廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

連休と経済

2010-02-27 23:23:23 | Weblog
 昨日の『ワールド・ビジネス・サテライト』(テレビ東京系・BSジャパン)で日本の旅行需要は盆・正月、そしてゴールデンウィークに集中する傾向があり、それによって公共交通期間や高速道路の大渋滞や交通費や宿泊費の割高などの問題が起こって(不況もあるし)旅行に行く事自体を止めてしまうのではないか、いっそ連休を分散させて”旅行先は平日”と言う状況を作るべきではないかと提言していました。 実際に政府は地域ごとにゴールデンウィークをずらす法案を出す事も考えているらしく、ネット上では「むしろ法律で定められている有給休暇をちゃんと使える様にするべきだ。」など批判の声が多数らしいですね。

 番組でもヨーロッパは何十年前から地域ごとに学校の長期休暇を変えて旅行需要の分散効果を挙げているそうですが、それはヨーロッパでは日本と比べて有給休暇が取りやすいので子供の学校に合わせて親も一緒に休めるから、向こうにはバカンスと言う習慣が文化として根付いているので日本で単純に真似ても上手くは行かないでしょうがと言っていました。 日本では以前と違って土日・祝日に休めるホワイトカラーの事務職や営業職、それに工場労働者や土木作業員などのブルーカラーも大幅に減ってサービス業従事者が増えているから祝日なら休めるとは限りませんよね。 ただ、サービス業が増えていると言う事は旅行需要が増える事によってその人達の仕事も増える”経済効果”もあるのかも知れませんが...

                                     

 私としては法案を出す前に”社会実験”をしてみてはどうかと思います。 それは首都圏限定で大型連休では無く普通の連休を他地域と違う日にしてみるやり方です。 日本の人口は首都圏に三分の一以上が集中しているので首都圏だけでも大きな効果が得られますし、逆に人口の少ない他地域で実験をやっても目立った効果が出るとは思えません。 もしくは首都圏限定で”シルバーウィーク”を作るとか。 今年だったら9月の21日、22日を首都圏だけ祝日にしてみて、それで他の地域の観光客が増えているかをチェックすればいいかと。 もちろん首都圏以外の公共交通機関や観光・宿泊施設はこの連休は”平日料金”で勧誘しないと意味が無いですが...

 でもゴールデンウィークをずらすのは勘弁してもらいたいですね、だって連休だからこそ『広島フラワーフェスティバル』も『博多どんたく』もあれだけの人出に恵まれるのでしょう。 他地域が休みじゃ無かったら人出が大幅に減るのが目に見えていますからゴールデンウィークを地域毎にをずらす法案が出ると発表されれば広島や福岡が怒り出すでしょう。 でも将来的には道州制の導入により、既存の”国民の祝日”は減らして代わりに州単位で独自の祝日を設ける動きになると思います。 それでも同じ中国地方でも広島や岡山、山口県南部などの山陽側と島根、鳥取などの山陰側では気候が全然違い、もちろん四国も気候が全然違います。 その意味では中国州や中・四国州などと言う安易な決め方でいいのかと言う問題もあるのですが...

                                     

 今回の構想を含めて休日関係の動きは全て”経済効果”ありきで進められていますよね。 ハッピーマンデー法なんて祝日の意義を完全に無視していますし。 確かに本当は法で定められた有給休暇を強制的に消化する様にすれば一番良いのですけど経済界が認めないのでしょう。 財界と結び付きが弱かった民主党政権ならやって欲しいのですけどね。 それとこれからの日本にとっては観光産業同様にスポーツも重要な文化・産業になると思うのですが、前に私が書きました”ハッピーウェンズデー法”もサッカー振興の為にやってもらいたいですね。 Jリーグも今年は平日開催の試合を極力減らしていますけどゼロには出来なかったみたいですし、プロ野球だって水曜日が休みなら火~木の平日カードの集客に好影響を与えると思うのですけど...



