グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

ギターは楽し 3 『伽草子(おとぎぞうし)』結成

2008年02月03日 | GUITAR & MUSIC
かなり間が空いてしまいましたが(2006.8.26以来)http://blog.goo.ne.jp/dearjob/c/b1ea2478ad86bbd6788d4c8c8695ecf8、続きを書く事にいたしました☆

「サイモン&ガーファンクル」にのめり込んでいた頃、私の周りはほとんどが「ビートルズ」、時代はフォークからロックへと流れて行き、あのボブ・ディランもギターをエレキに変えた頃です☆

私は「ビートルズ」は見向きもせず、「サイモン&ガーファンクル」の曲を口ずさんだりして、少数派の意地を見せていたものです☆

そんな時、「サイモン&ガーファンクル」が歌う“ミセス・ロビンソン”をハミングしている奴がいたのです☆

それが、後にフォークデュオ、『伽草子』を結成する、親友のUだったのです☆

それまで、「サイモン&ガーファンクル」を歌ったり語ったりしていたのは、誰も居なかったので、私は大変興味を持ち近づいていきました☆

「サイモン&ガーファンクルが好きなの?」☆
「うん、まあね、ハーモニーが綺麗だから」☆
「俺も大好きなんだよ」☆
「そうなんだ~」☆
「レコードもいくつかあるから、貸してあげようか」☆
「じゃあ、貸してくれる?」☆

これが、二人の始めての出会い☆
中学一年生の時でした☆

この頃、ギターもクラシックからフォークに変わり、毎日毎日レコードを聴き、楽譜とにらめっこしながらギターを抱えていたのです☆
後から分かった事なのですが、彼も同じ時期ギターを手に入れ毎日抱えていたと言っていました☆

そんな二人が本格的にコンビを組んだのは、同じ高校へ進学してからでした☆
2年生の秋に文化祭のステージに立ち(この頃のメンバーは3名、まだグループ名は違っていました)、初めて人前で演奏したのですが、これが大失敗☆
音がちゃんと取れず、恥を掻いてしまいました☆

がっかりしていた私たちでしたが、その後、Uが地元のフォーク愛好会(解禁フォーク集団)を紹介してくれました☆
違う世代の人たちに揉まれれば、レベルアップできるかも知れないと思い、私はUにOKを出します☆

この瞬間、ついに『伽草子』が結成されたのです☆

目標ができてからの私たちは、毎日時間が許す限り練習に明け暮れました☆
チューニングを完璧にしてギターのアンサンブル、コーラスのハーモニーに至るまで、連日この繰り返しでした☆

そして、『伽草子』としての初めてのデビューステージがやってきました☆
「解禁フォーク集団」主催のコンサートが開催されたのです☆
全部で10組ほど出演した中の1組として、、、☆

曲は、オリジナルの「青葉」☆
大好きだった彼女に失恋してしまった男が、季節の移り変わりに自分を映してしている、、、こんな内容です☆

Uのギターテクニック(リード)はハイレベルでしたし、一生懸命に歌った甲斐もあり、開場に詰め掛けていたお客さんからは拍手喝采でした☆

(喜んでもらってよかったな)☆
二人はやり遂げた充実感で、自然と笑顔が出ているのでした☆

その後、「クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング」などの、フォークロックのジャンルにも挑戦☆
高校3年生の文化祭ではトリを務めるほどになっていました☆

出会いから36年☆
彼とは今も仲良くしています☆
たまにカラオケに行った時などは、必ず「サイモン&ガーファンクル」が一番最初☆

『伽草子』の原点は、「サイモン&ガーファンクル」なのです☆
コメント (8)
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