もう今日しかない!と行ってまいりました。会社休んで(ダメ社会人)。
牡丹燈籠のみの幕見ですが、発売開始50分前に着いたら既に90番台であった。
【怪談 牡丹燈籠】
感想としましては、シネマ歌舞伎の方がずっと好き^^;ではございましたが、夏の夜の怪談噺、虫の音や照明やセットの美しさも含め、気軽に楽しめました♪
玉さまのお峰の声のトーンが大好きっ
「人間って何が幸せで何が不幸せかわからないものだねぇ」は、今回もホロリ。。。玉さまのお峰ほんと好きだなぁ。チュウチュウタコカイナ(リフレイン&フェードアウト)
ただ中車さんに合わせてか、シネマ歌舞伎よりは全体的に抑え目演技でした。
中車さんの伴蔵
全く悪くはなかったのですけど、もっともっとできるはずの役者さんだとも思う。歌舞伎ってやっぱり難しいのかなぁ、と中車さんの歌舞伎を観るたびに純粋に歯がゆく思うのである(好きな俳優さんだけに)。なんというか、一つ一つの動作が美しくキマっていないといいますか。玉さまとの掛け合いも期待ほどではなく。。
でも「一緒に寝ようぜぇ~」場面はなぜかニザ玉コンビよりもエロく見え、これは満足笑。金持ちになった後の惚れ惚れするチャラ男ぶりはニザさまの圧勝でしたけれども。
あと最後の伴蔵の「お峰を殺したのは幽霊じゃない、俺の弱さだ」的な説明台詞は不要だと思いまするー。
歌女之丞さんのお六、吉弥さんのお米、 春猿さんのお国 、よかったです。特に春猿さんのお国はシネマ歌舞伎バージョン(お国のエピソードがしっかり出るバージョン)で観たかった。
海老蔵の馬子久蔵、猿之助の円朝も、なかなかでございました。海老蔵ってこういうアホ面な役を意外とイヤミなく(あざとさなく)やるなぁといつも感心する。彼の魅力のひとつだと思う。
以上、楽しめたことは楽しめたのですけど・・・
ホタル、見たかった。。。。。。。。。。。