今日はいよいよサンフレッチェのACL開幕戦の日だ。 私は家からスクーターで試合会場の広島ビッグアーチへと向かう。 16時頃に出発して途中、バイク屋に立ち寄ってスクーターのオイル交換をしてから大通りに戻って北へと向かった。 念の為に街道沿いのセブンでATMで少しお金を調達してから手数料代わりにコーラ1本を買ってここからはすぐにビッグアーチだ。 街道の道路情報を流す電光掲示板に”アストラム大塚駅付近、渋滞中”の文字が見えるが毎度の事なので驚きもしない。 私は渋滞する車の横をすり抜けてビッグアーチへと向かった...

今日は平日なので人出の割にはスタジアム周辺が静かな感じがするな。 それでも多くのサポーターがスタジアムに向かって坂道を登っている。 スタジアムの前にあるいつもの看板が今回だけは英語表記がされている。 珍しいので携帯で写真を撮っている人が居る、私も層だが。 メインゲート前のライオン像のところにも英語表記の案内板が。 今、ライオン像と書いたが羽根が生えているのでライオンでは無く西洋の想像上の動物っぽいが。 旧広島市民球場跡地に造られる予定のサンフレッチェの”専用劇場”にはもっと平和を連想するオブジェを置きたいものだな。 ライオンの像なら三井越後屋だけで充分でしょう...

客席に入ったのは試合開始の一時間程度前だが、平日だからかかなり空いていて余裕で座れた。 スタジアムの電光掲示板にはAFCのロゴなどが映され、ピッチの脇には大量の広告看板が設置されていつもと明らかに違う感じがする。 いつもと違う独特な雰囲気に”特別な試合”なのだと言う感動があって夢見心地な気分でピッチを眺めていた。 去年のJ1では4位ながらも3位のG大阪が天皇杯を制してくれて繰り上がりで出場出来た訳ですけどこんな試合を体験出来てG大阪に改めて感謝しないといけないですね...
それにしても客席には試合時間が近付くにつれてサポーターの数が増え、客席もかなり埋まって来た。 この試合の前売り状況から見た予想入場者は13000人くらいだそうですが、本当にそのくらい入るかもしれませんね。 この人出がそっくりそのまま広島市中心部に移転したら、広い駐車場を完備した郊外の大型ショッピングセンターに押されて苦しい市内中心部の商業地に大きな利益をもたらすと思うのですけど。 広島市の関係者も、市内中心部のデパートの関係者も是非このスタジアムまで来てこの観客席やスタジアムの賑わいをその目で見て頂きたいものです。
試合前の練習の為に選手達がピッチに出て来て練習を始めた。 最初はゴールキーパーの練習からで、大分から移籍して来た西川選手に客席から声援が上がっていた。 その後、選手達全員が出て来て練習開始、観客席のサポーターから一人一人に声援が寄せられる。 そうこうしている内に先発メンバーの発表が始まったが広島、山東共にマッチデープログラムに書かれている予想メンバーと変えて来ていますね、山東も1トップのFWを残して守りを固めて来るかと思っていたら2トップで来ましたし...

スタジアムに来てまず違和感を覚えたのがアウェー応援席に誰も居なかった事ですが、試合開始直前になって何十人かの山東サポーターが陣取っていた。 中国の国旗を掲げ、試合中はひたすら「加油!!」と叫んでいた。 中国語で”頑張れ”と言う意味だと北京オリンピックの時に教えられたのでそこだけは私にも意味が分かります。

ハーフタイムに入り、私は急いでトイレに急行し用を足した。 今回はまだ時間があるので客席裏の売店に設置された露店を覗く。 今回はACLと言う事で”アジアスープ対決”として露店では豚汁(日本)とフカヒレスープ(中国)と言う趣向で売られていた。 私はフカヒレスープにしたのだが、一杯300円の値段なので期待はしていなかったが予想通りフカヒレは少ししか入っていなかったな。 フカヒレスープと言うよりは野菜スープっぽくなってしまっている。 もちろんこの値段なので当たり前だが...


