河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-195

2008年05月24日 | Weblog
事業計画書、作成のコツ-9

1. どうしてそれを始めるのか(動機、自己の棚卸ほか)- 続き

自分の棚卸しをしておくのも非常に重要な点である。
いったい何ができるのか、何を持っているか。

しかし、実際にはあまりに少ないので自分がびっくりする!(笑)だろう。

そこが既存企業の新プロジェクトと大きく違う点だ。
企業には既に経営資源が転がっているので、それを前提とした起業とは別物だと考えたほうが早い。

まあ話の順序として棚卸しの項目を教科書的に言えば、
・ 人、モノ、金、情報
などの「経営資源」である。

それらの区分をもっと親切に言うと
・ 人、土地、建物、機械、PC、ソフト、資本、材料、技術、見込客、既存客、本当の人脈(友人)、信頼関係…など.

しかし、口ではこう言えるが、実際のSOHOスタイルでの起業では、

・ 自分、伴侶の理解、PC、ソフト、会社時代の得意先、または勤めていた会社自体をお客様にする(既存客化)、自己資金、親族からの資金提供

などが経営資源となる。
参考にしていただきたい。


さて、そこで私が自己の棚卸の項目で強く言いたいのは次の点だ。

・ 心の棚卸し

これこそが一番重要である。
あなたらしい起業の原点、その心情の事である。
素直な感情表現でもいい。

心の内を紙にぜひ書き留めて大切に保存していただきたい。
それはもし将来、あなたが迷ったときに戻って来るべき大切な場所の確保、という意味合いもある。