【 売れる営業 】実務営業コンサルタント 島田安浩 アクト株式会社代表

「営業紙芝居×顧客LTV最大化」実践講座 
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『 タイムクエスト 』

2008年12月18日 23時34分48秒 | Weblog
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 No220) 『 タイムクエスト 』
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 ■ こんばんわ~!
   島田です。


   皆さんは、TimeQuestと言う本を
   読まれたことがありますか?


   キングベア―出版から99年に出された
   本です。
   著者が、ハイラム・W・スミス
   訳が、黄木信 ジェームス・スキナーです。



 ■ 私は、99年に買って読んで、
   非常に衝撃を受けた本です。


   最近、7つの習慣に続いて、
   このタイムクエストを、出張の友で
   久々に読みました…。


   やっぱり非常に勉強に成りました!
   凄い!って感じです。


   今日は皆さんに、概略を紹介します。
   ぜひ、購入されて読まれることをお勧めします。





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■目次

【1】生産性のピラミッド

【2】リアリティーモデル

【3】道徳的真理

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【1】生産性のピラミッド
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 ■ 生産性のピラミッドが日々の行動を方向付ける。


   生産性のピラミッドとは、


   日課のリスト
     ↑
   中間ステップ
     ↑
   長期目標
     ↑   
    価値観


   と言う、ピラミッド型のモデルに
   沿って日々の行動をしていると言うものです。


   つまり、根底にはその人その人の価値観が
   あって、その価値観に沿って長期目標が出来、
   中間のステップがあって、日々の行動が決定する。


   そんな感じです。



 ■ まずは、自分の価値観を創造します。
   言い換えると自分自身の憲法の作成をします。


   これは、フランクリンの13の徳目
   などが参考に成ります。


   参考にノッケテおきますが、
   非常に硬い感じです!

  
 1.節制:満腹して活動が鈍るほど大食してはならない。
      己を忘れるまで酔うほど飲酒してはならない。

 2.沈黙:他人若しくは自分自身を害するようなことは
      語らないこと。すなわちくだらない話は避けること。

 3.秩序:全ての物事にそのあるべき場所を定め。
      秩序を与えること。それぞれの仕事は
      おのおの時間を定めて処理すること。

 4.決断:当然成すべきことは、あくまでもこれを
      成し遂げる決心をすること。
      一旦、決心したことは挫折しないこと。

 5.倹約:他人若しくは自分自身を益しないことに
      無駄な出費をしては成らない。
      浪費は全て一掃すること。

 6.勤勉:時間を空費しないこと。
      何事にせよ、常に有益なことに時を費やすこと。
      すべて不必要な行動は排除すること。

 7.誠実:有害な詐術を用いないこと。
      物事は悪意なく、正しく考えること。
      語るときは、心にも無いことを語ってはならない。

 8.正義:有害な行いをしたり、利益をはかるべき義務を怠って、
      不正をはたらいてはならない。

 9.中庸:極端に走らないこと。
      当然憤慨するのが当り前だと思われる行為
      に対してさえも、耐え忍ぶこと。

 10.清潔:からだ、衣服若しくは住居は清潔にすること。

 11.平静:ありふれた些細な出来事や、不可避な事件に遭遇して、
       取り乱さないこと。

 12.純潔:みだりに色欲にふけらぬこと。
       性行為は、健康と子孫のために行うべきであり、
       その為に、怠惰虚弱を招いたり、自分や他人の平和、
       名誉を傷付けることは避けなければならない。

 13.謙虚:キリストやソクラテスを見習って謙虚たること。

   

 ■ 上記が有名な、ベンジャミン・フランクリンの
   13の徳目です。


   彼は、22歳の時のこれを作成して、
   その徳目に沿って、生活をしたと言われています。


   彼同様、皆さんも記載されてはいないかも知れませんが、
   みんな個々人で価値観を持っています。


   そして、行動の全ては、その価値観に沿って行われています。
   それをより明確にするために、再度作成して明文化するのです。



 ■ そして、その価値観に沿って日々の行動を
   すると言うものです。


   そうすることで、忘れてしまいがちな重要な事を
   憲法を作成して持ち歩く事で確認できます。


   例えば、


   子供との時間を出来る限り持つ。と言う価値観と

   人脈を広げる為に会食をする。と言う価値観を持っていたと
   します。
   両方とも重要です。


   その場合に、優先順位を付けておきます。
   子供との時間を持つ事が優先順位で上ならば、
   人脈の為の会食よりも子供との時間を選択すれば良いのです!



 ■ そんな事が非常に詳しく、そして沢山の例と共に
   書かれています。




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【2】リアリティーモデル
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 ■ このモデルは、行動とは自分の気持ちを
   反映したものであると言う考えから、
   この思いの窓を入れ替える事で、
   行動を変更できると言うものです。


   心理的欲求
     ↓
   思いの窓
     ↓
   ルール:もし~ならば~
     ↓
   行動パターン
     ↓
   結果
     ↓
   結果のフォードバック


   この流れです。



 ■ 非常に重要な所は、
   思いの窓の入れ替えが出来る事と、
   思いの窓とその人の人格は別であると
   考えている点です。


   それによって、通常パラダイムシフト
   と呼ばれていることは容易に出来ますし、


   本人を否定すること無しに、
   思いの窓だけを否定して、
   交換する事を検討する事が出来ると
   言う点が面白く、そして実用的です。



 ■ 以前に読んで非常に感銘を受けたのは
   覚えていましたが、…
   既に殆んど忘れていました。


   例えば無しで出て来る、
   お話ばかり覚えていました。


   印象に残った事しか、
   記憶には留まらないのですね!



 
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【3】道徳的真理
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 ■ 最後が、道徳的真理に関してです。


   その中で、ルカ伝6章 38節が
   印象的でした。


 ■ 与えなさい。そうすれば、自らも与えられるでしょう。
   人々は溢れんばかりの量の物を、出し惜しみせずに
   あなた方の懐に入れてくれることでしょう。
   彼等はあなた方が用いているその秤で、
   あなた方の心と同じように推し測っているからです。


   相手に与えれば、
   それは倍に成って、
   もっと増えて帰って来ると言う考え方です。


   世の中には、全ての人に分け与えるだけの
   富も食料もあると言う考え方です。


 ■ ただし悲しい事に、分け与える分配の方法が
   出来上がっていないので、
   貧富が有ると言うのです。


   ですから、与える人には帰って来る。
   それが宇宙の法則だと言うのです。


   ここの部分は、まだ良く理解出来ません。
   ノウハウを沢山与えていますが、
   まだ、帰って来た経験が乏しいです!


   たぶん今後経験出来るでしょう。



 ■ 非常に簡単に紹介しましたが、
   ぜひ、読んでみると良いですよ!


   ではまた!!




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         島田 安浩 より
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