長い不倫生活の果てに、
得られたものは、
負の遺産ばかりでした。
2004-07-21 10:11:08
不倫と呼ばれる恋愛について、
どんなイメージを抱かれますか?
わたしは女性として、
相手の男性にパートナーがいるのに、
自分が彼の一番になれないのに、
それに甘んじている女性の事を
“プライドはないの?”
“先(結婚という意味ではありません)が
ないのにばかげてる”
などと、どちらかというと
軽い軽蔑感を持っていました。
でもわたしの身にも、
それは訪れてしまったのです。
ある既婚男性のことを、
どうしようもなく好きになってしまったのです。
初めは手の届かない相手だと、
片思いを続けていたのですが、
どうしても我慢できずに、
彼にモーションをかけはじめてしまったのです。
そして、長い時間を経て
彼と肉体関係を持ちました。
そこから、彼はわたしのことを
「彼女」だと呼ぶようになりました。
わたしは一度の関係で
終わろうと思っていました。
してはならないことをしてしまった、という思いと、
これで完結した、という気持ちがあったからです。
でも、長い間モーションをかけ続けておいて、
セックスして、
「はいさよなら」なんて図々しい考えですよね。
結局わたしたちは、
不倫関係に陥ってしまったのです。
そして次第にわたしは
苦悩に苛まれはじめました。
彼とは、毎日のように会っていました。
いつしか彼と会えない日は
心に穴があいたように感じるようになりました。
これは、どんな恋愛でもあることだと思いますが・・・
でも、わたしの頭には、
“彼がわたしと会わない=奥さんといっしょにいる”
という図式ができあがってしまい、
嫉妬に苦しむようになったのです。
そのうち、彼から
「子供が大きくなったら(わたしと)いっしょになりたい」
と言われました。
その時点ではその言葉は、
彼の本音だったと今でも思います。
言葉だけでなく、
彼の行動がそれを裏打ちしていたからです。
でも...
“大きくなったらっていつ?”
“奥さんはどうするの?”
そんな疑問で頭がいっぱいでした。
そして、それと同時に
彼の奥さんに対する嫉妬は、
ますますふくらんでいきました。
現在だけでなく、彼らの過去の歴史、
これからの生活などにも
嫉妬の目が向くようになりました。
つまりわたしは、
妄想に苦しめられていたのです。
そんなわたしは彼に対して、
自分の妄想をぶつけはじめたのです。
不倫であれ、どんな関係であれ、
相手から勝手な妄想をぶつけられたら、
何を言えばいいのか、
どうすればいいのかわからなくなる事でしょう。
その頃の自分の愚かさに、
今でも情けなくなります。
わたしはいつも、恋愛を通して
自分も相手も成長していけたら・・・と考えてきました。
そして、何かを得ようとも思っていました。
(念のため、モノではないです)
でも、彼との長い不倫生活の果てに、
得られたものは、負の遺産ばかりでした。
世間のすべての不倫カップルがそうだとは
限らないとは思いますが、わたしたちの場合は、
おたがいを傷つけあって(傷の質は違いますが)
後々笑顔で思い出せるようなものではありませんでした。
おそらく今、会ったとしても、お互い自分の残した
嫌なものを見ているような気持ちしか、
生まれてこないでしょう。
最初の頃のときめき。
彼のやさしさ。
いきいきとしたわたし。
何もかも、なくしてしまってからの別れ。
本当は、彼と和解したいと考えている自分がいます。
よりを戻すのではなく、ただ、醜い別れを修正したい。
・・・そんな甘い話は、ありませんよね。
by レンゲ
『不倫の悦びと苦悩』より
またこの不倫の手記ですか?あたしの事を書くといえば、デンマンさんは、たいていこの手記を持ち出すのですわぁ~
もう、うんざりですか?
他にもたくさん書く事はあると思いますわ。
書くことが他になかったから、このレンゲさんの手記を持ち出したわけではないのですよ。この手記を持ち出してレンゲさんの事を書きたかったから、僕は上のtanomuさんの記事を引用したのですよ。
tanomuさんの記事と、一体どのような関係があるとおっしゃるのですか?
ある既婚男性のことを、
どうしようもなく好きになってしまったのです。
初めは手の届かない相手だと、
片思いを続けていたのですが、
どうしても我慢できずに、
彼にモーションをかけはじめてしまったのです。
そして、長い時間を経て
彼と肉体関係を持ちました。
ここのところがtanomuさんが書いた“こだわり”に共通しているのですよ。レンゲさんは愛されたいと思う人、愛したいと思う人が決まると、その人に向かってまるでストーカーのようなこだわりで接近してゆく。
あたしがそうやって吉村さんに接近してゆき不倫を始め、吉村さんを独占したいばっかりに不倫が破綻したとおっしゃるのですか?
レンゲさんも、ちゃんと自分で分かっているのですね。。。
あたしが“こだわり”過ぎるからダメだとおっしゃるのですか?
