あなたは文章をじっくり読むのが
苦手ですか?
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12月8日に僕がGOOの『デンマンのブログ』に書いた記事(『コメントを書く時にはしっかりと相手の文章を読みましょうね』)に次のようなコメントをもらいました。
そういうことではなくて (yama.R)
2005-12-08 20:54:20
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/laugh16.gif)
> NTHAWKSさんが言うように
> “江戸時代に士農工商という
> 身分制度がなかった”のなら、
> 1件ぐらい引っかかっても
> よさそうなものです。
> まず、この検索結果から見ても
> NTHAWKSさんは
> 明らかに間違った事を言っている!
この部分がおかしいということを言ってるんですけど。
デンマンさんの記事では、「士農工商はなかった」のGoogle検索結果を「まず、この検索結果から見ても」、「明らかに間違っ」ている、とNTHAWKSさんへの反論の1つの根拠としてあげてますよね。
でもここで根拠として使うのであれば、「さらに1度ではなく何度も色々な検索語で検索したのですが」のように断るべきではないでしょうか。
そのようなことをどこにも書かず、「『士農工商はなかった』で検索しても1件もなかった、だからまずそこから見てもNTHAWKSさんは間違っている」というふうに書いてあった以上は読解力以前の問題として文章の内容が足りていません。
良くないですね。
僕はあくまでデンマンさんが検索したと書いた文章でしか、デンマンさんがどうやってどのくらい検索したのかは知ることはできません。
それを読解力不足だの何だの言われても困るだけです。
デンマンさんがどのくらいGoogleを使いこなしてるかなんて知らないので想像力でおぎなうのも無理です。
ところで、こういう事を検索するのであれば、文章でなく単語をスペースで区切って検索すべきではないでしょうか。
すくなくともGoogle無しで生活できないような僕はそう検索してるんですけどね。
yamaさんにはコメントをこれで3度ほどもらっていますが、ありがたいと思っています。
とにかく僕の記事にはコメントがめったに付かないんですよ。
僕は自分の記事を書くことが忙しくて、他の人のブログを読む時間があまり無いんですよ。
だから、僕の記事に対してフィードバックをしてくれるようなコメントは大変ありがたいです。
そういう意味でもyamaさんのコメントは僕にとって大変意味のあることです。
たまに付いたと思うとDEMPA55のような、とんでもない愚か者からのコメントなんですよ!んも~~
僕は、とにかく思っていることはズバズバ言うタチですからね、。。。
このような性格ですから、コメントを書く人も二の足を踏むわけですよ。
妙なコメントでもつけようものなら、僕は噛み付くような、あるいは噛み殺すような勢いで返信を書きますからね、。。。へへへ。。。。
そういうわけで、僕にコメントを書く人は少なくなるんです。
時には他の人のブログを覗く事もありますが、3行ぐらいのコメントが10から20ぐらい付いている記事を見ることもあります。
そのやり取りは2ちゃんねる的なんですよね。
世界のネットと言う観点から見れば、2ちゃんねる掲示板というのは、いわば特殊な現象ですよね。
欧米で18年間ネットをやっていた僕には、とてもあの匿名掲示板には馴染めない!
でも、日本では2ちゃんねる的やり取りが一般化しているような感じを僕は持っています。
このメチャ愚か者のDEMPA55は2ちゃんねるで生まれて育ったような人物なんですよ。
とにかく、3行ぐらいのコメントしか書けません。
そのような、どうでもいいような無意味なコメントをもらっても、記事を書くのに使えないんだったら、全く意味がありませんからね、
きりも無くコメントをもらう事も考え物です。
もちろん、DEMPA55は長い文章を書くこともありますが、それは極めてまれなんです。
長い引用をして、それを細切れにして、ぶつ切りにしてコメントをつける。それを繋(つな)げて長くしたような文章です。
このような種類の長い文章だけしか書けません。
2ちゃんねるの弊害は、こういうところに現れていると思いますよ。
2ちゃんねるでの語数制限が極めて少ないんですよね。
あれが標準だと思っている人が日本には実に多いような印象を僕は持っています。
つまり短い文章だけしか書けない人が多くなっている!
