結婚するの?しないの?(PART 1)
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デンマンさん。。。 どういうわけで わたしを呼び出して結婚のことを訊きはるのォ~?
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そやから、めれちゃんが 結婚するのか?しないのかァ~?。。。それが気になるさかいに、こうして呼び出したのやないかいなァ~。。。
そやけど、あんさんには全く関係あらへんことやん。。。
めれちゃん。。。 そないな えげつない事を言わんで欲しいねん。。。 めれちゃんとわては ネットで10年以上の付き合いなのやでぇ~。。。 めれちゃんが結婚するのか? それとも結婚せんで一生独身で通す気ぃなのかァ~。。。? 当然、わてにも関係するのやがなァ~。。。
どないにぃ~。。。?
めれちゃんが結婚して 家庭に入ると、これまでのように気楽に呼び出すこともできへん。。。
そないなことはあらへん。。。 あんさんは わたしが結婚しようが、独身でいようが、そないな事にかまわずに、わたしを呼び出したい時に呼び出すねん。
めれちゃんは、そないに思い込んでおるのんかァ~。。。?
そうですう。。。 そないなことより、ホンマは、どないなつもりで上のようなタイトルにしやはったん?
実は、わての Denman Blog でアクセス解析しておったら次のようなリストに出くわしたのやがなァ~。。。
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これは6月24日の「人気記事リスト」やねん。。。 この日、249人のネット市民の皆様が Denman Blog にやって来たのやでぇ~。。。 その内 147人のネット市民が、つまり、半分以上のネット市民が次の記事を読んだのやがなァ~。。。
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■『結婚するか?独身で通すか?』
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あらっ。。。 あんさんのアイドルの原節子さんやないのォ~。。。!?
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めれちゃんは、よう知ってるなあああァ~。。。
そやけど、原節子さんは、残念ながら去年の9月5日に肺炎のため神奈川県内の病院で95歳の生涯を閉じはりましてん。。。
原節子
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(1920年6月17日 - 2015年9月5日)
「永遠の処女」と呼ばれ、戦前から戦後にかけて活動し、日本映画の黄金時代を体現した。
代表作に『わが青春に悔なし』、『青い山脈』、『めし』、『東京物語』などがある。
1963年に女優業を引退し、2015年に死去するまで隠遁生活を送っていた。
2000年に発表された『キネマ旬報』の「20世紀の映画スター・女優編」で日本女優の第1位に輝いた。
1963年12月12日、小津監督が東京医科歯科大学附属病院で没し(その日は小津監督の還暦の誕生日だった)、その通夜に出席したのを最後に原は女優業を事実上引退し、以降表舞台には一切姿を見せなくなった。
晩年の原は鎌倉市で親戚と暮らしているとされた。
高橋治は原が「小津の死に殉じるかのように」公的な場から身を引いたと表現している。
当時、その理由として「畳の上での芝居がしづらくなったから」と岡田茉莉子に語っている。
小津安二郎監督は「一時世間から美貌がわざわいして演技が大変まずいというひどい噂をたてられたこともあるが、僕はむしろ世間で巧いといわれている俳優こそまずくて彼女の方がはるかに巧いとすら思っている」とし、1951年には「原節子ほど理解が深くてうまい演技をする女優は珍しい。『原節子は大根だ』と評するのはむしろ監督が大根に気づかぬ自分の不明を露呈するようなものだ。実際、お世辞抜きにして、日本の映画女優としては最高だと私は思っている」とも語っている。
現役女優の頃は美貌のトップ女優で、その早い引退と引退後の完全な隠遁生活、生涯独身を貫いたことなども同じことから『日本のグレタ・ガルボ』と言われている。
原と同様、小津作品に多数出演した俳優の笠智衆は著書『大船日記』で「原さんは、きれいなだけじゃなく、演技も上手でした。ほとんどNGも出しません。めったなことでは俳優を褒めなかった小津先生が、『あの子はウマいね』とおっしゃっていたのですから、相当なもんです」
「普段はおっとりとして、気取らない方でした。美人に似合わずザックバランなところもありました。撮影の合間に、大きな口を開けて『アハハ』と笑っとられたことを覚えています」と回想している。
原と共演したことがある女優の司葉子は原の一番の魅力を「清潔感」と指摘、「演技では出せない生地の魅力」としている。
出典: 「原節子」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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原節子さんは小津安二郎監督の死に殉じるかのように公的な場から身を引いた、と書いてありますけど、独身で通したのも、そのためやろかァ~。。。?
