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WJ44号 テニプリ 仁王VS不二が手塚VS不二になっちゃった展開について。

2007年10月02日 11時46分45秒 | 漫画
 いやぁ、面白いと思ってしまいましたよ。

 昨日発売のWJ掲載の「テニプリ」なんですが、少なくとも私が通い始めて五年以上経っているサイトさん方(イワユル青学+手塚さんLOVEサイトさんで、同人も出しておられる有名どころです)複数で、軒並み仁王君が手塚さんの真似をして不二君と戦う事になった展開に大ブーイングでした。

「手塚さんの技は、あんなに直ぐ真似されるようなモノじゃない!」
「(越前君が幸村さんとあたる為には、不二君が勝たねばならないので)手塚さんを真似している仁王君が負けるって事は、手塚さんも負けるって事じゃん」
「仁王君と不二君のまっとうな試合を描けばいいじゃないか」等々。

単純に手塚さんVS不二君が見れてラッキー♪と思っていた私とは、愛情の深さが違うなぁ~と感心しました。

 というか、やっぱり「手塚最強」というのが、越前君(みんな忘れてない?主人公ですよ)の強さを引き出す、あるいは憧れる高い望みにいる人という大前提で、ずーっとお話が成り立ってきているので、ここでいきなり立海が如何に強大なライバルであるかを強調するあまり、昔からのファンとしては納得出来ない展開になっているのですよ。

 先の読めないミラクルな展開が、最近の作者さんの味になってますが、それにしても屋台骨の設定を覆すような話になってくると、うーん、確かに作品全編を通しての完成度は下がってしまいますね。「最終回をどうやって迎えるか」というのが、今の作者さんの頭を相当悩ませていると憶測しているのですが(初めての体験なんですね)そこへ向かう為に暴走し過ぎて、今まで積み上げてきたお話が破綻してしまったら、元も子も無いでしょうにね。

 以前、某漫画賞の対象作品が「連載中の作品も化」だった事に異議が上がっていたのが、今になってようよう理解出来ました。やはり完結して全編とおしてのクオリティを評価してなんぼなんですね。

 それにしても「テニプリ」ってそんなに語るほどの作品か?とお思いの方はスルーで(笑)少なくとも、情熱を持って萌え目線&腐れ目線で連載開始時から読み続けている、テニプリファンがここに一名生息しております。


 
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3 コメント

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腐れファンその (月子)
2007-10-02 23:13:59
皆さん厳しいですね~。
こういう感想見ると、私、うわべだけで見てるのかな~と思ってしまいますね。まあ否定はしませんが(笑)

とりあえず、すずさんが上げられたサイトさんの感想に対しての感想としては、仁王と不二のまっとうな試合を描けばいいとは思いますが、手塚の技は既に樺地によってマネされているし、所詮マネであって、いくら仁王が負けても手塚が負けるということではないと思います。

ただ手塚が真田に負けた時点で当初の設定を壊しているような気はしますね。サプライズのしすぎで収拾が付かなくなっているように感じます。
こう終わるのか~とファンが感心するような終わり方ができるといいんですけど…。大丈夫かな…。
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…アップされちゃった… (月子)
2007-10-02 23:19:22
「腐れファン その2」って入れようとしたんです…。すみません…
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「終わり方」って難しいですね (すず)
2007-10-03 08:16:27
>月子様

 あ、タイトルはお気になさらずに、私もしょっちゅうミスってますから(笑)

 ここまで来たら、みんなが納得するような終わり方を期待しますよね。ただ、あの作者さんですし(爆)ま、冗談はさておき、どんなに盛り上がった漫画でも「あんまりだ~(涙)」とか、「あの終わり方はない(怒)」とか、最悪「途方も無い場面での打ち切り(恐)」とかありますよね。読者としては、数少ない「幸せな終わり」望むばかりです。
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