もちろん、長い文章だけが良いと僕は言っているのではありません。
読みやすくて、読んでいて面白くて、もっと読みたくなるような文章。
そういう文章を書きたいと僕自身は思っています。
読みやすいということは分かりやすいと言う事ですよね。
そういうわけで僕は分かりやすく書いているつもりです。
だから長くなる。
どうしてこのような長い文章を書くようになったのか?
それは欧米の教科書の影響です。
日本の大学で使う教科書が、とにかく難しく書かれていたんですよ。
教養学部時代に数学の解析理論を勉強した事がありますが、難しく書かれていてさっぱり分からなかった。
同じ科目をアメリカで勉強したら、教科書の厚さが3倍ぐらい厚い。
しかし、とても分かりやすく書いてあったから、講義に出なくても分かった。
それ程違っていました。
ところで話はガラッと変わりますが、生前、司馬遼太郎さんは良く言っていたものですよ。
“作品は作者だけが作るものではないんやで。作者と読者の共同作業なんや。”
正に名言だと思いましたね。
いくらすばらしい作品を作者が書いたつもりで居ても、読者にそのすばらしさが伝わらなかったら、その作品は駄作です。
しかし、僕は思いますよ。読者にもピンからキリまで居るんですよね。
だから平均的な“読解力”を持った読者を想定して書くわけですよね。
残念ながら、yamaさんは僕の基準に従うと平均的な“読解力”を持っていないんですよ!
一言で言ってしまえばyamaさんは“専門馬鹿”に近い人です。
文学作品は書けない人ですよ!
それが、これまで僕がyamaさんの文章から受けた印象です。
では、おもむろに説明したいと思います。
ここまで読んできたのなら、まずあなたは平均的な“読解力”を持っていますよ。
持っていないなら、へへへ。。。。、もうとっくの昔にこの記事を読むのを止めて他の記事へ飛んで行っているはずですからね!
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では、ちょっと長くなりますが、次の記事を読んでみてください。僕の説明には欠かせない部分です。
『“士農工商”という身分制度はなかったのか?』の記事の中で、僕はNTHAWKSさんの次のようなコメントを引用しています。
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> あの“士農工商”という身分制度です。
江戸時代にこういう身分制度はありません。
このように何の根拠も明示しないで“不注意に”断定していますが、本当にそうだったのだろうか?
“「士農工商」というのは明治になってはじめて使われた言葉です。”
NTHAWKSさんは、上のように書いていますが、明治になって誰がいつ使い始めたのか?
批判をする時には、このようなことを明確に書かなければならないんですよね。
NTHAWKSさんは、あまり批判した事も無いようだし、批判を受けた事も無いようですね。
全く“批判”の文章になっていませんよ。
つまり、批判というには根拠が貧弱すぎます。
根拠が全く無いに等しい。
僕に言わせてもらえば、しっかりと調べもしないで聞きかじりの知識を並べて書いた、出来の悪い中学生レベルの文章です。
また、憎まれ口を聞いてしまいました。ねっ?
へへへへ。。。。。
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/gyaha.gif)
まず、僕はGOOGLEで調べてみました。
GOOGLEで“士農工商 江戸時代”を入れて検索した結果
23,600件引っかかりました。
GOOGLEで“士農工商はなかった”を入れて検索した結果
全く引っかかりません!
NTHAWKSさんが言うように“江戸時代に士農工商という身分制度がなかった”のなら、1件ぐらい引っかかってもよさそうなものです。
まず、この検索結果から見てもNTHAWKSさんは明らかに間違った事を言っている!
僕はこのように書いたのです。
それに対してyamaさんは上のようなコメントを書いたわけです。
yamaさんはCSSの事は結構詳しいようですが、僕のように文章を書き慣れていないようですね。
“書き慣れていない”、と断定するのは早とちりになるかもしれません。
僕のように記事を書きまくる者には“検索”は欠かせません。
僕はたいていGOOGLEで検索します。
GOOGLE検索エンジンは早いんですよね。
最近はそれ程でもないですが、3年ぐらい前には他のエンジンと比べて“早いなあ~!”と感じたものです。
それ以来、僕はGOOGLEで検索する事が多いのです。
yamaさんは、あまり頻繁に検索しないような気がします。
上のコメントから僕はそのように感じたのです。
なぜなら、yamaさんは“僕がたった一度の検索結果で断定している”と決め付けている!
