9月17日(金)
花菜の前夜祭を終え、無事に誕生日を迎えられた喜びと少し肩の荷が下りた気分になっていた朝。一本の電話。「いけね!大島の蜂駆除の依頼主だ・・・」
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準備をし、大島へ。立岩と呼ばれる場所へ。
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この家。換気口が見えるでしょ。あそこ^^
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巣枠の準備も整えて。慌しく道具を運ぶ。
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自宅の倉庫にこんな道具がある自分に違和感を感じ(大笑)始める。
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5分もあれば、ここまで出来る^^だが、辺り一帯は蜂だらけ。依頼主も遠くで作業を見つめる。それにしてもデカイ!一ヶ月遅らせたのでさらに大きくなってる。
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ブロアの風で蜂を寄せながら巣を切り取っていく。和蜂は扱いやすい^^
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半分でこの量!遅らせた理由は貯蜜を増やす為なんだ。夏過ぎのこの時期が採蜜の一般的な季節。
育児圏を見つけ、巣枠に固定していく。この育児圏があるだけで逃亡率は半減する。らしい^^
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8割がたの巣を取り除き、デジカメで中を撮影。
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こりゃすごい!蜂だけの量でサッカーボールくらいあるかな?右の固まりは全部、蜂^^
依頼主のおばちゃんに“今日の事にならないから明日出直してきますよ”と告げ、帰宅。翌日に逃げてしまうかもしれないが、群が大きすぎて手に負えん(笑)この辺りで捕獲意欲は薄れていた。
花菜の誕生日に何やってんだろ・・・
9月18日(土)AM8時。大島に出発。
エビ部屋の吊り下げ照明を置き、鏡を片手に吸引開始。さすがボルティス!明るさがすばらしい(大笑)
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蜂はまだいる。驚いたのが、一晩の間で巣の修復を開始していたのは正直驚いた。なんたる強群!
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どんどん吸い取っていく。
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このまま1時間作業を続ける。。。が、一向に群が減らない(笑)相当数の蜂を捕獲したので一回持って帰ろうかな?と思い、おばちゃんに「こりゃ、半端ないよ^^どうしよっか?」と話してた。休憩ついでにパパ(蜂司令塔)の正体を探る。地元の県議か市会議員だったかも?との情報。そうなんだ^^ジュースを頂きまた出直しか?と思った矢先、
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換気口から煙が舞ったように蜂の大群が飛び始めた!
「おばちゃん!チョッとあぶないよ」
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残った蜂全部が空に舞い、“蜂雲”と呼ばれる状態に。地響きのような“ブ~ン”の音。感動もんです(僕だけ?)
蜂球を近くに作らせるためホースで水をまく。ゆっくりと蜂球は移動し僕は歩いて付いていく。
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そのまま下の畑へ。
「おっちゃん、危ないから避けててくれる?」作業中のおじさんもビックリ^^
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畑の片隅のこの木に集まるな・・・梅か?グミか?
予想通りに蜂球。って事は先ほどの吸引した箱には女王蜂は居ないとわかったので蜂球の近くで開放。合流し、さらに大きくなる。
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蜂球になった事で勝算が出てきた^^これを分蜂のように確保すれば捕獲できる!
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経験とはすばらしい物でドンドン蜂が入っていくのが分かる。もらった!と心で叫ぶ^^
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現実は厳しく、そう甘くなかった。群が大きすぎて入らない。
「あの・・溢れてるんですけど・・・」ここまで大きいと笑うしかない^^そうだよな、分蜂ならこの半分だもん。そりゃ無理だ!
