２７年かかりました～日本橋いけ増～

今から５９年前、日本橋２丁目に魚介とちゃんこ料理のお店、『いけ増』が産声を上げました☆
すぐそばの大通り（中央通り）には、都電が走っていたんですよ☆

　　　

白木屋（東急百貨店日本橋店）、高島屋、丸善、橋向うの三越など、この周辺はたいへん賑やかな街でした☆

昭和５６年、社会人１年生になった私が、『いけ増』に初めて訪れたのは、勤務先の先輩と一緒の時☆
瓶ビールの注ぎ方、お通しの味わい方、刺身の食べ方、旬の物、などこれから長い社会人生活における、人との付き合い方を教わりました☆

先輩に大人のマナーを教わりますと、自分の給料で行きたくなるもの、、、☆
ただ、もっぱら行くのは１階のリーズナブルな居酒屋☆
２階の魚介料理のフロアはボーナス時だけしか行けませんでした☆

そして２７年後、久し振りに『いけ増』へ行く機会が訪れたのです☆
チャンスをいただいたのは、㈱アロハランドの島崎社長、清水副社長以下社員の皆様☆

島崎社長は以前より『いけ増』オーナーのキタさんと懇意にされており、たまたま私が『いけ増』の話をした時に、それならばオーナーを紹介しましょうという事で実現した事なのです☆
実はこちらのオーナーは、あの“ＣＯＯＬＳ”のメンバー☆
当時撮影された大事な写真を私へのプレゼントとして、サイン付きでいただいてしまったのです☆
これには大感激☆
興奮して寝られないほどでした☆

島崎社長、本当にありがとうございました☆

　　　

『いけ増』といえば、「ちゃんこ鍋」というほど、この季節は日本橋２丁目の名物となっています☆
水炊きの「横綱」、味噌仕立ての「大関」、そっぷ炊き（醤油味）の「関脇」の３種類からお好みの鍋をチョイスできるのですが、今回は「大関」に決定☆
白味噌ベースのスープには、エビ、ホタテ、たらなどの新鮮な魚介や野菜などがよく馴染み、食材のいい出汁が時間と共にジワーっと出てきます☆

２７年前とちっとも変わっていません☆
素晴らしい事です☆

　　　

鯛のかぶと煮も、脂が乗っていて美味しいのですが、なにより甘辛のタレとの相性が抜群☆
食べていて幸せを感じるのはこの瞬間なんでしょうね☆

２７年間掛かってようやくオーナーとお話が出来た事もそうですが、『いけ増』の料理がより一層美味しくなっていた事に、私は感無量の境地です☆

これからもよろしくお願いします☆

『いけ増　日本橋店』
中央区日本橋２－２－６
03-3271-5685
（ランチ）11：00～14：00（月～金）16：30～翌朝4：30（土）11：00～22：00日・祭日休み

感動ホルモンに感動

「グルメッチー☆さん、今夜少しお時間取れますか？」☆
珍しく、親友のＴＫちゃんから電話がありました☆
「いつもは忙しいんだけど、今日はたまたま空いてるよ～、、なんてね～、いつも時間はあるからさ～」☆
「よかった～、ちょっとお話がありまして、、、」☆
「え？　なになに」☆
「仕事の事で、ちょっと相談があるんです」☆
「ＯＫ、ＯＫ、なんなりと言ってね」☆
「すみません、よろしくお願いします」☆
「お店は探しておくよ」☆
「はい」☆

彼は、日本橋にドーンと構える外資系生保にお勤めのベテランのコンサルタント☆
仕事も優秀で、かれこれ５年ほど前からの付き合いです☆
私は日本橋周辺でのお店探しを始めます☆

最近、お店探しに利用させていただいているのは、「ホッピービバレッジ」のＨＰ☆
カテゴリーの中に、“ホッピーの飲めるお店”があるのですが、クリックするとホッピーを置いてあるお店がズラーっと表示されるのです☆
ホッパーの私にとってはとても重宝しています☆