当然の事ですが僕は“江戸時代に士農工商という身分制度はなかった”という文を検索窓に入れて検索しています。
しかし、検索結果はZEROでした。
直感的に長すぎますよね。だから、引っかからなかったのだろうと思ったわけです。
それで僕は“江戸時代に”を除外して“士農工商という身分制度はなかった”という文を検索窓に入れて検索してみました。
検索結果はやはりZEROでした。
そういうわけで今度は“という身分制度”を除外したわけです。それで“士農工商はなかった”という文を検索窓に入れて検索してみたわけです。
僕が初めて上の短い文を検索した時には確かに検索結果はZEROでした。
ところが、馬鹿馬鹿しい話ですが、僕がこのようにして記事を書いたために、GOOGLEのロボットが僕が書いた記事の上をクロールして僕の記事をディレクトリーに載せてしまったんですね。
だから、日本時間で12月7日の午後3時に検索したら僕が書いた記事が2件引っかかりました。
次のリンクをクリックするとその検索結果を見ることが出来ます。
あなたが見る時には、この記事もロボットが読んでいるかもしれないので3つ引っかかるかもしれません。
『GOOGLEで“士農工商はなかった”という文を検索窓に入れて検索した結果』
つまり、“士農工商はなかった”を検索窓に入れて検索した結果が、もし何も引っかからないのなら、
“身分制度としての士農工商はなかった”を入れても引っかからないんですよね。
もちろん、“江戸時代に士農工商はなかった”を入れても引っかかりません。
そのようなわけで僕は
GOOGLEで“士農工商はなかった”を入れて検索した結果
ということだけを書いたのです。
つまり、1度だけじゃなく僕は次のような文章を入れて検索した事になります。
“江戸時代に士農工商という身分制度がなかった”
“士農工商という身分制度はなかった”
“士農工商はなかった”
“身分制度としての士農工商はなかった”
“江戸時代に士農工商はなかった”
yamaさんは次のように書いていました。
“たった1つの検索方法でページが見つからなかったから相手が間違っていると断定するのはあまり良くないと思います。”
だから、このように決め付けるのは、yamaさん、良くないですね。へへへ。。。
もちろん、僕は上の文章以外にもいくつか試して見ました。
その結果として次の“石門心学”を見つけたわけですよ!
しかし、これだけでは片手落ちになるので、NTHAWKSさんが正しいとして、検索してみました。
その中から次のページを見つけました。
『江戸時代後半の文化』のページでは“石門心学”の観点から「士農工商」について次のように述べています。
yamaさん、僕はちゃんとこのように書いているわけですよ。
1時間以上検索したんですよ!
僕の文章をしっかり読めば、このようなことが分かるんですよ!
その結果は、明らかに“士農工商”という身分制度があったという事を書いている記事が圧倒的に多かったのですよ!
僕にとって“士農工商”身分制度というのは本質的な問題ではなかった。
これは、NTHAWKSさんも理解している!
僕は“縦社会思考”を説明するために“士農工商”を持ち出したのです。
そして僕の記事の中で日本人の多くが“縦社会思考”にどっぷりとつかっているようだ、と言っているわけです。
yamaさん、あなたはあまり他人の文章をじっくりと読まないようですね。
読んでいるのなら“読解力”があまりないですよ。
僕の記事をもう一度じっくりと読んでくださいね。
相手にコメントをつける時には、相手の文章をしっかりと読むべきですよ。
あなただって知らないわけではないでしょう?
ところでリンク先の記事を3つとも読みました。
大変興味深い記事でした。
ところが、どの文章も海外生活経験のある人が書いたものではないことが良く感じ取れますよ。
例えば、多民族社会と、単一民族の違いを具体的なケースを提示して説明していない。
観念論的に話を進めているので、僕のように多民族社会も単一民族社会も肌身で実感しているものには全く観念論としか受け止める事が出来ないんですよ。
要するに説得力に欠けるんですね。