うまく行けばそれでもかまいませんよ。でもね、普通、こだわり過ぎるとうまく行かないんですよ。レンゲさんは、かなり年上の人に近づいてゆこうとする傾向がある。それもこだわりの一つだと思いますよ。レンゲさんの生い立ちと関係している。つまり、レンゲさんの家庭は父親が居たにもかかわらず、父親不在のような家庭だった。居ても居なくても良いような父親だった。レンゲさんは心のどこかで父親の理想像を求めているのかもしれませんよね。
いいえ、あたしは父親の理想像など求めていませんわ。あたしよりも優れているモノを相手に求めているだけです。
しかし、それなら、同じ年頃の独身の人と付き合えばいいじゃないですか。レンゲさんはどういうわけか妻帯者に近づいてゆきますよ。
あたしは不倫したいと思って吉村さんに近づいたわけではありませんわ。
でもね、相手に妻も子も居ることは分かっていたでしょう?
もちろん、分かっていましたわ。
レンゲさんは、吉村さんに寄せる恋心を完結するつもりで身を任せた。一度だけで終わらせるつもりだった。でも、一度では終わらない不倫関係に陥ってしまった。。。そうでしょう?
。。。あたしだって不倫したいと思っていたわけではありません。でも、そう思っていても、デンマンさんがおっしゃるように何もかも理屈どおりには行きませんわぁ。
だからねぇ~、一度でダメだったら。。。、例えば、五度目あたりで止めるとか。。。そういう事は出来なかったのですかぁ~?
デンマンさん。。。それって、あたしに対するイヤミですか?。。。それとも、からかっているのですか?
め。。。め。。。めっそうもない。。。僕はマジですよ。真面目にレンゲさんに尋ねているのですよ。五度目ぐらいで、もう止めようという気持ちにはなれなかったのかと。。。?
一度でも五度でも違いはありませんわ。回数の問題ではないですねん。デンマンさんは、あたしが吉村さんとの肉体関係に溺れていたと言う事を強調したいのですわ。あたしがセックスに溺れるタイプの女だと思いたいのですわ。
レンゲさんはそのようなタイプの女ではないと言いたいのですか?
デンマンさんだって、あたしがそのような女ではないと、良くご存知のはずですわ。
知っていますよ。でもね、レンゲさんはどういう訳か女性を扱うのに慣れた妻子ある人に近づいてゆく傾向にある。見方によったら女性を悦ばせる事を知っている経験豊かな男の腕に抱かれることを心のどこかで望んでいるのではないか。
デンマンさんは、あたしがエロい女だと思っているから、そのような事を言うのですわ。
違いますよ。エロい女でなくても欲望を持っていますよ。好きな人に抱かれたいと思う気持ちは女なら誰だってありますよ。でも、欲望には優先順位と言うものがあります。tanomuさんは次のように書いていましたよ。
欲望の優先順位
2006-11-07
人間は誰しも、いくつかの欲望の影響が、
それぞれの行動パターンに、表れるものだと思います。
あらゆる生物の中で、最も多種多様な欲望を持つ我々は、
あまりにも自分とは、個性の違う人物に出会うことも多いでしょう。
「そこまでして出世したいのかあ?」
「ダメだあ~!やりてえ~!やらせろ~!」
「チキショー!腹へってイライラしてんだよ!」
「他の女のこと見てたわね!!」
「シャネルじゃなきゃイヤなんだもん!」
(・・・その他きりがありません。)
たとえば、食欲を最優先する人が、
何をおいても性欲を満たしたい人と
恋愛関係になったとしたら・・・
「おなかすいたね。何か食べに行こうか!」
「ええ~っ!?やだあ!早くもう一回したい~!」
「もうハラへって、そんな元気ねえよ。」
「平気だってば!わたしが元気にしてあげる!」
「あっ!やめろよ!なめなくっていいってば!!」
(以下省略)
⊂( ・∀・)ワケ ( ・∀・)つワカ ⊂( ・∀・)つラン♪
その他もろもろ、欲望の優先順位の違いによって、
人間関係が複雑になってしまうのが、
我々人類の宿命ではないでしょうか・・・
by tanomu
『欲望の優先順位』より
分かるでしょう、レンゲさん。。。? このように誰もが違った欲望の優先順位を持っている。
あたしがtanomuさんのように、何をおいてもセックスしたい女だとデンマンさんは思っているのですか?
僕はそんな事は言ってませんよ。tanomuさんがセックスにこだわっているとも言ってないし、レンゲさんが何をおいてもエッチしたいと思っているとも言ってませんよ。
言おうとしているのですってばあああ~ tanomuさんの日記を引用したのも、あたしがエロい女だと言う事を世界のネット市民の皆様に見せ付けようとしているのですわ。
僕は、むしろ、レンゲさんの素直さを強調しているのですよ。上の不倫の手記にしても、レンゲさんほど率直に自分の経験を語れる女性なんて、そう多くはないですよ。僕は、そういうレンゲさんに惹かれているのですよ。
でも。。。でも。。。デンマンさんは、あたしが性生活にこだわリ過ぎていると思っているのですわ。
確かにレンゲさんは性生活にこだわりがありますよ。でも、僕は、だからと言ってレンゲさんがエロい女だと決め付けているわけではありません。なぜなら、僕はレンゲさんの愛と性の世界を理解しているつもりだから。。。レンゲさんにとって愛とセックスは重なり合うほど同じものになっている。それは崩壊家庭に育ったレンゲさんが16才の時に坂田さんに抱かれ、初めて愛を実感した。その時の至福感、坂田さんに抱かれて知った女の歓び。。。、そういう経験があったから、レンゲさんはセックスにこだわるところがある。。。でしょう?