日本酒“良・縁”イタリア料理 リゾットに純米大吟醸(産経新聞) - goo ニュース
私は日本酒党ですから家ではいつも日本酒を飲んでいますけど、日本酒は基本的にどんな料理にも合いますよ。 唯一あまり辛い料理には向きませんけどね。 フランス料理やイタリア料理、ドイツ料理などにも合うと思いますけど私としては肉料理にはワインの方が合うかなと思っています。 でも魚料理、特に刺身とか寿司には日本酒の方が白ワインより合うのではと...

試合は予想に反して山東が最初から激しく攻め込んで来たがサンフレッチェもGK西川選手を中心に守って一方の山東もサンフレッチェの攻撃を徹底したマンツーマンディフェンスで守ってチャンスらしいチャンスも作れないまま試合が進んで行く。 膠着状態になって点が入らないでいるとG大阪からレンタル移籍している”ACL男”山崎選手の故障や、こんな時にアイデア溢れるプレーをしてくれた柏木選手(浦和)の事を思い出してしまう。 しかし居ないものはしょうがないのだから今居る選手達で打開を...と思っていたらコーナーキックから点を取られたらしく先制されてしまった。 私も同時にピッチに入って来た交代の選手に気を取られて失点の瞬間が分からなかった。 リードされると益々山東の術中にはまってこちらもFWを増やしたりしたが同店に持ち込む事も出来ずに試合終了... 今回はACLに何度も出ている山東と初出場のサンフレッチェとの差が出てしまったのだろうか。
試合が終わった後も私はしばらく帰る気になれなかった。 しばらくして選手達が客席に挨拶に来たのだが、いつもと違ってピッチの周囲を広告看板が囲んでいるからか、その内側から出る事無くサポーターに挨拶して引き上げて行った。 その後もしばらく試合の余韻に浸っていると、エースであり選手会長の佐藤(寿)選手が一人でもう一度グラウンドに戻って来てサポーター席の前を挨拶しながら一周してくれた。 本当に悔しいが負けたものは仕方が無い、これから厳しいアウェーの連戦が待っているけどそっちで勝ち点を稼いで広島に戻って来てもらいたいところです...


いつまで居ても負けは負けだしそろそろスタジアムが閉まる頃だ、私は客席を出て駐輪場へと向かう。 とりあえず元締めに連絡をしないといけないな。 勝てなかったのでシンプルな報告で済ませる事にしよう。
「元締め、残念ながら仕立に失敗しました。 これより現場を離脱、撤退します。」

私は夜道をスクーターで家に向かう。 今回のACL開幕戦は勝てばサンフレッチェが勢いに乗って突き進める、負ければ次のJ1開幕戦にも悪い流れで臨まないといけないし、何としても勝たないといけないと思いながら負けてしまった。 シーズンが始まったばかりながら、早くも今季の正念場を迎えてしまいました。 こうなったら次のJ1開幕・清水戦も行く事にします。 清水とは去年のホームゲームも見に行って残念ながら0-0のスコアレスドローでしたし、今回こそ勝って”反逆の清水”との決着を付けるつもりです...
続く
仕立屋... 和服作りを請け負う専門の職人を江戸時代、こう呼んだ。 しかし、ここで言う”仕立人”とは資金力による格差が満ちるプロスポーツ界に法で晴らせぬ恨みを代わって晴らし、熱き戦いを巻き起こす闇の仕掛人の事である。
キャスト
駿河守/ナレーター 管理人さん
泰山の2トップ 韓鵬(山東FW)
泰山の2トップ 呂征(山東FW)
泰山の司令塔 周海浜(山東MF)
泰山の絶壁 カルロス(山東DF)
泰山の守護神 李雷雷(山東GK)
三矢の獅子 佐藤寿人(広島FW)
三矢の攻撃型DF 槙野智章(広島DF)
三矢の闘士 李忠成(広島FW)
三矢の新司令塔 高萩洋次郎(広島MF)
川崎から来た男 山岸智(広島MF)
三矢の守備の要 ストヤノフ(広島DF)
三矢の守護神 西川周作(広島GK)
サンチェ ????(広島FC公式マスコット)
フィレッチェ ????(広島FC公式マスコット)
山東サポーターの皆さん
広島サポーターの皆さん
元締め・おまき ????(女優)
スタッフ
製作 管理人さん
脚本 管理人さん
演出 管理人さん
殺陣 管理人さん
美術 管理人さん
音楽協力 YouTube
撮影協力 広島市
廿日市市宮島町
広島広域公園競技場(広島ビッグアーチ)
サンフレッチェ広島
山東魯能泰山
宮島松大観光船
広島東照宮
監督 B・イバンコビッチ(山東)
M・ぺトロヴィッチ(広島)
この物語は一部フィクションであり、実在する人物、団体、地域とは関係無い...ところが含まれております。
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...異常です。

