自分のブログを振り返っていたらこんな動画が出てきたので。
2015年の正月にあげた記事より。
なぜか私はいつも5年おきくらいに筑紫さんの記事をあげているのだな。
筑紫さんが亡くなってもう11年が過ぎたんですね。
でも、まだ11年なのか、という感覚の方が強いです。
たった11年で日本も国民もメディアも随分変わってしまったような気がする。
と後ろ向きなことばかり言っていたら筑紫さんに怒られてしまいますね。
「論」も愉し
近ごろ「論」が浅くなっていると思いませんか。
その良し悪し、是非、正しいか違っているかを問う前に。
そうやってひとつの「論」の専制が起きる時、
失なわれるのは自由の気風。
そうならないために、もっと「論」を愉しみませんか。
二〇〇八年夏 筑紫哲也
(Web多事争論 公開に寄せて)
最後の多事争論(2008年7月5日)
先日の谷川俊太郎さんの『みみをすます』(1982年初出)のなかの下記の部分にも通じるものがあると思います。
(ひとつのおとに
ひとつのこえに
みみをすますことが
もうひとつのおとに
もうひとつのこえに
みみをふさぐことに
ならないように)
2020年がよい年になりますように!
私は今から年末大掃除をします(今から?)