でも、デンマンさんが言うほどこだわっていませんわ。
しかし。。。しかし。。。レンゲさんには坂田さんとの思い出が強いだけに。。。どうしても、女性の扱い方がうまい年上の男性に好意を持ちやすい。。。吉村さんに接近して行ったのも、どこかに坂田さんの面影を求めていたのではないか。。。
いいえ、あたしは坂田さんの面影を求めて吉村さんに近づいたわけではありませんわ。
でもね、どういうわけか、レンゲさんは同世代の男との恋愛には満ちたりないモノを感じるようですよね。
どうして、そう思うのですか?
だってね、清水君と毎日愛し合うような生活を送っていたにもかかわらず、レンゲさんは別れてしまった。久美子さんと浮気したためだと言うけれど、レンゲさんは無意識のうちに坂田さんのような、あるいは吉村さんのような女性の扱いに慣れている人を求めているのではないか?恐らくレンゲさんには成熟した女だけが願うような身も心も愛欲の炎の中で燃えつきたい、と言うような強い欲望があるのではないか?
そうやって、デンマンさんは。。。ご自分で妄想をたくましくして、あたしがそのような女だと思いたいのですわ。そうでしょう?
うへへへ。。。確かに、その方がレンゲさんが一段と妖艶な女に思えてきますからね。
デンマンさんも、結局、他のヤ~らしい男とあまり変わりがないのですわぁ~。そうやってセックスに溺れるような女を心のどこかで求めているのでしょう?
ぼ。。。ぼく。。。僕は。。。別に、そのような女を。。。求めているわけではありませんよぉ~。
そうやって、ムキになって否定するところが怪しいですわぁ。
とにかくね、tanomuさんが書いているように、欲望の優先順位の違いによって、人間関係が複雑になってしまう。つまり、相手の欲望の優先順位を知らないと、人間関係が破綻してしまう。
そのような訳で、あたしと吉村さんの関係も破綻したとおっしゃるのですか?
そうですよ。レンゲさんは吉村さんに妻と子供が居ると知っていながら、深い関係になってしまった。一度で止めるつもりが、そうも行かなくなってしまった。次第に吉村さんを独占したいと言う気持ちが強くなる。ここで、レンゲさんは相手の欲望の順位を見極める事が出来なくなってしまった。レンゲさんは吉村さんを独り占めにしたい。しかし、吉村さんは家庭を守りたい。レンゲさんをベッドで充分に悦ばせてくれたけれど、結局、家庭の方が大切だった。これでは破綻するのは見え見えですよね。
たとえば、家庭を最優先する人が、
何をおいても性欲を満たしたい人と
恋愛関係になったとしたら・・・
「そろそろ、ボク家に帰るよ。遅くなると不倫がバレちゃうからね」
「ええ~っ!?やだあ!早くもう一回したい~!」
「でも、ついさっき、したばかりじゃないかぁ~、もう、そんな元気ないよ。」
「平気だってばぁ~!わたしが元気にしてあげる!」
「あっ!やめろよ!なめなくっていいってば!!」
デンマンさんは。。。デンマンさんは。。。あたしがこのようにエッチにこだわって夢中になってしまう女だと言うのですかぁ~?
違いますよぉ~。やだなあああ。。。ぼ。。。ぼく。。。ボクは、一般論として書いたまでですよゥ。
違いますってばああああ~。。。絶対にあたしに対するアテツケですわあぁ~。侮辱ですってばあああ~~
【ここだけの話しですけれどね、こうなると、もう、まともな話は出来ません。もう少し高尚な話で締めくくりたかったのですけれど、この続きはあさってと言う事になります。あしからず。。。とにかく、レンゲさんの話の続きは、ますます面白くなってゆきますよ。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。】
レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。
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『レンゲさんのこれまでの話を読みたい人のために。。。』
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『レンゲさんの愛と心のエデン』
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『女探偵ふじこが試みたレンゲさんの素行調査』
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『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』
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『不倫の悦びと苦悩』
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『レンゲさんのように苦境から立ち上がった女 ー グロリア・スタイナム』
レンゲさんと高井田さんと一緒に愛について考えてみようと思う人は次のポ-タルサイトの『レンゲのフォーラム』を訪ねてくださいね。
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『あなたが思う存分楽しめるデンマンのポータルサイト 【ビーバーランド XOOPS 3世】』
レンゲさんの写真を見たい人は。。。
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『レンゲさん、あなたは実はメチャ美人なんですよ!』