地震リスク delphis manta blue

身近な地震リスク 減災を目指して

<復興を願い 2011.3.11東日本大震災>
<未曾有の巨大災害 記録>

東海駿河湾地震の被害状況

2009-08-11 | 地震リスク

20時現在の地震被害状況は、人的被害では負傷者103名、建物被害は一部損壊が1,898棟にのぼっている(人的被害は静岡県情報、物的被害は消防庁情報)。

<首相官邸 地震情報>

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/surugawan/090811_9.pdf

<気象庁 東海地震観測情報第3号>

http://www.jma.go.jp/jma/press/0908/11d/200908111120.html

<静岡県 地震情報>

http://blogs.yahoo.co.jp/shizuoka_saigai/49137658.html

 


日本市場反応なし?東海地震観測情報

2009-08-11 | 地震リスク

静岡 震度6弱 東海地震初の観測情報 気象庁、第1段階の警鐘(産経新聞) - goo ニュース

今朝の地震で誰もが「東海地震か!?」と思ったことであろう。今回の震源が東海地震の想定震源域内でもあり、静岡県で震度6弱を観測したことからであるが、地震規模がM6.5と想定M8よりかなり小さく、いわゆる想定東海地震ではなかった。

今回の地震により東海地震に続くのかどうかを調査するための強化地域判定委員会が開催され、観測情報が3回出されたにも関わらず、われわれ国民は鈍感であったといわざるを得ない。それは、東海地震の情報は観測情報から注意情報、さらに予知情報と進んでいく仕組みで、注意情報、予知情報と進んだ場合には、東海地震がほぼ確実に発生する可能性を公式に気象庁が示したことになる。この予知情報をもとに政府は警戒宣言を出すシナリオだ。

午前11時20分の第3号観測情報が出るまで、われわれ国民は通常通り外出し、電車に乗り、今朝の地震談義をした。オープニング後の日本市場も株式、債券、為替は今朝の地震の被害状況だけに注目したようで、東海地震の可能性に憂慮したトリプル安になることもなく、円高、株高と推移していった。東海地震が起きる可能性があったのに・・・、日本市場は東海地震には興味がないようだ。


東海駿河湾地震の12分前

2009-08-11 | 地震リスク

東海地方を襲った最大震度6弱の地震。その地震の12分前にはインドでもマグニチュード7.6の地震が発生した模様だ。なお、USGSの観測情報では東海駿河湾地震はマグニチュード6.4としている。

<USGS 地震情報>

http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/eqinthenews/2009/us2009kdb2/

http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/eqinthenews/2009/us2009kdb4/

駿河湾の地震では原子力発電所が停止し、交通機関は一時停止している。今回の地震の規模から想定される東海地震ではないが、今後の解明状況から東海地震をはじめ南海トラフ沿いの地震が誘発される可能性も考えられる。

今回の地震で緊急地震速報が3.8秒後に発出された。携帯電話のドコモもエリアメールを発出した。