町子さんの土産話 (PART 2 OF 3)

デンマンさん。。。また、税金の季節ですねん。月日の経つのは早うおますなぁ~

そうだよねぇ~。子供の頃お正月が来るのを数えた頃を思い出すと、少なくとも3倍から5倍、月日の経つのが速く感じるよねぇ~
そうですねぇ~
ところで、町子さんは、今回、ずいぶんと日本に長いあいだ居たのですねぇ~。
わたし、骨折してしまったのですねん。
ええっ。。。どこを?
この左足首ですねん。
また。。。どうして。。。?
階段を踏み外したのですねん。もう治りましたけれど、金属が入ってますねん。補強しておりますゥ。
大変だったでしょう?
そうですねん。思ったよりも早う治ったのでホンマに良かったですわぁ~。
うん、うん、うん。。。本当に良かったですよう。。。。で、あのォ~。。。もしかして町子さんは骨そしょう症ですか?
デンマンさん!。。。んも~~、失礼しちゃうわぁ~。。。わたしはそれ程のおばあさんではありませんでぇ~
骨粗鬆症(骨そしょう症)

今後、高齢化社会が進んでもっとも気をつけなければいけない病気の一つが、骨粗鬆症(骨粗しょう症)です。
骨粗鬆症は、骨の密度が低くスカスカになってしまったため、もろく折れやすくなる病気です。
骨粗鬆症(骨粗しょう症)を甘く見ると、大変な事になります。
というのは、骨粗鬆症(骨粗しょう症)の人は太ももの付け根(大腿骨頭部)を骨折する例が多いのですが、年をとってからこの部分を骨折すると、そのまま寝たきりになって、ボケへと発展する恐れがあるからです。
日本人の骨粗しょう症患者は、自覚症状のない人や予備軍を含めると2000万人にのぼるといわれています。
これは日本人の6~7人に1人という計算です。
骨粗鬆症(骨粗しょう症)の発生率は男性に比べると女性のほうが圧倒的に多く、しかも閉経後の比較的若い年代から発病します。
骨粗鬆症(骨粗しょう症)はなかなか気がつきにくく、自覚症状があらわれたときは、かなり進行しているのが実情です。
丈夫でしなやかな骨づくりに役立つのがマカです。マカにはカルシウムが豊富にふくまれています。しかし、カルシウムだけでは強い骨づくりはできません。
骨は、網目状に張りめぐらされたコラーゲン線維に、カルシウムやリンがくっついた構造をしています。
リンとカルシウムが結合してリン酸カルシウムをつくり、骨の主成分となっています。
骨密度とは骨を構成するカルシウムなどのミネラル成分がどのくらいしっかり詰まっているかを表すものです。
いわば骨の強さを表す指標で、これが低下すると骨がもろくなって骨折しやすくなります。
一般的には、20代でピークを迎えた後は、徐々に低下していく傾向にあります。
特に、女性の場合は更年期に入って女性ホルモン(丈夫な骨の維持を助ける役割を持つ)の分泌が急激に減少することで、骨密度も急激に低くなり骨粗鬆症(骨粗しょう症)になりやすいのです。
『骨粗鬆症(骨そしょう症)』より
いや、実はねぇ、僕も良く知らなかったのですよう。最近、この「骨そしょう症」という言葉を良く聞くでしょう?僕が20代の頃は、テレビでもラジオでも、この言葉を聞いたことが無かったですよう。
わたしは、たまたま不注意で階段を踏み外して骨折しただけなんですねん。上にも書いてありますやろう?「骨そしょう症」の人は太ももの付け根を骨折することが多いですねん。それで、そのまま寝たきりになって、ボケてしまうのですわ。
ほおォ~。。。こわいですねぇ~。
デンマンさんこそ、気をつけた方がいいのとちゃいますかぁ~?

