愛の芽生えに心弾ませて。。。
デンマンさん、
わたしの『極私的詩集』です。
わたしの心の声を
読んでみて下さいね。
祈り
何に祈るというのか
わたしには神はない
喪失を目の前にしてすら
わたしの中に神はない
なすすべくもなくしおれてゆく花に
天然の謎の前に
わたしはあいまいに否定するしかない
人々の祈りを
『極私的詩集 (その1)』より
(以下同じ)
普通、心の弱い人、悩みを抱える人は神を信じるものなんですけどね。
見捨てられた人は神にすがります。
他にすがれる人が居ないからですね。
僕のお袋がそうでした。嫁と姑のいさかいで疲れきっていました。
僕のオヤジは戦前の修身の教えの通りに『親孝行』をしっかりと守っていましたからね。
実の母親、つまり僕の祖母の肩を持ちました。
しかも、僕のお袋は体が弱くて腎臓病にもだいぶ悩まされていました。
だから、神にすがる以外になかったですね。
僕は、子供心にそれが良く分かりました。
しかし、神にすがるような人でありながら、
僕のお袋は芯の強いところがありましたね。
「女の強さ」を知らされたのは僕はお袋が初めてでした。
女は見かけによらず強いところがある、としみじみと教えられたものです。
僕は上のレンゲさんの詩から、心の強さを感じるのですよ。。。
つまり、他力本願じゃない自己の精神の強さです。
ところが現実のレンゲさんは、そのような感じではないんですね。
この詩は、レンゲさんの願望を読んだものなのか???
つまり、こうありたいと。。。。
暗夜
眠れないわたしは深海魚
なつかしい暗闇さえうばわれて
燐光を放つ身体もかくせずに
真空の中血だらけになる
暗黒を恋したわたしは夜になる・・・
つまり、「私」を分かってくれる人は誰も居ないという、嘆きの詩なんですかね。。。?
あるいは、踏み込んではいけない領域(不倫のような)に踏み込んでしまった女の悶え、懺悔?
Acid
持続力のない多幸感のあと
地面をなめる様な気分が
いつだってついてまわる
私をからまわりさせるあの感覚
時計が不規則になっている
嘘ばかり見える気がする
空想も現実も同じもの
私の思ったとおりに動いている
地に足がついていない
本当に地に足がついていない
最高の一瞬を
最高の一瞬だと
意識しないのはもったいないこと
このAcidは苦味だと思うのですが、
英語の題と内容がしっくりしない感じがしましたね。
『後悔』とか『惨め』と題した方がしっくりするような。。。
この詩から僕が直感的に感じるのは、
好きな男に抱かれ
思考が空白になるような
精神と肉体の歓びを女は感じる。
しかし、その歓びは長続きがしない。
現実に引き戻される時、そこに惨めな自分の存在が見えてくるから。。。。
レンゲさん、これは僕の考えすぎでしょうか?
愛があることをレンゲさんは信じている。
信じきれないまでも信じようとしているレンゲさんが居る。
しかし信じたいにもかかわらず、レンゲさんの目の前に現れる愛は、理想とする「愛の形」からはあまりにもかけ離れている。
それでレンゲさんは絶望を感じないわけには行かない。
これ以上どうにも出来ない愛に無力感を覚える。
羽根と血
公園に飛び来る鳥
近づけば飛び立つ
はなれれば羽根をやすめて
何かを探す
あんたの羽根はきれいな羽根
車にひかれて羽根はちぎれて
飛び散る血は
あたしの足にかかる
白いくつ下が汚れる
はだしで歩いて行こう
あんたの羽根を背中につけて
飛び立つことはできないけれど
僕はこの詩の中にも
『不倫の悦びと苦悩』の影を見る様な気がします。
つまり,「羽根」というのは「不倫」によって得られた「愛」なのです。
この「羽根」は背中につけても飛ぶことが出来ないんですよ。
こういうことは、人間、「不倫」に足を踏み込まなくても分かるものなんですね。
レンゲさんも、そのように書いています。
しかし、人間というのは、やはり不完全なんですね。
僕も、そしてレンゲさんも。。。
人間は、往々にして、一歩を踏み出してはならないと分かってはいても、
つい踏み出してしまうことがよくある。。。。
若いということはそういうことですよね。。。。
レンゲさんは、「まだ若いです」とプロフィールで書いていましたよ。。。
でも、これは取り返しのつく若さです。。。
花
砂漠に生まれた小さな花は
花をつけることを忘れたままに
ある朝ひとりで死んでゆきます
だれかが見つけてその花を
きっと枯れ草と呼ぶのでしょう
花を咲かせることはできなかったけど
それは確かに花だったのです
と諦めてしまうのは、レンゲさん、まだ早いですよ!
まだ、これから、レンゲさんは花を咲かせることが出来るのですから。。。。。
デンマンが応援していますよ。
きれいな花を咲かせてください。ね!?
冗談ぬきで、舞い上がるような
いい気持ちです。
2004-8-16 19:46
ご苦労様、ありがとうございます。
バンクーバーでのわたしは、
デンマンさんに
エスコートされて、
のびのびした表情をしていますね。
ここ大阪では考えられません。
あたしの精神年齢は32歳ですか?