ここで問題がもう1つ。収容できないくらいの蜂なので簡易的な扇風機では熱がこもり死んでしまう。でも他に対策がないので帰路を急ぐ。
40分かけて帰宅。ドキドキしながら開けてみる。
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あちゃ~やっぱり!熱死60%ヨタヨタ20%ブンブン20%。こりゃ駄目だろうな。問題は生きてる蜂の中に女王蜂がいるかどうか。女王蜂は中枢に隠れることが多いのでまず窒息だな。。
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様子を見るしか出来ないのでこのまま。
9月19日PM1時
今回は蜂捕獲はさほど考えていない。メインは“蜂蜜”採取した巣蜜に寄ってきている蜜蜂をブロアで吹き飛ばす。
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それを1時間かけて状態の良い部分だけをより分ける。幼虫ナッシング!
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よ~し、みんな手を洗って来い!始めるぞ~
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花菜、お前がなんでそんなに喜んでるんだよ・・・家族で食べる蜂蜜だから手で良いや!
食品扱ってる人は知ってるだろうが、水分が20%以下になると細菌等の繁殖がなくなるので保存的には問題ない。(販売となると色々とあるけどね)
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あぁぁぁぁ・・・お前は触るなぁぁぁぁ・・・
「花菜ちゃんもやるの・・」
「いいよ、やんなくて・・・・」
しょうがないのでヤリタガリ子豚に巣蜜を。
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あぁぁぁ勿体無いな・・・すごく貴重なんだぞ・・
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舐めるんかい!もう、好きにしてくれ・・
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大雑把に絞ったけど3リットル以上の蜂蜜とタッパの巣蜜。上出来だよ^^パパが頑張っただけあるな!蜜の色が濃いでしょ、この時期の蜜は糖度も高く美味しいんだよ。
使ったボールなどに付いた蜂蜜に水を入れるだけでジュースになるんだ。洋蜂の蜂蜜と違って水で割っただけで、ほのかな酸味と甘みで癖のないジュースとなる。
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お前はどんだけ飲むんだ・・
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翌日の蜂群。活性はいいが纏まりがないので女王不在であろう。
どっぷりと蜜蜂生活にはまり込んだが、戸惑いはなく我が家にあった趣味の1つとして大切にしたい物です。大々的ではなく一家に1群。こんな生活も良いですよ^^
あ、アドバイスは出来ますが蜂群や巣箱の販売はしていません。手間がかかりすぎて売るどうこうの問題ではありません。我が家の許容範囲を超えれば蜂群は譲りますが、その前に規模拡大しそうなんで・・・
みなさんも和蜂の蜂蜜を味わってみてください。ハマりますよ^^
花菜の前夜祭を終え、無事に誕生日を迎えられた喜びと少し肩の荷が下りた気分になっていた朝。一本の電話。「いけね!大島の蜂駆除の依頼主だ・・・」
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準備をし、大島へ。立岩と呼ばれる場所へ。
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この家。換気口が見えるでしょ。あそこ^^
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巣枠の準備も整えて。慌しく道具を運ぶ。
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自宅の倉庫にこんな道具がある自分に違和感を感じ(大笑)始める。
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5分もあれば、ここまで出来る^^だが、辺り一帯は蜂だらけ。依頼主も遠くで作業を見つめる。それにしてもデカイ!一ヶ月遅らせたのでさらに大きくなってる。
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ブロアの風で蜂を寄せながら巣を切り取っていく。和蜂は扱いやすい^^
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半分でこの量!遅らせた理由は貯蜜を増やす為なんだ。夏過ぎのこの時期が採蜜の一般的な季節。
育児圏を見つけ、巣枠に固定していく。この育児圏があるだけで逃亡率は半減する。らしい^^
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8割がたの巣を取り除き、デジカメで中を撮影。
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こりゃすごい!蜂だけの量でサッカーボールくらいあるかな?右の固まりは全部、蜂^^
依頼主のおばちゃんに“今日の事にならないから明日出直してきますよ”と告げ、帰宅。翌日に逃げてしまうかもしれないが、群が大きすぎて手に負えん(笑)この辺りで捕獲意欲は薄れていた。
花菜の誕生日に何やってんだろ・・・
9月18日(土)AM8時。大島に出発。
エビ部屋の吊り下げ照明を置き、鏡を片手に吸引開始。さすがボルティス!明るさがすばらしい(大笑)
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蜂はまだいる。驚いたのが、一晩の間で巣の修復を開始していたのは正直驚いた。なんたる強群!
