獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

職場の仲間に障害を告知すべきか。

2006-04-15 21:26:37 | 網膜色素変性症と私
  新しい職場。働きだしてから10日ほどたつ。当初はあれもこれも期限までに提出しなくちゃならない。教えてもらったことはメモして覚えなくちゃならない。そのメモを何度も読んでおべなくちゃならない。

  そんな風に、頭がいっぱいいっぱい。家に帰っても、明日の準備、期限のある提出物などのことで頭がいっぱい。H2Oの「思い出がいっぱい」ならいいのだが、しょうもない仕事のことで、プライベートも「頭がいっぱい」

  家に帰って、何から手をつけていこうか。それを考えて、ぼーっとしてしまう。なかなか取りかかれない。

  そんな状態も、今はやわらいだ。ゆっくりブログをかく精神的余裕もでてきた。

  そんな仕事面での余裕がでてきた私。こんどは目の障害のことでつかれる日々。網膜色素変性症な私デスペア。廊下で見知った同期の人を無視してしまう。それでちょっと人間関係が悪くなる。

  おなじ部署の人には、自己紹介のときに目の障害のこと、配慮してもらいたいことをA4サイズの紙にまとめて、配布説明。そのおかげで、仕事はスムーズ。パソコンも私個人用のを用意してもらえる予定。

  一方、同期採用の連中には、仲が良くなった人にしか、くわしく目の障害は伝えてない私。10も年の離れた同期から、元気よくあいさつされても、無視したり、そっけない態度の私。

  視野がせまいので、あいさつしてくれた人のほうを向いて、その顔を認識するのに時間がかかる。それが面倒なので、誰にでも普通レベルのあいさつをする。それがどうしても、そっけない態度にとられるんだなぁ・・・これが。

  飲み会の時、あんなに親しげだったデスペアさんなのに、どうして元気よくあいさつ返してくれないのってかんじなのだろう。

  そのため、1人1人にメールで目のことを説明したり、たまたま廊下できづいた同期には、話をしている。

  これが非常に面倒。ただ円滑な人間関係の形成のためにはやんなくちゃな。

  はぁ 気苦労がおおいな・・・・



  そんな今日、若い新卒の同期の女の子から携帯にメールが届く。絵文字や小文字の「ゎ」や「ぉ」が多用されている。そんなメールを個人的にもらったのは初めて。

  「えっ!!コンコンやさゆみんのポケモー日記とおなじじゃん!!」

  と感動するとともに、そのメールにどんな絵文字を使って返信すればいいか悩む32歳のデスペアであった。
コメント (4)
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