そんなカテゴリーの中から、今回は、『感動ホルモン　木下商店』をチョイスしました☆
日本橋コレドーの裏手、ちょうど『たいめいけん』の左斜め向かいのビルＢ１にお店はあります☆

　　　

店内に入りますと、既にＴＫちゃんが座っています☆
「や～、待った？」☆
「少し前に来たからそんなに待ってませんよ」☆
ふと見ると、既にホッピーが半分ほど減っています☆
「ごめんね、遅くなっちゃったよ、じゃあ、私も黒ホッピーを注文するよ」☆

　　　

「で、話って？」☆
「はい、新しい保険商品のプレゼンの進め方のアドバイスをいただけたらと思いましてね、、、」☆
「え～！？　それは難しいな～」☆
「いや～、お客様へのファーストアプローチをどうしようかと思ってましてね、グルメッチー☆さんだったらどうするかな～と、、」☆
「そうか～、私だったらね～、ストレートに言っちゃうよ」☆
「え？　ストレートにですか？」☆
「うん、買ってくださいってね（笑）」☆
「そうか、それが一番ですね、始まる前にあれこれ考えるんだったら、最初からストレートに言っちゃった方がいいですよね」☆
「そうだよ～」☆
「ああ～、なんか気持ちが吹っ切れました、ありがとうございます」☆
「別に大した事言ってないけどな～」☆

「ま、いいや、話が終わった所で、肉を注文しようよ」☆
「では、赤身肉３点盛りからいきましょう」☆

「カルビ」、「ロース」、「ハラミ」、この３点盛りですが、お値段１５００円と、こちらのお店はとにかく安い☆
「ホルモン」はなんと、２９０円なんです☆

　　　

その他、「エリンギ」や「ネギ」の野菜焼き、豚カルビ焼きなど、飲み物もホッピーセット×２、中×３、生ビール×２等々、これらの合計は３０００円☆
安いですよね～☆

「ホッピービバレッジ」ＨＰはいいお店の宝庫☆
次回は何処のお店に？？？☆


『感動ホルモン　木下商店　日本橋店』
中央区日本橋1-6-7 ぬまたビルB1
03-3517-7040
営業時間　11:00～24:00　日・祝11:00～23:00　ランチ11:00～14:00
定休日 無休

長崎采館のちゃんぽん

「グルメッチー☆さん、食っても食っても麺に辿り着けない“ちゃんぽん”があるんですよ」☆
「また～、何それ～」☆
「自分もビックリしましたよ」☆
「大盛りにしたんだろ？」☆
「いやいや、普通でです」☆
「本当かな～」☆
「ほんとマジですって！」☆
「そこまで言うなら本当だろうけど、、、でもな～、、」☆

これは、“お肉大好きＭちゃんと”の先週の会話☆
私もビックリする食べ物はいろいろ経験していますが、彼の言う、「食っても食っても麺に辿り着けない、、」はとても信じられない話で、まあ、半分冗談だろうと思っていました☆

今回、彼とお昼に会う事が出来たので、早速その話をしてみたら、、、「ああ～、そうでしたね、行ってみますか？」との返事☆
私はズーっと気にしていたのに、彼はコロッと忘れていたんです☆
「今日は、絶対に行くからね！」☆
「は、はい、わかりました」☆

私の強い意志が伝わったのか、彼は素直に付いてきます☆
二人は、地下鉄八丁堀駅から鍛冶橋通りを京橋方面へ向かいました☆
信号で二つ目、親子丼で有名な、居酒屋『開国論者』と立ち食いそばの『小諸そば』の角を右に曲がりますとすぐに、『長崎采館』というお店に到着します☆

今回のお目当てのお店☆
築年数はかなり経っている造りですが、小さなお店ながら重々しさを感じます☆
引き戸を開けまして、中へ入りますと、Ｌ字カウンターと小ぶりのテーブル席が目に入ります☆
「お好きな席へどうぞ」☆
お店の女性スタッフに案内されましたので、厨房に一番近いテーブル席に着座☆

「ちゃんぽん２つ！」☆
Ｍちゃんが元気よく注文☆
彼はもう既に経験していますので、注文のタイミングも知っているようです☆

待つ事、５～６分、「ちゃんぽん」の到着☆
私は目を疑いました☆
「何これ！？」☆
「だから言ったでしょ！」☆

　　　

器の淵から測りますと、標高約８ｃｍ☆
丼の幅が約２５ｃｍですから、普通のお店の特大盛りに匹敵する量です☆
とにかくモヤシの量は半端じゃなく、スーパー等で売っている大き目の袋入り分はゆうに入っているでしょう☆

「Ｍちゃん、ごめん、本当だった、、、」☆
「とにかく食べてみてください」☆
まずは山頂付近のモヤシ＆キャベツの野菜から始めます☆

食べ始めから３分、「Ｍちゃん、確かに麺が出てこないな～」☆
彼は薄笑いを浮かべながら黙々と食べ続けています☆
５分経過、まだ麺が出てきません☆
「これって麺は入ってんの？」☆
「いいから食ってください（笑）」☆

８分経過、ようやく麺が出てきました☆
この時点でお腹は満腹に近い状態☆
「食べきれるかな～」☆
「頑張ってくださいね～」☆

こちらの「ちゃんぽん」は野菜豊富な分、スープの出汁が非常に美味しいんです☆
野菜特有の甘みは最高です☆
とかく、コショウなどで誤魔化すお店が多い中、素材だけで美味しさを追求しているところは脱帽です☆

モヤシ、キャベツ、かまぼこ、薩摩揚げ、エビ、その他魚介系のいいエキスがふんだんに入っていますので、これだけの大盛りにも関わらずペロッと完食できてしまいました☆

今まで、何度がお店の前は通っていましたが、その時は素通りでした☆
まさか、こんなに美味しいお店だったとは、、、☆

癖になりそうです☆

『長崎菜館（ながさきさいかん）』
中央区八丁堀３－１１
03-3552-8722
営業時間 11:00～14:50(L.O) 18:00～21:30(L.O)

三茶氣でメバチマグロ＆ばくれん

仕事が遅くなり中途半端にお腹が空いてくると、どうしても外食になってしまいます☆
私の場合、外食＝居酒屋ですから、この「どうしても外食」というのは、言い訳にすぎません☆
居酒屋に行きたいだけなのですから、、、☆
ってな訳で、またまた三茶氣でお世話になる事になりました☆

先日、三茶氣の代表、吉崎社長のブログ「エイジアから世界へ」を拝見していましたら、“三茶氣の建物の修復で、社員たちが一生懸命修繕をしていた”との話があったのですが、どういう事かといいますと、建物自体の筑年数が５０年になっていて一部の木材の耐用年数が一杯一杯になっていたんだそうです☆

このままですと、思わぬ怪我に繋がりかねないとの事から、社長の号令により“吉崎工務店”の作業が開始☆
彼らの機敏な動きにより、たった一日で終了したとの事、、、☆

これは、確認しに行かなければいけませんよね～（これも言い訳？？）☆

まあ、グダグダ言ってないでお店に入りましょう☆

時計は９時半を回っていたので、店内は盛り上がりのピーク☆
いつものカウンター席も他のお客様に明け渡し☆
奥のテーブル席に着座です☆

お店にはだいぶ前から一人で来ている、私の親友のＥＮさんがいます☆
「お～、ひさしぶり～」☆
「ああ～、ご無沙汰してます、、今日は刺身を持ってきましたよ」☆
「え？　本当！」☆
「バチですけど美味しいですよ」☆
「悪いね～！」☆

三茶氣の場合、私もそうですがメニューに無い物を平気で注文したり、他から持ってきたりしてワイワイやっちゃう事があります☆
この前も、近くのスーパーマーケットで「つけめん」を買ってきて作ってもらったり、、、もっと前は、「スパゲッティーナポリタン」まで無理矢理作ってもらったりしていました☆

自分の家のように振舞わせていただいているので、大変申し訳ないな～と思いつつも、ついつい甘えてしまう、自分、、、（すみません）☆

今回はＥＮさんまでも持込をしてしまったという訳です☆
あ、でも、名誉のためにいいますが、持ち込みはスタッフの方々にも提供していますので、、あしからず☆

さて、この刺身、冷凍物ではないので本当に美味しいんです☆
こんなに美味しいので、彼に何処から仕入れたのか聞いたのですが、答えてくれません☆
余程、凄いルートから運んできたのでしょうね☆
この先は深く聞きませんでした☆

厨房から半ちゃんがやってきて、お酒を勧めてくれます☆
「グルメッチー☆さん、超辛口で山形亀の井の『ばくれん』がありますよ」☆
「いいね～、ちょうだい！」☆

　　　

私はこのお酒を初めていただきましたが、これが美味いのなんのって！☆
刺身とベストマッチングなんです☆

いや～、いい時に三茶氣へ来たもんです☆
『ばくれん』は封を開けたばかりですから、まだまだたっぷりありますが、こんなに美味しいお酒を何処で見つけてくるのか、、、三茶氣は凄い！☆

また行っちゃうよ～！☆

『三茶氣』
世田谷区三軒茶屋2-14-21 三茶氣ビル1～2F
03-5779-3338
営業時間 18:00～05:00(L.O.04:00)
定休日 無休

ポンヌフのナポリタ～ン

２月５日の日記に書いた『ぼらぼらナポリタン』http://blog.goo.ne.jp/dearjob/d/20080205で、「ナポリタン×ナポリタン」http://www.eatnapo.net/の“eatnapoさんと「笑い豚」http://popeye.mo-blog.jp/waraibuta/のぽぱいさんからコメントで教えていただいたお店があります☆

お店の名前は、『cafeteria ponte nuovo(カフェテリア　ポンヌフ）』☆
コメントで盛り上がっていたお店ですから、好奇心旺盛なグルメッチー☆としては、すぐにでも行きたかったのです☆
思い立ったらすぐ行動、、、これが仕事に活かせれば、、、☆

まあ、それはそれとして、、、ポンヌフというのは、イタリア語で“新しい橋”、お店の場所が新橋駅ビルですから文字通りの「喫茶新橋」という事でしょうね☆

ビル自体が４０年は経っているので、内部は昭和４０年代初頭の雰囲気☆
（この雰囲気が懐かしいのは、かなりお歳？？）
お店はその頃からやっているのでしょうか、店内は年季がムンムン☆

　　　

テーブルの上には、、、☆

　　　

いいですね～、タバスコと粉チーズ☆
そして、メニュー☆

　　　

お店に入ったのが１８時なのに、ランチメニューを食べさせてくれる優しさ、、、これまた、いいですね～☆

そして、ナポリタンの到着～☆

　　　
アップも☆
　　　

ナフキンに包まれたフォークを取り出し、最初のクルクル、、、そして、頬張ります☆
「（おお～、ナポリタ～ン！！）」☆
これは、小細工なし、正真正銘の純正ナポリタン！☆
太さはゆうに2.0mm以上、スパゲットーニ（spaghetoini）の太さです☆
それも、しっかり茹でていますので、とても柔らかい☆
ナポリタンはこうでなくちゃ！☆

絡まる具材は、「マッシュルーム」と「玉ねぎ」、「ハム」☆
このシンプルさもイイ！☆
これで６００円はなおイイ！！☆

ブログに来て下さっている方々のお陰で、新しい、それも美味しいお店を経験できるなんて、こんなに嬉しい事はありません☆
皆様、これからもよろしくお願いいたします☆

『cafeteria ponte nuovo(カフェテリア　ポンヌフ）』
港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1階
03-3572-5346
営業時間 9：30～19：30　定休日 日