エロい女と六条の御息所
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/seisho05.gif)
筆おろし
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/bond010.gif)
六条の御息所は
光源氏の初めての恋人。
年上の教養ある女性です。
気位の高い彼女は
源氏の心が自分から
離れそうになると、
自分の方から身を引きます。
でも、心の中では
光源氏への思いを断ちがたく、
生霊(いきすだま)となり、
源氏の正妻「葵の上」を
とり殺してしまいます。
六条の御息所は
それ程の激しい愛情で
光源氏を愛していたのでしょう。
平安の昔、
家柄が高く、
やんごとなき貴家ともなれば、
女児は未通で嫁入りする事が
絶対条件でした。
男児は元服が筆おろしの
目安だったようです。
その“筆おろし”ですが、
天皇や将軍などの場合だと、
その介添えをするのは乳母
の場合が多かったと
言われています。
乳母といっても
だいたい24~5歳の
当時としては
女盛りの年増。
元服(男児の成人式)が
12~16歳の間ですから、
互いに理想的な
相手です。
少年の未知への
飽くなき好奇心と
有り余る精力。
女盛りで少年の心を
充分に知っている“熟女”は
勢い教育熱心な余り、
乳母であるよりも女として、
つい愛欲に溺れてしまうのも
自然な成り行き。
その結果、
乳母が妊娠する事も
あったようです。
男にとって最初の女に
特別な思いを抱くのは当然で、
こうして乳母がそのまま
正室になることも珍しくなかった。
入念に手ほどきを受け、
手練手管を仕込まれたら、
男たるもの、
女好きにならないわけがない。
しかも乳母なるがゆえに、
他にさしたる仕事はなく、
男は心置きなく色事に専念できる。
光源氏にとって
六条の御息所は
乳母のような存在だったのでしょう。
それも、乳母と言うより
次第に女として愛してゆく。
六条の御息所も
“乳母”のように
源氏をいつくしみながらも
熟女として
源氏との愛に溺れてゆく。
でも、熟女の思慮と分別に
目覚めて身を引くのです。
しかし、萌え盛った
女の情念は止み難く
生霊(いきすだま)となり、
源氏の正妻「葵の上」を
とり殺してしまう。
光源氏と
六条の御息所の間に萌え盛った
情念の激しさが見えるようです。
by デンマン
デンマンさん。。。、なんだか。。。あのォ~。。。いつもと様子が違いますわねぇ。
ほォ~。。。レンゲさんにも、僕がいつもと違うのが分かりますか?
分かりますわぁ~。。。光源氏と六条の御息所(みやすどころ)を持ち出してきて。。。いつものシモいデンマンさんとは違い。。。それとなく格調を高くしようとしているデンマンさんの魂胆が見えるようですわぁ~。
レンゲさんは。。。あのォ~。。。僕のことをシモい。。。シモい男だと思っているのですか?
だって。。。ときどき、シモいお話をしますやんかあああ~
それは。。。それは。。。僕だって、シモネタが嫌いではありませんからねぇ。。。
だからぁ~。。。だからこそ、こうして源氏物語のお話を持ち出してきて、デンマンさんは格調高くさせようとしているのですわ。。。そうでしょう?
やだなあああ~。。。先を越されてレンゲさんに言われてしまうと、僕の立つ瀬が無いですよ。
それで、今日は格調高いお話をするつもりなのですか?
そうですよ。少し格調高くしないとね、これまでレンゲさんの記事を読んでくれた人たちに申し訳ないと思ってね。
どうして申し訳ないのですか?
だって、そうでしょう?先日(1月17日)の記事では次のように終わっているんですよ。
あたしはエロい女ではありませんわ。
![](http://members.aol.com/davie1720/myhomepage/images/kiss350.gif)
あたしが洋ちゃんと一緒に暮らし始めたとデンマンさんに言えば、デンマンさんは、またあたしがエロい女だと決め付けてしまいますわ。だから、あたしは言い出すことが出来なかったのですわ。
そんなこと。。。そんなこと。。。レンゲさんが話してみなければ分かりませんよ。
分かりますわ。あたしが洋ちゃんと暮らすようになったと言えば、デンマンさんがどのように思うのか?。。。私には手に取るように分かりましたわ。
僕がどのように思う、というのですか?
だから。。。エッチすることしか考えられないエロい女だと。。。デンマンさんは、そう思うのですわ。
そうやって。。。レンゲさんが自分で決め付けているんですよ。。。
いいえ、デンマンさんは、そう思い込んでしまうのですわあああ~。デンマンさんがこれまで書いたことを読めば、その程度の事はすぐに分かりますわあああ~。
そうやって、また決め付けるのですね?
