んー、なんか非常に残念。
>はてなブックマーク - 問題を先送りする医学 - レジデント初期研修用資料
これって、教訓みたなものが得られてないのな。
待ったらどうなるかって、そりゃあ時々訴えられる事態を生ずるんじゃないのかね。
加古川事件もそうだし、あの奈良の1件もそうだ。
待つ、というのを意図しようとせざると、「自分の病院」にいたままで(わざと待っていたとは限らないけど)時間が経過してしまえば、大問題となったり訴えられたりする、ということなんじゃないのかな。
これが、他に病院のない離島のような環境なのであれば、「翌朝に船が出せるまで待つしかない」という限定された状況になるが、そういうことは滅多にないわけで。待てるかどうか、の判断は、医師に委ねられるわけで、その判断に過失があれば、それは問題になるに決まっている。
こう言ってはナンだが、医師の「できない方」に合わせてくれないと困る、みたいな言い分って、おかしいような気がするけど。
できないのを許してくれないと、できる医師がいるというだけで、「できない医師たち」が困り果ててしまう、みたいなことなんですかね。そういう主張ではないのかもしれないが、できる人たちもできない人間に合わせて「あんまりやらないでくれ」みたいな話にしか聞こえないんですよね。
神奈川の例って、一体どういう話だったのかは知らないけど、救急受け入れだけの話なんですかね?
病院の稼ぎの大半は、普通の外来とか入院とかなんじゃないかと思うけど、救急の受け入れが24時間いつでもOKというだけで圧倒的有利に立てるかな?
それまでの各医療機関が築いてきた「患者との信頼関係」とかって、大義名分はどこへ行ったのかな、って話。
提供される医療の質とかサービスに圧倒的開きでもない限り、新参医療者が既存施設を殲滅できるかな?
救急をやってない小規模施設とかで、外来だけでもやってるところは多数あると思うけど。いい先生、というだけで、外来だけでもやっていける、ということですよ。それが倒産ということであると、それは、単に救急の受け入れ云々という問題なんかじゃないのではないのかな?そんなことだけで、本当に潰れるところまで行きますかね?もっと、医療の根本的な部分で、一般的に言う「いい先生」とか「上手なお医者さん」とか、そういう患者側の評価というのが、圧倒的に差があったとしか思えないのだけど。それとも、医療水準とかには無関係に、資金にものをいわせて、広告戦略とかマーケティング的な部分で完璧に敗北とか、そういうことなのかな。
医師といっても、ピンキリなのは当然で、「できない医師」に合わせてシステムを構築してくれ、というのは、簡単に賛同できるものではない、というのが個人的感想。むしろ、できるようになってくれた方がよい、ということである。そして、できる人間を多くした方がよい、というのも当然ということになる。
たとえば、挿管もできない医師を当直にしておくという方が問題だ、というので、そういう研修方向に変わったはずでしょう。これを「できない方に合わせてくれ」ということでは、水準の向上は望めないということなのでは。
待ってもいいかどうか、なんてのを、内科の疾患なのであれば内科Drが診断すればいいだけで、救急もヘチマも関係ないと思うけど。内科Drが自分の領域外の判断に苦慮して結論が出せない、というならそうですか、とは思うが、それは他の多くの内科医に尋ねても「答えは出せない、判断は分かれる、一定の回答が得られない」みたいなことでしかない。自分の専門である内科医には判らない疾患(状態)である、というのなら、待てるかどうかの判断なんて当てにならないのだから、待てばそれ相応のリスクを負うことになるだろう、ということくらいは想像がつくのではないかな。判断の正確さ?(適確さ?)が救急だから優れるということでもないと思うし、内科医は診断する仕事なんだからそもそもは専門のはずだろう、とは思う。
待ってもいいという判断が正しいなら、「寝てて待っていてもいいですよ」、で、別にいいんじゃないのかな、とは思うけど。素人考えで申し訳ないんですが。
そういう話ではない、ということなのかもしれませんが。
