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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

小野 不由美『十二国記 白銀の墟 玄の月』一巻&二巻(新潮文庫)感想

2019年10月17日 16時07分03秒 | 

 結局、三巻&四巻の発売を待ちきれず、一巻&二巻を読破!『十二国記』の世界を久々に堪能しました~。

読後感想は、”泰麒の手をとって「よくぞ戴国にお帰り下さいました」とひれ伏したい”に尽きます。 

一巻&二巻では、いまだ驍宗の生死は明かされず、阿選の本意も書かれずじまいです。まぁ、そうだよね~と読む前に予想していたので、がっかりはしませんでしたが。

麒麟が、泰麒が戴国へ戻られたと喜ぶ皆さんの、これまで辛い暮らしを耐えてきた想いが、胸に刺さるようでした。偶然にも、こちらは朝晩の冷えこみが始まる季節となり、作中の厳しい冬の訪れに震える戴国の皆さんの気持ちが、手に取るように感じられました。

 

11月9日発売予定の三巻&四巻を、楽しみに待ちたいと思います。

 

 


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