今日は平日なので人出の割にはスタジアム周辺が静かな感じがするな。 それでも多くのサポーターがスタジアムに向かって坂道を登っている。 スタジアムの前にあるいつもの看板が今回だけは英語表記がされている。 珍しいので携帯で写真を撮っている人が居る、私も層だが。 メインゲート前のライオン像のところにも英語表記の案内板が。 今、ライオン像と書いたが羽根が生えているのでライオンでは無く西洋の想像上の動物っぽいが。 旧広島市民球場跡地に造られる予定のサンフレッチェの”専用劇場”にはもっと平和を連想するオブジェを置きたいものだな。 ライオンの像なら三井越後屋だけで充分でしょう...

客席に入ったのは試合開始の一時間程度前だが、平日だからかかなり空いていて余裕で座れた。 スタジアムの電光掲示板にはAFCのロゴなどが映され、ピッチの脇には大量の広告看板が設置されていつもと明らかに違う感じがする。 いつもと違う独特な雰囲気に”特別な試合”なのだと言う感動があって夢見心地な気分でピッチを眺めていた。 去年のJ1では4位ながらも3位のG大阪が天皇杯を制してくれて繰り上がりで出場出来た訳ですけどこんな試合を体験出来てG大阪に改めて感謝しないといけないですね...
それにしても客席には試合時間が近付くにつれてサポーターの数が増え、客席もかなり埋まって来た。 この試合の前売り状況から見た予想入場者は13000人くらいだそうですが、本当にそのくらい入るかもしれませんね。 この人出がそっくりそのまま広島市中心部に移転したら、広い駐車場を完備した郊外の大型ショッピングセンターに押されて苦しい市内中心部の商業地に大きな利益をもたらすと思うのですけど。 広島市の関係者も、市内中心部のデパートの関係者も是非このスタジアムまで来てこの観客席やスタジアムの賑わいをその目で見て頂きたいものです。
試合前の練習の為に選手達がピッチに出て来て練習を始めた。 最初はゴールキーパーの練習からで、大分から移籍して来た西川選手に客席から声援が上がっていた。 その後、選手達全員が出て来て練習開始、観客席のサポーターから一人一人に声援が寄せられる。 そうこうしている内に先発メンバーの発表が始まったが広島、山東共にマッチデープログラムに書かれている予想メンバーと変えて来ていますね、山東も1トップのFWを残して守りを固めて来るかと思っていたら2トップで来ましたし...

スタジアムに来てまず違和感を覚えたのがアウェー応援席に誰も居なかった事ですが、試合開始直前になって何十人かの山東サポーターが陣取っていた。 中国の国旗を掲げ、試合中はひたすら「加油!!」と叫んでいた。 中国語で”頑張れ”と言う意味だと北京オリンピックの時に教えられたのでそこだけは私にも意味が分かります。

ハーフタイムに入り、私は急いでトイレに急行し用を足した。 今回はまだ時間があるので客席裏の売店に設置された露店を覗く。 今回はACLと言う事で”アジアスープ対決”として露店では豚汁(日本)とフカヒレスープ(中国)と言う趣向で売られていた。 私はフカヒレスープにしたのだが、一杯300円の値段なので期待はしていなかったが予想通りフカヒレは少ししか入っていなかったな。 フカヒレスープと言うよりは野菜スープっぽくなってしまっている。 もちろんこの値段なので当たり前だが...


日本酒“良・縁”イタリア料理 リゾットに純米大吟醸(産経新聞) - goo ニュース
私は日本酒党ですから家ではいつも日本酒を飲んでいますけど、日本酒は基本的にどんな料理にも合いますよ。 唯一あまり辛い料理には向きませんけどね。 フランス料理やイタリア料理、ドイツ料理などにも合うと思いますけど私としては肉料理にはワインの方が合うかなと思っています。 でも魚料理、特に刺身とか寿司には日本酒の方が白ワインより合うのではと...