いや、。。。僕はまだまだ若いつもりですよう。小百合さんと一緒にスノボしたいと思っているほどですからね。。。うへへへへ。。。
止めた方がいいですわよう。んも~~。。。デンマンさんが太ももの付け根を骨折して寝たきりになってモウロクするのを見ていられませんわよう!
やだなあああぁ~。。。まだ20年早いですよう。
分かりませんわよう。わたしもまさかと思って居たら骨折してしもうたのやから。。。
確かにねぇ~。。。怖いですよねぇ~。。。ところで、上に書いてある「マカ」ってなんですか?「マカ」にはカルシウムが豊富にふくまれています、と書いてあるでしょう。。。僕はこれまでに、そう言う物があることを知らなかったし、マジで聞いた事も無いですよう。
「摩訶(マカ)不思議」と言うますやろう?。。。多分その事とちゃうのん?
まさかぁ~?!。。。そんな物にカルシウムは含まれていないでしょう?「マカ」というのは食べ物でしょう?町子さんも知らないのですか?
聞いた事があらへんわ。なんですのやろか?
三省堂の『新明解国語辞典』には出てませんよう。仕方ないからネットですぐ調べてみます。。。

どうでした?
すぐに見つかりましたよう。
マカって何なの?

マカの原産地は南米ペルーです。
アンデス山脈の高原、海抜4000メートル以上の高地に古くから自生する、天然アブラナ科の植物です。
ニンジンとダイコンに近い根菜類で、かぶのような形をしています。
マカが育つアンデス高地は空気中の酸素もすくなく、一般的には高山病になってしまうようなところです。
当然、気候はきびしく、昼夜の温度差のはげしい、過酷な自然環境です。
このような環境下ですから、樹木がほとんど育ちません。
しかし、植物に栄養分を吸収されていないため、土地は豊かで、亜鉛をはじめとするミネラルがたっぷりふくまれています。
豊かな土壌と太陽の恵みをたっぷり浴びて、マカは豊富な栄養をたくわえて成長します。
マカを一度栽培すると、その土地は数年間不毛になります。
大地のあらゆる栄養素をマカが吸い上げるからなんです。
大まかにマカの特長を言えば、自然なかたちで性機能を高めることです。
もちろん天然の植物ですので副作用の心配はありません。
その特長から「天然のバイアグラ」ともよばれます。
ペルーでもアンデスの人々に滋養強壮や疲労回復にもちいられてきたマカは、私たちのエネルギー源となり、活力源になります。
さらにストレスと疲労を減らし、肉体と精神のバランスをたもつ役割もはたすのです。
『マカって何なの?』より
ほおォ~。。。なんだか、すっご~い植物なんですねぇ~!
デンマンさんがすぐにでも手に入れて食べたくなるような植物ですわねぇ~、うふふふふ。。。
町子さんも一緒に食べませんか?うしししし。。。
デンマンさんは聞いた事も無いと言っておきながら、実は知っていたのではあらへんのォ~?
いや。。。マジで知りませんでしたよう。。。で、何で、また、そのような事を町子さんは言うのですか?
だってぇ~、デンマンさんはラヴィオリカレーを作って小百合さんに食べさせはったんでっしゃろう?


良く知ってますねぇ~。。。
さっちゃんから聞きましてん。
。。。それで、なぜ僕が「マカ」を知っていると町子さんは思うのですか?
そやかてぇ~、デンマンさんは第2の創作カレーを作って、また、さっちゃんに食べさせはるのですやろう?
良く知ってますねぇ~。。。
だってぇ、さっちゃんがゆうてはりましてん。。。
ふ~ん。。。?
だから、きっと、デンマンさんは「マカカレー」を作って、さっちゃんに食べさすのやろうと思ったのですねん。うふふふふ。。。
やだなあああぁ~。。。なんだか、それって、やらしい発想ですよう。。。小百合さんが聞いたら、マジで僕を警戒するじゃありませんかぁ~!そのような根も葉もないことを言わないでくださいよう。小百合さんはこの記事を読むのだから。。。んも~~
あらっ。。。わたし、出すぎたことを言ってしまったのですやろか?うふふふふふ。。。
いや、良く考えてみたら、マカって確かにカルシウムをたくさん含んだ素晴しい植物なのですよう。小百合さんが次の説明を読んだら、もしかすると「マカカレー」を喜んで食べるかも知れませんよう。
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