図書館から借りてきて、ウキウキと読んでいたら、これは知らんかったー!と絶叫したくなる新刊ニュースを発見。

○ ユッシ・エーズラ・オールスン 『特捜部Q Pからのメッセージ』(早川ミステリ)

 デンマークの警察小説連作の第三弾。北欧五か国の優れたミステリーに贈られる「ガラスの鍵」賞受賞作。

このシリーズ大好きなんですよ~。一作目、二作目と、どんどん面白く&重く&読み応えの増してきたシリーズに、いよいよ三作目がきました♪さっそく図書館に予約入れます。


それと、アニメ『銀河へキックオフ』の原作者、川端 裕人さんの新作が面白そう。

○ 川端 裕人 『雲の王』 (集英社)

 史上初の本格的気象SF。『MM9』的なハードSF要素+”空の一族”をめぐる『光の帝国』的な伝奇SFの融合作。

図書館に入るかな?とりあえず長男にはメールしておこう。




 今月号を読んでいて、私だけじゃなかったんだ!と膝を打った一文。


>とことこブックデザイン 「恐ろしくも素晴らしい杉本カバー」より引用

 幼い頃、父の部屋の本棚が怖かった。そこに入っていた一冊のカバー絵が恐ろしく、見たとたん、さっと目を逸らし、頭の中からその絵を消し去ろうと懸命に別の事を考えたものだ。幼い私をそんなに怖がらせたのは、横溝 正史の『犬神家の一族』。杉本 一文氏が手がけたカバーは、緻密に描き込まれた絵が禍々しく、真紅で刷られた背景の赤さが、なお一層、恐ろしさを増幅させている・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まんま私です!(苦笑)私も古書店で見かけるたびにぶるぶるし、義姉の残していった本たちのなかにこのシリーズがごっそりあった時は、うん、嬉しかったけど、これとずっと暮らすんかいっ!とちょっとどきどきしました。

デザインが変更されてしまい、ブック○フやツ○ヤでも、あまり見かけなくなった怖~い表紙絵ですが、横溝作品+表紙絵&挿絵の効果は、稀見る傑作だと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 強風! | トップ | 三浦 しをん 『お友達からお... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事