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それは原節子さん本人に訊いてみないことには解らんことやけど、わては原さんが一番信頼していた映画監督は小津安二郎さんやと思うねん。
どないなわけで。。。?
小津安二郎監督が原節子さんの素晴らしさを一番理解していたと思うのやァ~。。。 「琴の緒を断つ」という故事があるのを めれちゃんも知ってるやろう? 断琴(だんきん)とか絶弦(ぜつげん)とも言われる故事やがなァ~。。。
琴の緒絶ゆ(ことのおたゆ)
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中国の春秋時代、琴の名人伯牙(はくが)が、友人の鍾子期(しょうしき)が死んだとき、もはや自分の琴を理解する者が居ないと言って琴の緒を絶ち、生涯琴を弾かなかったという。
「呂氏春秋」本味の故事から
親友・知己に死別するたとえ。
琴の緒を断つ。
伯牙断琴(はくがだんきん)
伯牙絶弦(はくがぜつげん)
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上の説明を読めば めれちゃんにも分かるやろう?
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つまり、原さんにとって自分を本当に理解してくれる人は小津監督しか居ないと思いつめたのやろかァ~?
そういうことやと わては思うでぇ~。。。
二人のどちらが欠けても駄目であった例は
小津と原以外にない。
映画界の中でも、そないに言う人がおるのやがなァ~。。。 つまり、原さんと小津監督が働く現場で感じ取っていた“銀幕の愛”は、信頼に育(はぐく)まれた愛の絆なのやがなァ~。。。
つまり、原節子さんはその“愛”に殉じて一生を独身で通しはったと あんさんは思うのォ~。。。?
わては、たぶんそうやないかなァ~。。。、と考えておるわけやァ~。。。
。。。で、『結婚するか?独身で通すか?』という記事は、Denman Blogでは よく読まれておるのォ~。。。?
その質問に答えるには、前日、つまり、6月23日の「人気記事リスト」を見て欲しい。。。
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6月23日には『結婚するか?独身で通すか?』を読んだネット市民が一人もおらんのやねぇ~。。。
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そういうことやがなァ~。。。 いつも『床上手な女の7つの見分け方』がダントツで読まれておるねん。
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■『床上手な女の7つの見分け方』
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それやのに、6月24日には上の記事を追い越して『結婚するか?独身で通すか?』がダントツで読まれたのは、どないなわけやのォ~?
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女子高か、あるいは女子大のクラスで“結婚するか?独身で通すか?”が討論の話題になったのやがなァ~。。。
その証拠でもあるのォ~。。。?
ちょっと次のリストを見て欲しいねん。
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『拡大する』
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これは6月24日の「リファラ (リンク元URL)」のリストやがなァ~。。。 見れば解るように Yahoo!の検索エンジンで検索してやって来たネット市民が 147人おるねん。。。 つまり、『結婚するか?独身で通すか?』を読んだネット市民の数と偶然にも一致するのやがなァ~。。。
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その147人の人たちは、どのキーワードで検索してDenman Blogにやって来やはったん?
次の検索結果を見て欲しい。
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■『結婚するか?独身で通すか?』
『現時点での検索結果』
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「結婚するか 独身で通すか」を入れてYahoo!で検索した結果やんかァ~。。。 498,000件ヒットするねん。。。 Denman Blogに掲載された『結婚するか?独身で通すか?』がトップから4番目に出てきよる。。。
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つまり、女子高か?女子大のクラス? で討論しやはった生徒たちが 上のようにYahoo!で検索しやはったん?
アクセス解析の記録を見れば、そうとしか考えられへん。。。 ところで、めれちゃんは“結婚するの?しないの?”。。。
わたしは 結婚したい人が現れたら結婚するような気がするねん。。。 そやけど、わたしが、そう思うても、相手の男性が、そう思うてくれへんかったら結婚できへん。。。 (苦笑)
そういうことやなァ~。。。
あんさんは、わたしが結婚した方がええと思うてるん?
