生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

嫌われ松子の転落人生?

2006年10月14日 | 第1章:愛の領域
ドフトエフスキーの<罪と罰>と重ねながらテレビドラマ<嫌われ松子の転落人生>を観ました。さて現実吟味力が不足すると美しい感性と優しい感情はたちまち世の中の悪人達の食い物にされます。何とか世の中に役立ちたい、と願う人も居れば、どうしたら人を騙してやろうか、と真剣に思索し行動する人々も居ます。こんなやりとりは人類滅亡の日まで永続するでしょう。現実吟味力があれば松子は転落せずに済みました。自分の感情と体感を大切にする方法を彼女は知りませんでした。感情を抑圧する生活は人生を狂わせます。嫌われ松子の美しい青春時代は輝いていましたが、喧嘩の仕方(理性の働かせ方)を知りませんでした。悪人と戦う方法を知りませんでした。泣き寝入りしていました(感情の抑圧)。美しい愛を実現する方法を知りませんでした。考え方の統合の方法も知りませんでした。理性の働かせ方とは(1)アイデンテイテイの統合(2)防衛機制(3)現実吟味力の3つをバランス良く働かせる方法を学ぶ事です。考えさせられるテレビドラマを久しぶりに楽しみました:<愛の病気:20-5>:

人気blogランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする