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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

白子フグを求めて東へ西へ

2017-07-11 13:02:03 | 釣りレポ 2017

今年は未だ食していないフグ白子。
そろそろシーズン終盤になるので、ここらで釣っとかないと食べそびれてしまいそう。

東京湾、常磐と釣り場選びに迷うところですが、フグポテンシャルにおいては爆発力が強烈な南房をチョイスしました。

と、やってきたのはいつもの千倉港。
普段停泊している保安庁の船も、この日は早朝から出勤です。

快晴、べた凪、澄み潮。
快適な海の上ですよ。

ベイゲームイエローにカルカッタ301F、カットウは1本のみ、餌はアオヤギ。

まずは港の真沖の18mダチで様子見。
型は出るものの、船長は僚船から潮の情報をもらってすぐに移動、白間津沖へ。

マダイでもよくやる根の近く、ちょっと潮が速いかな。
白間津でも型は出ましたが、船長すぐに見切ってなんと野島崎まで足を伸ばします。

他地区の(他船長の?)フグ釣りを違うところは、とにかく見切りが速くて移動が多いです。
千倉近辺のフグポイントは、港前の千倉沖から東は和田浦沖、西は白浜沖と広範囲に渡ります。
この広い世界のどこかに、フグさんが大群れを形成している、はず。
それにぶち当てたときの爆発力の強烈さは過去に何度も経験済。
このギャンブル性が南房フグの面白さでもあります。

この日はなかなか大群れに当たりません^^;
船長は西側を見切って、東側にサイドチェンジ、井上陽水もびっくり、東へ西へ。

しかし、この日は東の実績ポイントも不発。
船長かなり困ってる様子、奥の手(?)で根際のピンポイント狙い。
広域探索型から集中攻撃型に釣り方を変えて、根際スレスレを流します。これはヒラメ釣りでよくやる攻め方。

流し替えのたびに、ポツポツを型がでて、数はたまっていきました。

こんな魚も。
ウマヅラとシマイサキの愛の結晶か?と思いましたが、調べてみるとヨソギという魚でした。初めて釣った。
リリースすると元気に泳いでいきました。

フグは25-30cmの型揃い、お腹もぷっくり膨らんでいます。後は気になるのは白子率。
暑い時期なので、クーラーに早めに移しときます。

夏空が広がり、快適な海の上。
もう梅雨も明けてそうですね。

けっきょくフグは12尾で終了。
12尾中、白子は7腹とまずまずの率。
昭和スタイルで処理して、きっちり氷で冷やして持ち帰ります。

本日はバリバリ入れ食いタイムは無し、まあこういう日もあります。
夢の8時半早上がりはならずでしたが、白子時期にしては不満のない釣果です。
ただ、入れ食いタイムがなかったせいか、船長的には不満そうでした^^;

フグはノーモアリンスで、氷に直接触れないようにしてお持ち帰り。
おいしく食べるには捌く直前に血合いや薄皮を取るのがポイントで、身の透明度が違ってきます。

こちらは三枚に下ろしたフグの身。

白子は血とぬめりを洗い流してから、さっと湯に入れ余熱で火を通してから冷蔵庫保存。
これで、超美味、超プリンバディで尿酸値赤丸急上昇の美味しいお料理が作れます。

[千倉港 千鯛丸]
http://blogs.yahoo.co.jp/chidaimaru
http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=chidaimaru
下記地図は集合場所&出船場所

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