あのなァ~、実は夕べ、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次のようなことが書いてあったのやがなァ~。。。
性格が運命をつくる
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芥川龍之介は、運命は性格の中にあると言った。
運命が性格をつくるんじゃない。
性格の中に運命はある。
近ごろほんとうだ、と思うようになった。
さまざまな境遇に遭ったけど、私の性格が自分の運命をつくったということはたしかですね。
ああいう運命だからあの人はああいう性格になった、と言うんじゃないのね。
性格というのはずいぶん先天的なもの、もって生まれちゃったもの。
運命は後天的でしょうね。
私はきょうだいがおおぜいいましたが、同じ父母で同じ境遇で育って、同じものを食べているのに、きょうだいみんなそれぞれちがった運命を歩んでいる。
同じ境遇にあっても運命は別だから、境遇が運命をつくっていない。
たとえば、小さいときに両親がうまくいかなくて、境遇が性格をつくるということもあるけれど、その性格の中で運命がつくられる、そう思った。
芥川さんの言うとおりだと思う。
性格が運命を拓(ひら)き、もって生まれた性格というものが、いい作用をするときにいい運命になって、悪いほうに働いてしまうと悪い結果をもたらす。
勘みたいなものですね。
勘がいい働き方をするときと、そうでないときがあるように。
自分の勘は、絶対まちがいないなんて、誰もそういうことは言えないけれど、ある種の勘というもので、人の運命が開いたり閉じたりすることはありますよね。
運命はだから性格の中にあるというのは、ほんとうにそう。
私にはそういうことが幾度か思いあたります。
努力することも性格。
性格というのは一切です。
だからあたりまえと言えばあたりまえ。
そういう性格の中で運命が決まっていくというのは、何も取り立てて言うほどのことではない。
私は、理性的なものを大事にして生きていかなけらばいけないと思っていて、理性を尊ぶ性格ではあるけれど、どうしてもおさまらない自分というものがいた。
それが私の性格で私は生きてきた。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
49-51 ページ 『百歳の力』
著者: 篠田桃紅
2015年7月13日 第8刷発行
発行所: 株式会社 集英社
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この本を書いたのは、現在 103歳の篠田桃紅さんという水墨の抽象画を書く美術家なのやがなァ~。。。
篠田桃紅
本名:篠田 満洲子。
1913年(大正2年)3月28日生まれ。
日本の美術家。
映画監督の篠田正浩は従弟にあたる。
日本の租借地だった関東州大連に生まれる。
5歳頃から父に書の手ほどきを受ける。
その後、女学校時代以外はほとんど独学で書を学ぶ。
1950年から数年、書道芸術院に所属して前衛書の作家たちと交流を持つが、1956(昭和31)年に渡米。
抽象表現主義絵画が全盛期のニューヨークで、作品を制作する。
文字の決まり事を離れた新しい墨の造形を試み、その作品は水墨の抽象画=墨象と呼ばれる。
アメリカ滞在中、数回の個展を開き高い評価を得るが、乾いた気候が水墨に向かないと悟り、帰国。
以後は日本で制作し各国で作品を発表している。
和紙に、墨・金箔・銀箔・金泥・銀泥・朱泥といった日本画の画材を用い、限られた色彩で多様な表情を生み出す。
万葉集などを記した文字による制作も続けるが、墨象との線引きは難しい。
近年はリトグラフも手掛けている。
2014年5月、沼津市役所特別応接室に1966年に納入した壁画「泉」が、30年以上存在が忘れられた状態から再発見されたことが報じられた。
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■『拡大する』
2015年、『一〇三歳になってわかったこと』が45万部を超えるベストセラーになる。
出典: 「篠田桃紅」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/1/3/137892ff.gif)
この篠田桃紅さんという老女は、自分では“ちょっと変わった人”ぐらいに思っておったようやけど、かなりユニークな人やねん。。。 この人の作品の良さが戦後 アメリカ人に認められて、それで昭和31年にアメリカに招かれたのやがなァ~。。。 当時、日本には外貨がなかったさかいに、外交官か商社員しか海外にはゆけんかった。。。 2ヶ月の予定が2年ほどアメリカで暮らすことになったのやがなァ~。。。
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。。。で、篠田桃紅さんも原節子さんのように、ずっと独身やったのォ~。。。?
そういうことやがなァ~。。。 つまり、自分の性格が、そういう独身で生活する運命を導いたと言うわけやなァ~。。。
わたしの性格も、独身で暮らすように わたしを運命づけてるのやろかァ~。。。?
めれちゃんが結婚するにしても、独身で通すにしても、めれちゃんの性格しだいということやろなァ~。。。
でも、それってぇ~、何の答えにもなってえ~へんやんかァ~。。。
さよかァ~。。。?
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(すぐ下のページへ続く)