大人ですね。
昔から思索にふけることが
多かったのですが、
そういった時に、
わたしは大人に
なれるのかもしれません。
でも、妄想にふける
中学生のわたしもいますが。
もうひとつ言えば、
不安にさまよう
4歳のわたしもいます。
わたしの詩・・・
(自分では自慰行為と呼んでいますが)
人に見せるのも、
まして批評していただけるなんて、
全く初めてだったんです。
デンマンさんが感想を書いて下さって、
冗談ぬきで、舞い上がるようないい気持ちです。
ネットで公開してよかった・・・
デンマンさんは少々わたしのことを、
買いかぶっておられるんじゃないかと、
少し不安です。
わたしがデンマンさんの“心の恋人”足り得るか・・・
いつか、ガッカリさせてしまうのではないかと、
自分自身の内面を省みて、心配になっています。
それにしても、わたしは幸せ者ですね。
この、“夢のバンクーバー”で、
わたしはデンマンさんを独占してしまったのですから
本当にありがとうございます。
質問の方もできるだけ早く、残りをお答えしますね。
by RENGE
『次元の違いとは端的に言うと』より
レンゲさん、あなたの心の中に、いつでも花を咲かせておくことは出来るものですよ。
上の詩の批評の続きですか?
いや、そうではありません。僕はあなたの恋愛の事を言っているんですよ。
あたしの心の中の花はいつも枯れているとおっしゃるのですか?
決して枯れているわけではないですよ。でも、レンゲさんは枯れていると思い込んでいる。
デンマンさんのおっしゃっている事が良く分かりません。
野々宮さんと最後に会ったのはいつですか?
クリスマスの2,3日前だったと思いますわ。
ということは、清水君が野々宮さんの代わりに来るようになったのはクリスマスのあとからですよね。
そうです。。。でも、デンマンさんは、どうして清水君のことをご存知なんですの?
直美から聞きましたよ。レンゲさんのためにも、今後の仕事のためにも、これ以上問題がこじれないように部長に掛け合って野々宮さんを清水君に代えてもらったと言ってましたよ。
清水君のことについて奥様は何とおっしゃっていましたァ?
いや、特に何も言ってませんでしたよ。ただ、僕がレンゲさんの新しいボーイフレンドの事を尋ねたら、それならきっと清水君でしょう、と言ってましたよ。。。どうなんですか?
やっぱり分かってしまいますね。
レンゲさん、野々宮さんのことでケリが付いてから、まだ2ヶ月たってないんですよ。。。1ヶ月とちょっとですよ。
デンマンさんは、すぐにそうやって時間的なことを持ち出してあたしを非難しますけれど、男女の関係の深さは時間だけでは決められないはずですわ。
確かにそのとおりですよ。でもね、なんでもそうだけれど、世の中には常識と言うものがあるんですよ。つまり、おおよその目安となるような社会的な基準と言うようなものがある。だから、レンゲさんのこれまでの恋愛経験を読んでいる人は、その“社会的な恋愛の常識”と照らし合わせてあなたのことを判断するわけですよね。
そのようなものがあるのですか?
厳密には人それぞれによって違うけれども、日本人の平均身長を国勢調査で調べれば調べが付くでしょう?それと同じことですよ。だから、知り合ってから恋愛関係になって、更に身も心も一つになる関係になるまでにどれだけの時間がかかったか?それを統計にとれば、必ず平均値が出るものですよ。
そういう統計があるのですか?
ありませんよ。例えばの話です。だから、誰でも自分の経験や友達や、知り合いの話を聞いたり見たりして、抜き差しならない男女関係になるまでのおおよその期間を頭の中に持っているものなんですよ。
デンマンさんの場合、その期間というのはどれほどですの?
どんなに短くとも1年。3年が望ましい。
そんなあああ。。。。。あたし、。。。あたしには、とても1年なんて待てませんわ。
もちろん、人によって違うでしょう。でもね、統計を取れば、平均値が出て来る。仮に、その平均値が出たとして、それは1ヶ月や2ヶ月ではないはずですよ。
どうしてデンマンさんは、そのようにハッキリと決め付けるのですか?
“大人になる”ということは、そのような社会的な基準を身につけてゆくと言うことですよ。
つまり、あたしには恋愛関係に関して、その基準がないとおっしゃるのですか?あたしは大人になりきっていないとデンマンさんはおっしゃるのですか?
ハッキリ言えば、そういうことですよ。“幼児的なふれあい”にあなたがこだわっている事もそれが理由ですよ。
でも、デンマンさんはあたしには精神年齢が32歳の熟女が居ると。。。。
確かに僕はそう言いました。上の詩を書いたのはその熟女ですよ。今でも僕はそう思っています。でも、あなたには“幼児的なふれあい”に憧れを抱いている8才の女の子も居るんですよ。
3人の女をうまく操る長女 | ||
“幼児的ふれあい”を 求める8才の女の子 | 妄想をたくましくして 対話を拒否する サディスト | 思慮と分別がある 熟女 |
またこの写真ですかあああ。。。
レンゲさん、あなたには類(たぐい)まれな才能があるんですよ。感受性豊かで、素直で知性的なあなたが居る。文学的な素養もある。だから上のような詩が書けるんですよ。これがあなたの中に居る熟女ですよ。ところが、あなたには“幼児的なふれあい”を求めている8歳の女の子も居る。この子が去年の夏、ベビードルのナイティー(nightie)を身につけたままで僕の部屋に入ってきたんですよ。僕は、あなたと不思議な体験もしているんです。だから、僕にはレンゲさんが1ヶ月や2ヶ月で男の腕に身を任せる気持ちが分かるんですよ。
それが早すぎると言うのですか?
そう思いますよ。レンゲさんが野々宮さんと知り合ったのが去年の9月ですよ。11月までにはもう抜き差しならない関係になっていた。しかも、クリスマスの前には破綻している。それで、悲観してレンゲさんは死にたいとまで言ったんですよ。。。やがて、野々宮さんの代わりに清水君がレンゲさんが店長をしている“ブティック・フェニックス”熊谷店の卸(おろし)の担当者になった。実際に清水君がレンゲさんと仕事で付き合うようになったのは年明けですよ。それから、まだ1ヶ月とちょっとですよ。それなのに、もう。。。。
いけませんか?