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どんどん吸い取っていく。
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このまま1時間作業を続ける。。。が、一向に群が減らない(笑)相当数の蜂を捕獲したので一回持って帰ろうかな?と思い、おばちゃんに「こりゃ、半端ないよ^^どうしよっか?」と話してた。休憩ついでにパパ(蜂司令塔)の正体を探る。地元の県議か市会議員だったかも?との情報。そうなんだ^^ジュースを頂きまた出直しか?と思った矢先、
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換気口から煙が舞ったように蜂の大群が飛び始めた!
「おばちゃん!チョッとあぶないよ」
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残った蜂全部が空に舞い、“蜂雲”と呼ばれる状態に。地響きのような“ブ~ン”の音。感動もんです(僕だけ?)
蜂球を近くに作らせるためホースで水をまく。ゆっくりと蜂球は移動し僕は歩いて付いていく。
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そのまま下の畑へ。
「おっちゃん、危ないから避けててくれる?」作業中のおじさんもビックリ^^
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畑の片隅のこの木に集まるな・・・梅か?グミか?
予想通りに蜂球。って事は先ほどの吸引した箱には女王蜂は居ないとわかったので蜂球の近くで開放。合流し、さらに大きくなる。
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蜂球になった事で勝算が出てきた^^これを分蜂のように確保すれば捕獲できる!
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現実は厳しく、そう甘くなかった。群が大きすぎて入らない。
「あの・・溢れてるんですけど・・・」ここまで大きいと笑うしかない^^そうだよな、分蜂ならこの半分だもん。そりゃ無理だ!
ここで問題がもう1つ。収容できないくらいの蜂なので簡易的な扇風機では熱がこもり死んでしまう。でも他に対策がないので帰路を急ぐ。
40分かけて帰宅。ドキドキしながら開けてみる。
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9月19日PM1時
今回は蜂捕獲はさほど考えていない。メインは“蜂蜜”採取した巣蜜に寄ってきている蜜蜂をブロアで吹き飛ばす。
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よ~し、みんな手を洗って来い!始めるぞ~
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花菜、お前がなんでそんなに喜んでるんだよ・・・家族で食べる蜂蜜だから手で良いや!
食品扱ってる人は知ってるだろうが、水分が20%以下になると細菌等の繁殖がなくなるので保存的には問題ない。(販売となると色々とあるけどね)
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あぁぁぁぁ・・・お前は触るなぁぁぁぁ・・・
「花菜ちゃんもやるの・・」
「いいよ、やんなくて・・・・」
しょうがないのでヤリタガリ子豚に巣蜜を。
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舐めるんかい!もう、好きにしてくれ・・
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大雑把に絞ったけど3リットル以上の蜂蜜とタッパの巣蜜。上出来だよ^^パパが頑張っただけあるな!蜜の色が濃いでしょ、この時期の蜜は糖度も高く美味しいんだよ。
使ったボールなどに付いた蜂蜜に水を入れるだけでジュースになるんだ。洋蜂の蜂蜜と違って水で割っただけで、ほのかな酸味と甘みで癖のないジュースとなる。
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お前はどんだけ飲むんだ・・
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翌日の蜂群。活性はいいが纏まりがないので女王不在であろう。
どっぷりと蜜蜂生活にはまり込んだが、戸惑いはなく我が家にあった趣味の1つとして大切にしたい物です。大々的ではなく一家に1群。こんな生活も良いですよ^^
あ、アドバイスは出来ますが蜂群や巣箱の販売はしていません。手間がかかりすぎて売るどうこうの問題ではありません。我が家の許容範囲を超えれば蜂群は譲りますが、その前に規模拡大しそうなんで・・・
みなさんも和蜂の蜂蜜を味わってみてください。ハマりますよ^^