新しい世界の創造

　今日は終戦記念日ですね。　１９４５年の８月１５日、正午にラジオの玉音放送で日本がポツダム宣言を受諾して連合国に無条件降伏したと国民に発表されたのだと学校で習いましたが。　政府主催のイベントや集会、テレビの特別番組とかが今日に合わせて行われるのですが、広島においては８月６日の原爆の日の方が重要になっている感じはありますね、当たり前ですけど。　そもそも”終戦の日”とは言いますがもっと早く”終戦”していれば２度の原爆使用もソビエト連邦の参戦も無く、当然ながらソ連によるシベリア抑留も無かったでしょう。　元々アメリカ相手の開戦はアメリカがヨーロッパ戦線に力を入れている序盤に優位な戦況を作って講和すると言う戦略で決めたはずなのに．．．　戦争も外交の一部なのですが、その外交が崩壊した事がこれだけの犠牲を出す事に繋がったのではと。　今の日本も過去の歴史に学ばないといけないのですが、外交や戦略に関してはあの頃と何も変わっていないのではと思いますが．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　終戦の日と言う事で以前見た映画『靖国』を思い出しました。　この映画を試写会で見た議員さんが「反日的な内容だ！」とメディアで出張して騒動になり、上映予定を自粛する映画館が続出して問題になった作品です。　私はこの映画を広島市内のシネツイン２で見ました。　ハッキリ言ってこれのどこが”反日的”なのか理解出来なかったのですけどね。　映画の内容は８月１５日の靖国神社の様子を外国人による客観的な視点で淡々と紹介したまるでスケッチの様なドキュメンタリー映画でした。　映画を見た時にレビューを書き忘れていたので今になって書いていますが。　これだけは言いますけどこの映画に政治的なメッセージは全くありません。　本当に客観的に描いているだけです。　私は靖国神社に行った事が無いので興味深く見ました。　もっとも余りに淡々と描かれているドキュメンタリー映画だったので途中で眠くなってしまいましたが．．．

　映画を見て不意に思ったのはオリンピック誘致の事です。　オリンピックの期間はちょうどお盆休みと重なって終戦記念日の東京に選手や関係者、応援の人や観光客など多くの外国人が集まって来ます。　そんな人たちにこの映画の中国人監督みたいに客観的な視点で８月１５日の東京を見てもらいたいですし、靖国参拝問題を外国の人に冷静かつ公正な目で見て欲しいなと思っています。　その意味でも２０１６年の東京オリンピック誘致は成功させたいですね．．．



　戦争と平和について不意に今見ているアニメ『コードギアス　反逆のルルーシュＲ２』を思い出しました。　劇中で主人公のルルーシュは世界制覇を目論む強大なブリタニア帝国に対抗する為に各国に呼び掛けて超合衆国なる国家連合を創設します。　この超合衆国に参加した国は独自の軍事力を放棄して安全保障は黒の騎士団が全て引き受けると言う仕組みですが、この考え方は本放送で見て以来、ずっと私の頭の中に残っています。　アニメの中の架空の話と一笑に付すのでは無く、現実の世界でもこう言うやり方で国同士の戦争を無くして将来は世界全体を国家連合の中にまとめられるのではと考えました。　例えばＥＵがこの方式を導入して通貨に続いて軍事も”共有”するとか、想像して見ると新しい世界の可能性を感じます．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

甲子園でも黙とう…野球できる幸せ、平和に感謝(読売新聞) - goo ニュース

　この時期はいつも高校野球をやっており、試合中に正午を迎えると試合を中断して黙祷をするのが恒例になっていますね。　ちなみに８月６日はまだ大会が開幕していないのですけど広島県代表の学校は現地で８時１５分に黙祷をするのが恒例になっています。　この事は全国紙には無視されていますけど．．．　”野球できる幸せ”とは確かにそうでしょうね、戦時中は今の高校生くらいの男の子は野球をする事は許されずに戦争に行かされたり勤労奉仕をさせられたりしていたのですから。　命を脅かされる事も無く野球や学生生活を楽しめる事は素晴らしいと思います。　ところで”野球できる幸せ”と言えば最近は経済的な側面で野球が出来なくなる子が多くなっていると思います。　親が失業したりして野球どころか高校自体を辞めないといけない子も居ると聞きます。　スポーツショップを覗いていると野球の用具って高いなと思ってしまいます。　プロに進むなどして一生野球に関わって行ける人はごくわずか、ほとんどの人はいつか野球を辞めます。　その時にもう使わない道具を寄付するとか出来ないものかと前から考えていました。　”グラブバンク”みたいなものを作って経済的に恵まれない野球少年や発展途上国の子に贈ったり出来る仕組みを作れればいいのですが．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

多部未華子号泣！朝ドラ撮了「出会い忘れない」(スポーツニッポン) - goo ニュース

　朝ドラマ『つばさ』（ＮＨＫ総合）も文句を言いながら結局今も毎朝見ています。　今は前よりコメディー色を薄めた人情ドラマに路線を修正して少し面白くなって来たと思いますけどね。　劇中にサンバの踊り子が唐突に現れたりする理由も描かれていましたし．．．　多部未華子さんもお疲れ様でした。　彼女はこのドラマに出演する以前からテレビＣＭなどに出ていてそれなりに名が売れていましたから”シンデレラストーリー”はありませんけど今後も女優として頑張ってもらいたいですね．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　今日はサンフレッチェの試合もあったらしい。　神戸ユニバー記念競技場でヴィッセル神戸とのアウェー戦だったのですが、０－０のスコアレスドローだったみたいです。　勝ちたかったのは山々ですが、ホームで勝ってアウェーで引き分けだから上々だと言えばそうなのでしょうね。　次の試合はホームで大分ですか、気の毒とは思いますけど”武士の情け”は禁物ですから．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　今日もカープは横浜スタジアムでライバル・横浜とのアウェー戦だ。　試合はカープが”エース格”の大竹投手、横浜は左腕・吉見投手の先発で始まった。　カープは初回に１点先制するもその裏にすぐ同点にされ、２回と４回にも１点を失って逆転され、３－１で迎えた５回に四番打者の栗原選手の２ランで追い付いて同点のまま終盤へ。　８回裏にマクレーン選手の挟殺プレー時のエラーで勝ち越され、気落ちした大竹投手から石川選手の２点スクイズで６－３となってそのまま逃げ切られてしまった。　連勝中のいい流れを４つものエラーで失った試合でしたが、大竹投手は最後まで投げて完投したそうです。　エラーも痛かったですけどカープ戦に相性が良い吉見投手を序盤打てずに主導権を掴めなかったのが敗因ではないかと思います。　明日こそはスッキリと快勝してライバル・横浜相手のホームでの連続負け越しの借りを返してやらなければ．．．

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　．．．以上です。