真央、銀色の涙…4年後には最高の笑顔を(スポーツニッポン) - goo ニュース

 浅田真央選手、残念ながら金メダルは獲れませんでしたね。 私はショートプログラムで大差を付けて首位を走るキム・ヨナ選手が転倒などのミスをやってもしかしたら逆転も...と言う予測を立てましたけど逆に浅田選手の方にミスが出てしまいました。 本当に今回の女子フィギュアはWBC以来の”国民的関心事”となって注目も凄かったですね。 テレビもそうですし、今日の新聞各紙も一面に写真入りの記事が載りましたから。 その新聞各紙の記事から察するに浅田選手の敗因、いやキム選手の勝因は”金メダルから逆算した戦略”で、キム選手陣営は地元・カナダ人コーチの指導を受けて近年の採点基準に合わせて高得点を取れるプログラム構成を組み、衣装から選曲まで計算され尽くしていた感じがありますし。 芸術性と高度な技術の両立を追求した浅田選手の貫いたやり方はもっと評価されるべきですけど”勝利に徹して”はいなかったのではないかと...

 今回のフィギュア報道の中で、男子の方でもリスクの高い大技に挑戦した選手よりも無難にノーミスでまとめた選手の方が高得点をもらえておかしい、採点基準を見直すべきだと言う論調が出ていましたが、前回トリノオリンピックで日本の荒川静香選手が金メダルを獲った時も大技に挑戦するリスクを避けてノーミスでまとめた彼女のやり方でいいのかと言う論議が日本以外の国ではあったと記憶していますが。 だから今回のキム選手と浅田選手のやり方をどっちが正しいと言い合っても意味が無いのではと思います。 採点基準も次回大会がロシア(ソチ)で行われるから大きく変わる可能性が高いですし。 もっともソチ五輪にキム選手は出ないのでは? 報道されている通りプロ転向など別の道へ進むでしょう。 だって出場した全大会を制覇した今年以上のシーズンはもうありませんから。 3月の世界選手権での結果次第では”最後の直接対決”にならない可能性も残っていますが...

 とにかく私はこれからも浅田選手こそが最高だとする”マオイズム”の信奉者です。 4年後のソチオリンピックで”大人の女性”に成長した浅田選手が今度こそ頂点に立つ時を今から楽しみに見守って行くつもりですので...

                           

戦国武将ゲームに「偏見避けて」と要望 ハンセン病学会(朝日新聞) - goo ニュース

 ゲーム『戦国BASARA』は戦国武将の美形キャラクター(真田幸村が実際に活躍したのは40代だと言う事実は無視...)が暴れ回るのが売りですから大谷吉継の登場は意外でしたね。 他の戦国時代シミュレーションゲームでも彼の姿だけは頭巾を被っていて異様にインパクトがありましたから。 記事にもあります通り、彼が本当にハンセン病だったのかは当時の医学では判定出来なかったし遺体も残っていないので分かりません。 ですから時代劇でも彼がハンセン病だと断定する様な描かれ方はしていませんしね。 でも関が原の戦い直前まで家康の側に居たのに石田三成との友情に殉じてあえて西軍で戦った”義の男”として戦国時代ファンには人気があります。 もし彼が”謎の病”で無かったら秀吉からもっと大大名に取り立てられていて兵力も持ち、関が原の結果も変わっていたかも... 彼は敦賀城の領主だったのですよね。 敦賀の街に架空で良いからお城を建てて大谷吉継の銅像を建てるとかして観光名所にするとか...ダメですかね。

                                     

 今日もカープは福岡ドームでホークスとオープン戦を戦い、9回表に同点に追い付く粘りを見せながらもその裏に2-1でサヨナラ負けだったそうで、野村監督の対外試合初勝利はまたしてもお預けでした。 今日先発した左腕・斉藤投手は前回のライオンズ戦で打ち込まれた失敗の反省を生かしていい投球を見せたみたいですね。 中継ぎ投手陣もしっかりと抑えていたみたいですし。 問題は打撃陣で昨日に続いて三振の山を築き上げてしまったみたいでチャンスすらなかなか作れず点が取れません。 頭を抱えるべき状況ではありますが、毎年恒例になった開幕直後の打線の不振が今やって来ていると思えばペナントレース開幕の頃には打線が復調して新生カープに”開幕ダッシュ”をもたらしてくれるのではないかとあえて楽観的に考える事にしました。 打撃陣も今の内に悩んで練習して、開幕からは打ちまくってもらいたいものですね...

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 ...以上です。