グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

冬は力うどん

2007年12月18日 | Shops & restaurants(中央区)
人間も動物ですから、「冬は皮下脂肪を蓄えよう」と、一生懸命に食べる事が多くなっています☆
最近、おへその辺りを見ますと、「冬が来たな~」と改めて実感している自分が、、、☆
体中に満遍なく皮下脂肪が付けば問題ないのですが、歳は取りたくないもの、、、地球の重力には逆らえないようです☆

「下っ腹だけが冬支度」なのです☆

さて、冬は温かい料理が一番なのですが、今回は「力うどん」をいただく事にしました☆
ところで、「力うどん」の名前の由来ってご存知ですか?☆

昔々あるところに、貧乏なねずみと金持ちのねずみがいました☆
ある日、二匹のねずみが相撲をとったのです☆
普段から美味しい食べ物を食べている、金持ちのねずみは圧勝☆
貧乏なねずみは寂しく、ご主人であるおじさんとおばあさんの家に帰ったのです☆
貧乏なねずみは、「なんとか相撲で勝ちたい!」と、おじいさんとおばあさんに相談したところ、「それなら、餅を食え!」と言われ、餅をたくさん食べたのです☆
後日、金持ちのねずみと相撲をとったのですが、今度は貧乏なねずみがあっという間に金持ちのねずみをやっつけてしまいました☆
「なんで、急に強くなったのだろう」と、金持ちのねずみがおじいさんとおばあさんの家に行くと、餅の話をしてくれたのです☆
金持ちのねずみは、苦しい生活をしていたにもかかわらず、餅を食べさせてくれたお礼に小判を置いていく、、、☆

この物語から、「餅を食べると力が付く」、、、餅入りのうどんを「力うどん」と呼ばれるようになったのだそうです☆

冬はついつい体が丸まってしまう季節☆
寒さに勝つためにも「力うどん」は、カンフル剤になりますよね☆

あの小栗旬さんも大好きとの事、、、☆
まあ、それはそれとして、今回は中央区湊にある『上むら』にお邪魔です☆

鉄砲州通りから東南に入り、二つ目のブロックにお店はあります☆
この辺りは、すぐ近くに聖路加病院の高層ビルや隅田川対岸にある、高層まんしょん群のリバーシティー21などがあり、近代的な街並みに変貌していますが、こちらのお店周辺は、いたって下町☆
ほどんどが2階建ての建物ばかりです☆
平成と昭和の共存がそのままといったところでしょう☆

お店に入りますと、私が一番乗り☆
なんでも一番は気持ちがいいもの☆
注文する声も元気が出てきます☆

「力うどんをお願いします!」☆
「はい、かしこましりました」☆

待つ事5分、力の源がやってきました☆

こちらの出汁はカツオ節が効いている、私の大好きなタイプ☆
甘すぎず、辛すぎず、しょっぱすぎないちょうどいい塩梅です☆
「ワカメ」、「カイワレ」、「かまぼこ」、そして「白い餅」☆
こんなシンプルなうどんですが、こちらのお店はこの界隈でも老舗ですから、味に深い歴史があります☆

美味しくて、体はポカポカに☆

冬ならではの「ゆず」がほんの少し添えられていますが、体温を急上昇させてくれるようです☆

お客さんの希望により、餅を揚げてくれるサービスもありますが、私は普通の焼き餅が好き☆
脂っ気のないのがいいんですよね~☆

麺はもちろんツルシコ☆
どっかの立ち食いそばのように箸で摘んだだけで千切れる事はありません☆
コシはバッチリでした☆

これから冬本番☆
湯気が立つ料理が恋しい季節ですね☆

『上むら』
03-3551-2430
東京都中央区湊3丁目15-9