試合は予想に反して山東が最初から激しく攻め込んで来たがサンフレッチェもGK西川選手を中心に守って一方の山東もサンフレッチェの攻撃を徹底したマンツーマンディフェンスで守ってチャンスらしいチャンスも作れないまま試合が進んで行く。 膠着状態になって点が入らないでいるとG大阪からレンタル移籍している”ACL男”山崎選手の故障や、こんな時にアイデア溢れるプレーをしてくれた柏木選手(浦和)の事を思い出してしまう。 しかし居ないものはしょうがないのだから今居る選手達で打開を...と思っていたらコーナーキックから点を取られたらしく先制されてしまった。 私も同時にピッチに入って来た交代の選手に気を取られて失点の瞬間が分からなかった。 リードされると益々山東の術中にはまってこちらもFWを増やしたりしたが同店に持ち込む事も出来ずに試合終了... 今回はACLに何度も出ている山東と初出場のサンフレッチェとの差が出てしまったのだろうか。
試合が終わった後も私はしばらく帰る気になれなかった。 しばらくして選手達が客席に挨拶に来たのだが、いつもと違ってピッチの周囲を広告看板が囲んでいるからか、その内側から出る事無くサポーターに挨拶して引き上げて行った。 その後もしばらく試合の余韻に浸っていると、エースであり選手会長の佐藤(寿)選手が一人でもう一度グラウンドに戻って来てサポーター席の前を挨拶しながら一周してくれた。 本当に悔しいが負けたものは仕方が無い、これから厳しいアウェーの連戦が待っているけどそっちで勝ち点を稼いで広島に戻って来てもらいたいところです...


いつまで居ても負けは負けだしそろそろスタジアムが閉まる頃だ、私は客席を出て駐輪場へと向かう。 とりあえず元締めに連絡をしないといけないな。 勝てなかったのでシンプルな報告で済ませる事にしよう。
「元締め、残念ながら仕立に失敗しました。 これより現場を離脱、撤退します。」


私は夜道をスクーターで家に向かう。 今回のACL開幕戦は勝てばサンフレッチェが勢いに乗って突き進める、負ければ次のJ1開幕戦にも悪い流れで臨まないといけないし、何としても勝たないといけないと思いながら負けてしまった。 シーズンが始まったばかりながら、早くも今季の正念場を迎えてしまいました。 こうなったら次のJ1開幕・清水戦も行く事にします。 清水とは去年のホームゲームも見に行って残念ながら0-0のスコアレスドローでしたし、今回こそ勝って”反逆の清水”との決着を付けるつもりです...
続く
仕立屋... 和服作りを請け負う専門の職人を江戸時代、こう呼んだ。 しかし、ここで言う”仕立人”とは資金力による格差が満ちるプロスポーツ界に法で晴らせぬ恨みを代わって晴らし、熱き戦いを巻き起こす闇の仕掛人の事である。
キャスト
駿河守/ナレーター 管理人さん
泰山の2トップ 韓鵬(山東FW)
泰山の2トップ 呂征(山東FW)
泰山の司令塔 周海浜(山東MF)
泰山の絶壁 カルロス(山東DF)
泰山の守護神 李雷雷(山東GK)
三矢の獅子 佐藤寿人(広島FW)
三矢の攻撃型DF 槙野智章(広島DF)
三矢の闘士 李忠成(広島FW)
三矢の新司令塔 高萩洋次郎(広島MF)
川崎から来た男 山岸智(広島MF)
三矢の守備の要 ストヤノフ(広島DF)
三矢の守護神 西川周作(広島GK)
サンチェ ????(広島FC公式マスコット)
フィレッチェ ????(広島FC公式マスコット)
山東サポーターの皆さん
広島サポーターの皆さん
元締め・おまき ????(女優)
スタッフ
製作 管理人さん
脚本 管理人さん
演出 管理人さん
殺陣 管理人さん
美術 管理人さん
音楽協力 YouTube
撮影協力 広島市
廿日市市宮島町
広島広域公園競技場(広島ビッグアーチ)
サンフレッチェ広島
山東魯能泰山
宮島松大観光船
広島東照宮
監督 B・イバンコビッチ(山東)
M・ぺトロヴィッチ(広島)
この物語は一部フィクションであり、実在する人物、団体、地域とは関係無い...ところが含まれております。



...異常です。