いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

うちのステレオ

2010年04月22日 12時54分41秒 | 俺のそれ
現在我が家で使用しているステレオは、かなり古い。カセットデッキには、2つ付いているダブル・カセット方式なんだよ(笑)。当時には、そういうのが主流だった。既に廃れてしまった「DAT」の接続可能なアンプなので、CDとDATの切り替えボタンが付いているのである。今はなき「Technics」というメーカーのステレオなのだ。

確か購入して少し後に、松下に買収され、統一ブランドとして「Panasonic」に切り替わっていったんじゃなかったかな。大体、20年以上前の製品だと思う。学生時代のバイト代で、月賦で購入できたんだよね。そう思うと、昔って恵まれていたのかもしれない。価格は15万円くらいのものだったように思う。スピーカーとか本体とかは、最近のミニコンポのようなものと比べると、かなり大きい。


どうして未だに使用しているかといえば、故障しないから、である。過去に一度修理に出したことがあるが、それはCDプレーヤーの回転部分のモーターが壊れた為であった。演奏中に、誤ってメインスイッチを切ってしまったら、動かなくなってしまったんじゃなかったかな(妻か子供が誤った操作をした)。それで修理に出したのが、確か9年程度前くらいじゃなかったかな。その当時には、修理部品が運よく残されていたのだろう。だから、直ぐに復活したのだった。結局、我が家のステレオの修理は、この1度きりなのだ。


それくらい、壊れない、というものだったのに、最近の電化製品の故障の多さには参ってしまう。当たりが良かった、とか、ただの偶然なのかもしれないが。
特に、パソコンとか、HDDの記録装置関係、そういうのは、よく壊れる。
今年購入したパソコンなんて、1週間も経たないうちにメインスイッチがイカれて電源が入らない、ということさえあった。バックアップ用の外付けHDDとかも、5年と持たずに壊れたし。昨年購入したテレビのレコーダーも、購入後僅か数か月で故障。

やたらと壊れるんですよ、本当に。
同じ分野の製品、とかじゃなくて、全く違う製品であっても、似たような傾向だなと感じるのだ。壊れる期間が短いとか、製品の当たり外れが大きいとか、そういうことなんだろうかね。

安く作れる、というのが、故障もそれなり、ということだと、それはブランドとしての価値があるとも思えないのです。個人的には、何でも安い方が好きかと聞かれると、そうとは言えないですね。


たとえば、私にだって一張羅というのは、あるわけなんです(笑)。普段着には、ユニクロをよく着ているということがあるとしても、その服を愛しているか(非常に愛着があるか)と問われると、そういうわけでもないんですよ。何かと便利、とか、作業する時に少々汚れてもいいや、とか、そういう気軽さはあるわけです。

だけど、同じ「とっくりのセーター」というものがあるとしても、長年着ているものはあるんですよ。ブルックス・ブラザーズのセーターは、もう12年くらい着ている。値段は高かったけれども、編みとかが違うのか、糸の質が違うのか判らないけれど、長年愛用できるんです。
しかし、ユニクロ製品となると、安いが故なのか、幾度か洗濯をすると縮みが進むとか、とっくりや袖口部分のたるみが出てきてしまうんですよ。だから、何年もは持たないわけです。消耗品、という感じになってしまう、ということです。そういう違いはある、ということです。まあ、「同じ金額を出せば10着買えますよ」ということになるのかもしれませんが。