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これって、教訓みたなものが得られてないのな。
待ったらどうなるかって、そりゃあ時々訴えられる事態を生ずるんじゃないのかね。
加古川事件もそうだし、あの奈良の1件もそうだ。
待つ、というのを意図しようとせざると、「自分の病院」にいたままで(わざと待っていたとは限らないけど)時間が経過してしまえば、大問題となったり訴えられたりする、ということなんじゃないのかな。
これが、他に病院のない離島のような環境なのであれば、「翌朝に船が出せるまで待つしかない」という限定された状況になるが、そういうことは滅多にないわけで。待てるかどうか、の判断は、医師に委ねられるわけで、その判断に過失があれば、それは問題になるに決まっている。
こう言ってはナンだが、医師の「できない方」に合わせてくれないと困る、みたいな言い分って、おかしいような気がするけど。
できないのを許してくれないと、できる医師がいるというだけで、「できない医師たち」が困り果ててしまう、みたいなことなんですかね。そういう主張ではないのかもしれないが、できる人たちもできない人間に合わせて「あんまりやらないでくれ」みたいな話にしか聞こえないんですよね。
神奈川の例って、一体どういう話だったのかは知らないけど、救急受け入れだけの話なんですかね?
病院の稼ぎの大半は、普通の外来とか入院とかなんじゃないかと思うけど、救急の受け入れが24時間いつでもOKというだけで圧倒的有利に立てるかな?
それまでの各医療機関が築いてきた「患者との信頼関係」とかって、大義名分はどこへ行ったのかな、って話。
提供される医療の質とかサービスに圧倒的開きでもない限り、新参医療者が既存施設を殲滅できるかな?
救急をやってない小規模施設とかで、外来だけでもやってるところは多数あると思うけど。いい先生、というだけで、外来だけでもやっていける、ということですよ。それが倒産ということであると、それは、単に救急の受け入れ云々という問題なんかじゃないのではないのかな?そんなことだけで、本当に潰れるところまで行きますかね?もっと、医療の根本的な部分で、一般的に言う「いい先生」とか「上手なお医者さん」とか、そういう患者側の評価というのが、圧倒的に差があったとしか思えないのだけど。それとも、医療水準とかには無関係に、資金にものをいわせて、広告戦略とかマーケティング的な部分で完璧に敗北とか、そういうことなのかな。
医師といっても、ピンキリなのは当然で、「できない医師」に合わせてシステムを構築してくれ、というのは、簡単に賛同できるものではない、というのが個人的感想。むしろ、できるようになってくれた方がよい、ということである。そして、できる人間を多くした方がよい、というのも当然ということになる。
たとえば、挿管もできない医師を当直にしておくという方が問題だ、というので、そういう研修方向に変わったはずでしょう。これを「できない方に合わせてくれ」ということでは、水準の向上は望めないということなのでは。
待ってもいいかどうか、なんてのを、内科の疾患なのであれば内科Drが診断すればいいだけで、救急もヘチマも関係ないと思うけど。内科Drが自分の領域外の判断に苦慮して結論が出せない、というならそうですか、とは思うが、それは他の多くの内科医に尋ねても「答えは出せない、判断は分かれる、一定の回答が得られない」みたいなことでしかない。自分の専門である内科医には判らない疾患(状態)である、というのなら、待てるかどうかの判断なんて当てにならないのだから、待てばそれ相応のリスクを負うことになるだろう、ということくらいは想像がつくのではないかな。判断の正確さ?(適確さ?)が救急だから優れるということでもないと思うし、内科医は診断する仕事なんだからそもそもは専門のはずだろう、とは思う。
待ってもいいという判断が正しいなら、「寝てて待っていてもいいですよ」、で、別にいいんじゃないのかな、とは思うけど。素人考えで申し訳ないんですが。
そういう話ではない、ということなのかもしれませんが。