三茶氣の新鮮野菜

「もしもし、グルメッチー☆ですが」☆
「はい、ああ～～、こんにちは～」☆
「これからそっちに行きたいんだけど、席空いてる？」☆
「もちろんです、カウンター空けときま～す」☆
電話の相手は、『三茶氣』のスタッフ、松ちゃんです☆
いつもの元気声には気持ち良くなります☆

三軒茶屋駅に着き、もう一度お店に電話☆
今度はスタッフのマニヨン（クロマニヨン人に似ているのでこういうニックネームが付きました）が出ます☆
「もしもし、グルメッチー☆です」☆
「は～い、あ～～、パパ～、マニヨンです」☆
彼は息子ではないのに私をパパと呼びます☆
「お店は込んでない？」☆
「大丈夫で～す、いつでもカウンターは取ってありますよ～」☆
「ＯＫ、じゃあ今から行くよ」☆
「は～い、待ってま～す」☆

世田谷通りのバス停から三角地帯に入り、３０メートルほど行って路地を右に曲がりますと、赤提灯が見えます☆
「今日はどんな料理を出してくれるかな～？」☆

お店の入り口は冬に備えて透明なシートが用意されていました☆
「これはいいね～。暖かそう～」☆
「ちょ～っと見栄えは悪いですが、、、」☆
店長のぐっさんが出てきます☆
「今日は一人ですか？」☆
「そうそう、今日は宝石を売りに来ました」☆
「宝石？」☆
「あはは、そんな高級な物ではなく、ハワイアンジュエリーの話だよ」☆
「あ～この前言ってたやつですね」☆
「そうそう、今日は何も待ってきてないけど、今度来る時は実物を持ってくるからよろしくね」☆
「はい、ＯＫです」☆

カウンターに座ると、スタッフのモリモリがすぐにやってきます☆
「今日もＢＨＰで（ブラックホッピー）！」☆
「グルメッチー☆さんは、うちでビールを飲んだことないですよね」☆
「え？　そうだったっけ？」☆
「自分には記憶が無いですよ」☆
「そういえば、ＢＨＰ、中々というコースだったね」☆
「いろいろ飲まれないんですか？」☆
「俺は何にでも一途だからね～～（笑）」☆
「うそつけ！（笑）」
相変わらずのボケツッコミです☆

「パパ、今日は美味しいピーマンありますよ」☆
「え？本当？　丸ごとちょうだい」☆

出てきたのは今まで見た事がない形☆
「これ何？」☆
「これは川田農園という所で栽培されている“バナナピーマン”です」☆
「“バナナピーマン”？？」☆
「とにかく食べてみてください、美味しいですよ」☆

初めて見た野菜ですので、私は恐る恐るかじってみました☆
「う～ん、これは美味～い！」☆
「でしょう？」☆
「それに、あま～～い」☆
「でしょでしょ！」☆

新鮮な野菜ですので、噛めば噛むほど甘みがどんどん出てきますので、ピーマン嫌いの方でもまったく問題なく食べられますね☆

「あと、温野菜もいいですよ」☆
「本当？　じゃあお願いします」☆

四角いお皿に盛り付けられていたのは、里芋、ブロッコリー、葉玉ねぎ、黄にんじん、赤にんじん、カブです☆
「これも珍しい野菜だね～」☆
「美味しいですよ～」☆
葉玉ねぎからいきます☆
「うわ～、あっま～い！！　これはいい～！」☆

こちらのお店に来る度に、色々驚かされますが、今回も本当にビックリ☆

「ついでに、もう一つサプライズがありますよ」☆
「な～に～？」☆
「チリ焼酎のＢＨＰ割りです」☆
「チリ焼酎？？」☆
「焼酎にハバネロとか唐辛子などを漬け込んだものです、ピリッとしていいですよ」☆
「うん、いってみる」☆

ジョッキにチリ焼酎を入れ、ＢＨＰを注ぎます☆
そして、一口、、、☆
「うわ、から～い」☆
「でしょでしょ！」☆
「でも、慣れると美味しい！」☆
「実はもう一つのお酒もあります」☆
「今度は？」☆
「ウオッカのＢＨＰ割りです」☆
「え～～、ウオッピー？」☆
「飲んでくださ～い」☆

恐る恐る飲んでみますと、、、☆
「あ～、これいい！　癖が全然ないからすごく美味しい」☆

店長のぐっさんはアイデアマン☆
私を色々楽しませてくれるので、本当に嬉しい事です☆

次はどんな物が出るのか、、、とても楽しみ☆



『三茶氣』
世田谷区三軒茶屋2-14-21 三茶氣ビル1～2F
03-5779-3338
営業時間 18:00～05:00(L.O.04:00)
定休日 無休