さて、調べてみたら、例によって例のごとく、ウソ八百を並べているように思われました。
クズどもの習性といいますか、霞が関のゴミどもの常、ということでしょうか。
定期検査の延期は不可、という理由は次のようなことのようです。
>http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120423/shiryo4.pdf
ボイラー主蒸気管他に使用している高クロム鋼のクリープ強度の使用限界による設備寿命に伴い、保安上の観点から繰延不可。
んー、専門外の素人にとっては、何を言ってるのかまるで不明です。
東電の奴らが「ICを止めたのは原子炉を傷つけないため」とかいう口から出まかせのような説明をして、言い逃れしていたのと同じようなものですな。どうせ素人連中のお前らになんか、判るまい、ということなんですよ。
いかにも奴らの考えそうなことですな。
煙に巻けばよい、と。
どうせ言い返せまい、と。
そういう魂胆がありありと分かりますわな。
まず、基本的な条件を書いておきますか。
苫東厚真4号機は、運転開始が02年6月だそうです。今年で10年目だからがっちり点検しましょうね、と、そういうことですか。まあ、気持ちは分からないではありません。
で、約6カ月間にも及ぶ、精密な点検をする、というつもりらしい、と。なるほど。
で、問題の配管類、特に主蒸気管とかになると、高温高圧で負荷が非常に大きいので損傷なども発生しやすいし、安全面でも大事だぞ、と、そういうことですね。
はい、それはおっしゃる通りかと思います。
ただ、疑問点もありますね。
まず、主蒸気管というのは、一般的な寿命というのがどの程度なのか、というのを知りたいと思いませんか?
4号機がとりわけ不良な作りだった、とか、ニセモノの配管類が混ざっており、耐久性に劣るといったことがあるなら別でしょうが、そういうことはあるのですか?
一般的に、高温高圧の配管などでは、10万時間クリープ強度で寿命を測る、ということのようですよ。
しかも、多くのプラントや火力発電所では、設計上の安全基準(余裕)が含まれているので、10万時間が寿命ということにはなっていない。具体的な安全係数のようなものは判りませんが、セイフティマージンが見込まれているはずですから、数十%程度の耐性は備えているであろうことは、予想されるわけです。
なので、全部の火力発電所で10万時間経過すると配管類が全交換になったりはしていないのでは。
決定的なのは、この発電設備の累積運転時間がまだ10万時間経過していない、ということがあります。
これまでの10年間動きっぱなしだったとしても、24×365日×10年=87600時間、です(本当はうるう年があるので計算は違うのですが、とりあえず)。
10万時間経過であると、11年と約51日です。
02年6月から運転しても、まだ到達していません。
いや、実はぶっ壊れていて、交換が必要なんだ、という意味なのかもしれません。そうすると、事故報告とかで主蒸気管の漏洩とかがあったはずです。それはいつ、どういう事故だったのでしょうか?
それとも、定期事業者検査で問題が発覚したのですか?それはいつ行いましたか?2年前ですか?(笑)4号機の点検履歴を全て出してもらうべきですね。
電気事業法施行規則でも、運転時間が10万時間を超えている火力発電所においては、設計温度が450℃の部位について「余寿命診断を行え」、その上で次回定期事業者検査までの健全性保持についての証明をすべし、ということになっているわけである(大雑把に言うと)。
因みに、定期事業者検査は延期申請で最大2年間の延伸が認められているのではありませんか?(改正後にはひょっとすると変更されたのかな?)
大きな問題点が存在しないのであれば、運転時間が10万時間未満であると、余寿命診断を求められてはいないはずです。
なので、他の火力発電所などでは、出力が100万kW級の発電設備であっても、10万時間未満の定期検査は2~3週間程度で終わっているし、10万時間を超えている発電所であっても約120日程度(4か月)で大規模検査が終了しているようです。90年代に運転開始の発電所でも、この程度なのですよ、ということです。
主蒸気管の耐性は、年代を経る毎に長寿命化しているはずですよね?
それは物性が向上し、耐久性も向上してきたから、ではありませんか?
なのに、今世紀に入ってからの稼働であるところの苫東厚真4号機に限っては、10万時間にも満たないのに、主蒸気管他の配管類が大規模交換が必要な程に、「ダメな発電設備」ということですかな?
これを作った会社はどこよ?
一体全体、どこのプラントメーカーが手抜き工事みたいなことをやったと?
まさか、そういうことを言うつもりですかね?
分かりました。
電力会社が使用限界で設備寿命だ、と言い張るなら、きっとそうなんでしょうな。
どこの出鱈目鋼材なんだよ(笑)というのと同義である、と理解することと致します。本当ですか?そういう配管を使った製造メーカーには、一体どのような指導が行われるのですかな?放置ですか?
10万時間クリープ強度の基準は未達の不良品ということですかな?
これをきちんと説明できない、ということになると、前記「クリープ強度の使用限界による設備寿命」という説明自体が、ウソ八百の出まかせだった、ということですかな?
悪いのは、どっちだ?
電力会社&エネ庁&経産省か?
それとも、寿命の短い配管類を作った会社とそれをプラントに入れた会社か?
