欧米の心理療法の学会で、この<サマリアの女>の事例を出してケチをつける学者がいたら三流の人物と暗黙の内に思われます。新約聖書ヨハネ福音書第4章1-42節の場面ですが、7人の夫を持った女が昼間、井戸に水くみに来て、キリストから癒され、人生の目的に気づかされ、生涯を美しい愛の世界で生きる決意を、短い会話の中で悟る名場面です。このキリストの立場を世界の心理療法家は研究します、そして何とか、この知恵を得たい一念で論文を書き続けます。この場合のキリストの考え方、ラポール(心の病を持つ相手の心に触れていく方法のこと)の付け方が天才的なので、オックスフォード大学学派と呼ばれる人々は生涯をかけて研究しています。大切な、大切な愛する人がNPD(自己愛パースナリテイ障害)の場合、是非この場面からそれぞれの立場で心を尽くしてあげてください。NPDの人でも、このように愛されたら、涙を流してあなたに感謝する日が必ず来るでしょう。春の喜び、というよりは秋の喜びのような日々が続くでしょうが:<NPD1:22-3>:
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