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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

初島マダイは青物五目に

2017-11-22 13:41:04 | 釣りレポ 2017

行きたい釣りはたくさんあるのに、なかなか全てにまわれません。
初島のマダイもこの時期には外せない釣り、宇佐美へGo!

ここんところ潮が澄んで調子はいまいちとのことですが、まあなんとかなるでしょう、というか、なんとかするのが楽しい釣りってとこもあるので^^;

ビューティフル朝焼け。

ビューティフル日の出。

ビューティフルフジヤマ。

と、ビューティフルな気分で投入すると、一投めから竿先くくん。
しかし、、引きが違う、ゴマサバでした^^;
40cmを越える立派な魚体なのでキープ!

そして次のアタリ。
最初の重みは相当、マダイだったらでかい。
しかし、これも引きが違います。

ワラサでした。

手鉤炸裂!失敗!

その後、サバ、ヒラソウダが上がるのですが、本命マダイはなかなか姿を見せず。
初島東の棚50mをやったところ、トモで1.1kgのマダイ登場。
ここがチャンス、とあの手この手でアピールしますが、マダイはその一枚のみで続きません。

最後一時間、深場で一発狙い。
ここで私に竿先を押さえ込むアタリ。
こんどこそマダイか?、、、しかしまた引きが違う^^;

カイワリでした。
こりゃでかいわりですよ、40cmあります。色が黒ずんで、ごっつい顔してますよ。

手鉤炸裂!成功!

ワラサが小さくみえるというか、カイワリが大きくみえるというか。

残り時間も少ないです。そこで私にまたアタリ。

カイワリ2枚め、ちょっどサイズダウンで35cmほどですが、こちらは綺麗な銀白色。

1993年に刊行された、石川皓章さんの図鑑「海の釣魚」では、上の2尾のように黒ずんだカイワリと銀白色のカイワリの2種類が解説されていて、黒ずんだ方は亜種かというような記載もあります。
比べてみると違う種類の魚にも見えます。あるいは大きくなるとマダイのようにいかつい顔つきになったりするのかもしれません。ちなみに大きい方は♀でした。

この時点で、すでに私の頭の中からマダイはいなくなってます。
「今入ってる仕掛けを上げたら揚がりましょう」と船長の合図にも、最後にもういっちょカイワリこい!と念じてました。

しかし、マダイは最後まであきらめてはいけない、というのが鉄則。
最後の最後で、トモの釣り人が竿を曲げ、2.8kgのマダイゲット^^;
こんなマダイが泳いでいたのに、私の念はカイワリに、、、これではいけません、反省。

そんなわけで、マダイは船中2枚でしたが、私だけ型見ず、とほほ、、、
クーラーには、ワラサ、カイワリ、ゴマサバ、ヒラソウダと青物ばかりだけど、お土産にはなりました、これにカンパチが入ってればリアル五目でしたが。

初島沖のマダイはこれから落ちシーズン。
富八丸では、夜釣りのイカブリにも出てます、前夜は数は出なかったもののブリクラスもゲットしてました。
サイドワインダーな釣りが好きな方にはオススメです^^;

帰り道、安過ぎなのに高杉みかん園に寄って、teruterubouzさまへのお土産。

とれたてみかんゲット!

みかんがたわわに実っています、みかん狩は400円でできますよ。

帰って魚を捌きます、円らな瞳のヒラソウダくん。

ギラギラのゴマサバくん。
これはけっこう良い身質でした、食べるのが楽しみです。

[宇佐美 富八丸]
http://www.turiyado.com/report.asp?cid=tomihachi
http://tomihachimaru.web.fc2.com/
http://e-turibune.com/tomihachimaru/
集合は船付場↓

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☆追加

カイワリ(でかい方)の刺身。
脂の乗りはかなりあります。1日置いた刺身で、テクスチャはやわらかめ。

カイワリの塩焼き。
焼くときに脂がもうもうと出て、特に背中のあたはトロッとした白身です。

タイノタイ、ならぬ、カイワリのカイワリ。


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4 コメント

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Unknown (はちまきの旦那)
2017-11-24 10:16:01
カイワリ大好き魚なんだけど、私の経験上黒くて大きいカイワリで旨かった試しがありません。お味はいかがでしたか?
返信する
はちまきの旦那さんゑ (calm)
2017-11-25 03:25:47
そうなんですよ、石川さんの図鑑にも黒くて大きなカイワリは不味と書いてあるのと、私も南房で釣った黒っぽいカイワリが脂抜けてパサパサだったことがあるので、こいつはどうかと気になってました。

刺身と塩焼きの写真を追加しておきました。
結果をいうと、脂の乗りは悪くなかったです。ただし、老成魚によく見られる身がだれている感じはありました。小型カイワリの爽快感はないけど、まずいというほどではありません。絶対評価でいえば、並以上の味だと思いました。

カイワリが黒ずむ要素は、地域、サイズ、亜種など(水深は無関係とわかった)よくわかりませんが、婚姻色ってことはないですかね?このカイワリは♀で抱卵してました。♀が黒ずむってのは他の魚とは逆ですが....

銀白色の綺麗な方は献上品にしたので、味の比較はできてませんでした^^;;
あと、サバが旨かった^^;
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Unknown (はちまきの旦那)
2017-11-27 10:54:00
なるほどなるほど、たしかに写真を見ると旨そうなカイワリですね。婚姻色説も当たりかもしれないですね。私が過去釣った物が抱卵していたかは記憶にありませんが・・・。私はアジ同様、カイワリにも外洋性の物が居るのかなー?くらいに思ってました。

サバも外見から旨いのとそうでないのとを見分けるの難しいですよねー。デッカイサバがパサで、エサ用に持ち帰ったヒョロサバが脂ビッチリなんて経験結構あります^^;
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はちまきの旦那さんゑ (calm)
2017-11-27 12:46:38
今日の朝ごはんに、干物にしといたカイワリのカマと尾の部分を焼いて食べました。あんまりカイワリの干物は作らない(身の締りが良いため)のですが、今回のカイワリは干物が一番旨かったかも^^;

サバの目利きはホント難しいですね。サイズ、場所、季節、水深など、あーだこうだと考えてみたけどけっきょくはっきりしません^^;同じ日同じ場所で釣れた奴にも差があるし。
とりあえずきちんと締めて持って帰ってから捌いて、ダメサバなら餌用にするのが一番リーズナブルでしょうか。
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