原因はどちらにあるか、言ってみろ。答えてみよ。
それとも、説明が元からウソだったのか?(笑)
クズどもの習性といいますか、霞が関のゴミどもの常、ということでしょうか。
定期検査の延期は不可、という理由は次のようなことのようです。
>http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120423/shiryo4.pdf
ボイラー主蒸気管他に使用している高クロム鋼のクリープ強度の使用限界による設備寿命に伴い、保安上の観点から繰延不可。
んー、専門外の素人にとっては、何を言ってるのかまるで不明です。
東電の奴らが「ICを止めたのは原子炉を傷つけないため」とかいう口から出まかせのような説明をして、言い逃れしていたのと同じようなものですな。どうせ素人連中のお前らになんか、判るまい、ということなんですよ。
いかにも奴らの考えそうなことですな。
煙に巻けばよい、と。
どうせ言い返せまい、と。
そういう魂胆がありありと分かりますわな。
まず、基本的な条件を書いておきますか。
苫東厚真4号機は、運転開始が02年6月だそうです。今年で10年目だからがっちり点検しましょうね、と、そういうことですか。まあ、気持ちは分からないではありません。
で、約6カ月間にも及ぶ、精密な点検をする、というつもりらしい、と。なるほど。
で、問題の配管類、特に主蒸気管とかになると、高温高圧で負荷が非常に大きいので損傷なども発生しやすいし、安全面でも大事だぞ、と、そういうことですね。
はい、それはおっしゃる通りかと思います。
ただ、疑問点もありますね。
まず、主蒸気管というのは、一般的な寿命というのがどの程度なのか、というのを知りたいと思いませんか?
4号機がとりわけ不良な作りだった、とか、ニセモノの配管類が混ざっており、耐久性に劣るといったことがあるなら別でしょうが、そういうことはあるのですか?
一般的に、高温高圧の配管などでは、10万時間クリープ強度で寿命を測る、ということのようですよ。
しかも、多くのプラントや火力発電所では、設計上の安全基準(余裕)が含まれているので、10万時間が寿命ということにはなっていない。具体的な安全係数のようなものは判りませんが、セイフティマージンが見込まれているはずですから、数十%程度の耐性は備えているであろうことは、予想されるわけです。
なので、全部の火力発電所で10万時間経過すると配管類が全交換になったりはしていないのでは。
決定的なのは、この発電設備の累積運転時間がまだ10万時間経過していない、ということがあります。
これまでの10年間動きっぱなしだったとしても、24×365日×10年=87600時間、です(本当はうるう年があるので計算は違うのですが、とりあえず)。
10万時間経過であると、11年と約51日です。
02年6月から運転しても、まだ到達していません。
いや、実はぶっ壊れていて、交換が必要なんだ、という意味なのかもしれません。そうすると、事故報告とかで主蒸気管の漏洩とかがあったはずです。それはいつ、どういう事故だったのでしょうか?
それとも、定期事業者検査で問題が発覚したのですか?それはいつ行いましたか?2年前ですか?(笑)4号機の点検履歴を全て出してもらうべきですね。
電気事業法施行規則でも、運転時間が10万時間を超えている火力発電所においては、設計温度が450℃の部位について「余寿命診断を行え」、その上で次回定期事業者検査までの健全性保持についての証明をすべし、ということになっているわけである(大雑把に言うと)。
因みに、定期事業者検査は延期申請で最大2年間の延伸が認められているのではありませんか?(改正後にはひょっとすると変更されたのかな?)
大きな問題点が存在しないのであれば、運転時間が10万時間未満であると、余寿命診断を求められてはいないはずです。
なので、他の火力発電所などでは、出力が100万kW級の発電設備であっても、10万時間未満の定期検査は2~3週間程度で終わっているし、10万時間を超えている発電所であっても約120日程度(4か月)で大規模検査が終了しているようです。90年代に運転開始の発電所でも、この程度なのですよ、ということです。
主蒸気管の耐性は、年代を経る毎に長寿命化しているはずですよね?
それは物性が向上し、耐久性も向上してきたから、ではありませんか?
なのに、今世紀に入ってからの稼働であるところの苫東厚真4号機に限っては、10万時間にも満たないのに、主蒸気管他の配管類が大規模交換が必要な程に、「ダメな発電設備」ということですかな?
これを作った会社はどこよ?
一体全体、どこのプラントメーカーが手抜き工事みたいなことをやったと?
まさか、そういうことを言うつもりですかね?
分かりました。
電力会社が使用限界で設備寿命だ、と言い張るなら、きっとそうなんでしょうな。
どこの出鱈目鋼材なんだよ(笑)というのと同義である、と理解することと致します。本当ですか?そういう配管を使った製造メーカーには、一体どのような指導が行われるのですかな?放置ですか?
10万時間クリープ強度の基準は未達の不良品ということですかな?
これをきちんと説明できない、ということになると、前記「クリープ強度の使用限界による設備寿命」という説明自体が、ウソ八百の出まかせだった、ということですかな?
悪いのは、どっちだ?
電力会社&エネ庁&経産省か?
それとも、寿命の短い配管類を作った会社とそれをプラントに入れた会社か?
原因はどちらにあるか、言ってみろ。答えてみよ。
それとも、説明が元からウソだったのか?(笑)