人に共通な性格の一つに<誇大感>があります。その意味は<自分の重要性、ユニークさを過大評価する事>です。もともと社会は厳しいので、とかく個人は翻弄され流されやすいものなので、人はいつか、それではいけない、しっかりしなければ、と自分を激励して生きています。ですから自然、自然に自己の重要性を意識化しないと存在の価値を感じなくなるので、本能がそれではいけない、自分は生きる価値があるんだよ、と教えてくれるようになりました。誰にもあるこの感覚ですが、或種の生育史は異常な誇大感を育むので、本人は幸せなのですが、周囲の人から見ると不気味な存在に見えてきます。本人は気づきません。この異常な誇大感は本人も周囲の人をも不幸にしていきます。どこからが異常な誇大感なのか、しばらく思索を進めます:<NPD1:22-2>:
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