いいえ、決め付けているのではありません。あたしもデンマンさんのことを良く理解しているつもりですわぁ~。
でも、直美が言ったように“灯台下暗し”と言う事だってあるんですよゥ~。
ありし。。。ません。。。わぁ~
ホラ、ホラぁ~。。。また、そうやって、手で口を隠しながらアクビをかみ殺そうとしていますよォ~。。。んも~~。。。やだなあああ~~。。。また夕べも清水君と熱戦を繰り広げたのですかあああ~
デンマンさん!。。。んも~~。。。いい加減にしてくださいな。
ど。。。どう。。。どうなんですか、レンゲさん?。。。正直なところ。。。また、。。。また、清水君と以前のように一晩に何度も愛し合っているのでしょう?
だって。。。だって。。。洋ちゃんは、離れていた間も、あたしのことをずっと愛していたって。。。その事を知って欲しいって。。。それで。。。それで。。。あたしはイヤだって言い出せなくて。。。つい。。。つい。。。
やだなあああ~。。。やだなあああ~。。。また、レンゲさんから、お惚気(のろけ)話を聞かされるのかあああ~~。。。んも~~
『エロい女だと思われたくありません』より
わかるでしょう、レンゲさん。。。? どう読んでも格調が高い文章とは言えませんよォ~。
デンマンさんがシモいお話をするからですわぁ。
僕は決して格調を下げるつもりではないのですよ。でもレンゲさんが出だしから、“あたしがエロい女だと決め付けてしまいますわぁ~” と喚(わめ)いているんですよ。
デンマンさんが、あたしのことをエロい女だと思っているからですわ。
だからぁ~。。。違いますよ、と何度も言っているでしょう。
でも、今日のタイトルだって“エロい女”が顔を出していますわぁ~。。。これって、あたしのことですよねぇ~?
レンゲさんも自分で認めているのですか?
認めていません。デンマンさんが決め付けているだけです。
だから、僕は“六条の御息所”を持ち出したのですよ。
どうしてですか?
レンゲさんは、実はエロい女ではなく、むしろ“六条の御息所”のような女性です。。。そう言いたいから持ち出してきたのですよ。
それって。。。それって。。。あたしをけなそうとしているのですか。。。それとも、褒めようと。。。
褒めようとしているのですよ。。。決まっているでしょう?
でも。。。でも。。。
でも、何ですか?
“六条の御息所”のような女性です、と言われても手放しでは喜べませんわ。
どうしてですか?
だって。。。デンマンさんが書いた上のエッセーを読めば“六条の御息所”と言う女性は、生霊(いきすだま)となり、光源氏の正妻「葵の上」をとり殺してしまう程のメチャ激しい情念を持った人ですわ。
そうですよ。
あたしは、それ程激しい情念に駆られませんわ。
でも、レンゲさんも萌え萌えになるでしょう?
あたしが萌え萌えに。。。?
そうですよ。
萌える年上の女
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/kiss101.jpg)
だって。。。だって。。。洋ちゃんは、離れていた間も、
あたしのことをずっと愛していたって。。。
その事を知って欲しいって。。。
それで。。。それで。。。あたしはイヤだって言い出せなくて。。。
つい。。。つい。。。
こうして、ついつい断れ切れずに、レンゲさんもメチャ激しい情念を萌え萌えにしてしまうんですよねぇ~。。。そうでしょう?
デンマンさんは、すぐに、そうやってヤ~らしく考えるのですわあああぁ~
僕はヤ~らしく考えていませんよ。。。それをレンゲさん知ってもらうために、上のエッセーを持ち出したんですよ。つまり、僕は光源氏と六条の御息所との関係にレンゲさんと清水君の関係を見るのですよ。
。。。で、源氏の正妻「葵の上」とは。。。あたしと洋ちゃんの場合には一体、誰になるのですか?
だから、清水君と別れて実家に帰ってしまった久美子さんですよ。
あたしが女の情念にかられて、生霊(いきすだま)となって久美子さんを洋ちゃんから引き離したとおっしゃるのですか?
だから、そのように解釈することだって出来ますよ。。。そうでしょう?。。。でも、僕は、そこまで考えてはいませんでしたよ。それにもかかわらず、レンゲさんは僕の上のエッセーを読んで、そう解釈した。。。つまり。。。レンゲさんにも何か思い当たる事があるわけですよね?
それは。。。それは。。。
だから、僕は光源氏と六条の御息所のエピソードを持ち出したわけですよ。分かるでしょう?。。。でも、それだけじゃない。僕とレンゲさんの上のやり取りを読まされた人は、多分、僕とレンゲさんはエロい人間ではないのか?そう思ったかもしれない。だからこそ、僕は光源氏と六条の御息所を持ち出したのですよ。
でも、光源氏と六条の御息所のエピソードを持ち出したとしても、あたしと洋ちゃんとは全く関係ありませんわ。
関係ありますよ。
どのように。。。?