獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

初仕事

2006-04-03 22:55:00 | 網膜色素変性症と私
  疲れた。その一言に尽きる。

  座りっぱなしの新人研修。配属された部署へのあいさつ。肉体的にも精神的にも披露。ここ数日昼夜逆転の生活の私。数時間の睡眠時間で初仕事にのぞんだせいもある。とても疲れた。

  配属された職場は、運がいいのか悪いのか、弁護士と接する機会がある、仕事内容も、法律解釈も少しある。司法試験受験生としては刺激をうけるのだが、その刺激で満足しかねない。気をつけねば。

  6法とは違った法律をあらたに勉強せねばならぬ。会社の勉強と、個人的な司法試験の勉強。両立できるのだろうか・・・。ここ1週間は新歓コンパや諸手続であたふたしそうで、生活パターンもつかめそうにない・・・。気が重い。

  また、私の配属先は10名ほどの職場。このメンバーでこの先何年も毎日顔を合わせるのかとおもうと、これまた気が重い。これから迎える単調な人間関係、単調な仕事に気が重い。最近は人と接する機会なかった私。デスクワークの仕事中どのぐらい同僚とおしゃべりをしてもいいのかも分からない。

  気が重いが、職場の人はみんなやさしそう。変に体育会系のハリキリマンもいないようだし、上下関係にうるさい権威主義者もいないもよう。

  自己紹介のとき、数人の職場の先輩を前にして私が自己紹介。

  私が目がわるく、みなさんにご迷惑をかけることがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。  

  すると上司が、「言うなれば、みんな、なんかしらの障害はある。」「障害で不都合なことがあれば、遠慮なく言って下さい。」

  睡眠不足と研修による疲労のせいか、おもわず、目頭が熱くなった。「そのお言葉に感動して、涙がでそうになりました」と言いたくなるほどだった。

  覚えていくことは、多そうだが、すこしでも、この上司のやさしさに応えたいおもった、そんな第1日目。




  PS モー娘。関連のサイトやブログを見る暇がなかったなぁ・・・。時間を捻出せねば。
  
コメント
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