【 売れる営業 】実務営業コンサルタント 島田安浩 アクト株式会社代表

「営業紙芝居×顧客LTV最大化」実践講座 
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『 デブは座るパート2 』

2008年12月19日 21時15分30秒 | Weblog
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 No221) 『 デブは座るパート2 』
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 ■ こんばんわ~!
   島田です。


   今日は、新横浜から東京まで
   新幹線通勤?
   しましたが、1,320円でした。


   これは、高いのか?
   それとも安いのか?


   金曜の夕方と言う事で、
   結構混んでいました。



 ■ さて、昨日「タイムクエスト」の
   紹介をしましたが、本日、
   考えさせられる人を見ました。


   その人は、20歳代サラリーマン風男性。
   結構デブです!


   混んだ電車でしたが、席が空いたのを、
   どこで見つけたのか、凄い勢いでその席に
   突っ込んで行って座りました。


   ところが、その人がデブの為に、
   周りは非常に迷惑をしています。


   その時に、その若者は、
   「ワザと」足を広げて、
   両肘で、両隣の人を押しのけて、


   「何か文句あるか!」
   って、言って座ったのです!



 ■ 私は、その列の3人挟んだ所に座って
   いたので、被害は無かったのですが、
   皆さんはそんな行動をする彼を、


   「どのように思われるのでしょうか?」


   1、「ぶっ殺す!」

   2、「連れ出してシバク!」

   3、「サイテ~~~!」

   4、「馬鹿?」

   5、「我儘」

   6、「可哀想」


   などなど、いろんな感想を持たれると思います。



 ■ 私は、「可哀想」と思いました。
   …


   彼の、「思いの窓」には、
   「人に迷惑をかけても自分が良ければ良い」
   と言うものがあるのが見て取れました。


   想像するに、彼の場合は、
   基本的欲求の、
   「愛情」と「自尊心」に歪みを
   きたしているように思えます。


   愛情を受けた事が無いか、愛し方が分からない。


   人に良く思われたい自尊心の欲求が、
   殺人犯や窃盗犯のそれに近く、
   自分を誇示することで、自尊心をひけらかそうと
   しているように思えます。


   非常に可哀想な人間だと思えました。



 ■ 以前の私は「ぶっ殺す!」と思い、
   頭の中で、ケンシロウに成って、
   「お前はすでに死んでいる!」
   と言って、彼の存在を消し飛ばしていた筈です。


   考えるだけでも不愉快なそんな感じです。
   でも、そんな彼も、彼が悪いのでは無く、
   「思いの窓」が悪いと思えば、


   どうにか、窓の変更を指導してあげたくなる
   のが不思議な感じです。



 ■ ところが、どのようにそんな彼に、
   「思いの窓」を変更するように、
   指導すれば良いかが分からないのです。


   「“私は”というメッセージ」で
   相手の行動が変わる。


   と本には載っていますが、
   これは、互いに信頼関係が有る場合に
   使える手法です。


   1、相手に「『私は』困っていることがあるんだけど」
     と言って話しかける。

   2、相手に威圧感を与える事無く、自分の立場から
     その困っている内容を説明する。

   3、その事により自分がどう言う気持ちにさせられて
     いるかを話す。

   4、現実の状況を理解させて変化を促す。


   と言うものです。


 ■ 若しそのままやるとどうなるのでしょうか?


   「君、私は困っていることが有るんだが、
    君が空いた席に後から座って来て足を広げて、
    両腕で回りを押しのけたでしょう。
    それを見て、私は非常に不愉快な気持ちに成った。
    君は、周りのみんながそんなふうに君の事を
    思っていると知ってもその行動を続けるかい?」


   こんなイメージに成りますかね~…。


   どうも、英語の文章訳をした日本語を参考に、
   文章を作成するとオカシナ感じに成りますね!


 
 ■ まあ、そんな話をしてみても、効果的では
   無いように感じます。


   この場合は、どのようにすれば、
   彼は、自分の「思いの窓」を
   入れ替えられるのでしょうか?


   …


   そんな事を考えていたら、
   駅に着いて、下車する時間に成って
   その彼を見たら、


   一生懸命に携帯でメールを
   どこかに送っていました…。



 ■ 「おまえは、そのままで居れば~」


   彼の為に、考えた自分が、
   チョットバカバカしく思えたような、
   そんな気持ちに成ったのは?

   
   「なぜ?」だったのでしょうか。


   まだまだ、勉強不足ですね~!


   以上です。



   ではまた!!




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         島田 安浩 より
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