獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

iPod nanoを買い替えてVoice Over(音声読み上げ操作ヘルプ機能)を使ってみた。

2012-03-26 16:21:37 | 網膜色素変性症と私
 3日前の金曜日の夜、iPod nanoで音楽を聴いていてスリープボタンを押そうとしたら押せなくなっていた。スリープボタンが壊れた。ボタンが押しっぱなしの状態になって戻ってこないので押すことができなくなった。

 これじゃスリープ画面モードから復帰もできないし、音楽を一時停止もできないし。どうしよう。ナイフの刃先でボタンを押し出せるかなとおもったができなかった。

 スポーツジムではiPodでヤンタンを聞きながらエアロバイクを1時間するのが私の楽しみ。その楽しみが奪われるのはいやので、あけて土曜日の午前中にヤマダ電機に行ってiPod nano 16GB(11,800円)のブルーを買った。

 2010年の12月に茉麻主演の映画「ライトノベルの楽しい書き方」を心斎橋まで見に行く途中
時間調整のために同じヤマダ電機でiPodnanoを買った。同じ16GBで16,800円だった。1年4か月で5000円も値下がりしたのね。その時も茉麻のブルーを買おうとおもったのだが売り切れ。今回は買えてよかった(といっても私の目ではブルーには見えない黒に見える)

 家にかえりパソコンに接続して設定。そこで「アクセシビリティ」の設定項目の「Voice Over」機能を使うにチェックをいれてみる。

 おそらく大した機能じゃないんだろうなとおもっていた私。というのもiPadに同じ機能があるのだがiPadではあまり使い物にならない昨日だった。

 iPod nanoのVoiceOverを使ってみてびっくりした。ちゃんと曲タイトルも読み上げてくれるしプレイリストの選択、早送り、次の曲移動もなんなくできた。それに「時計」機能ではちゃんと時刻と日付も読み上げてくれた。あとタイマー機能もつかえる。視覚障害者でも画面のイメージをつかめれば自由に音楽ライフが楽しみるね。

 前画面に戻る操作がわからなかったがネットで検索して、画面を二本指でさわって二本指をスライドすると前画面に戻れた。(いままでは一本指でスライドすればよかったのだがVoiceOver機能オンの時は二本指でスライドさせないといけないのね)、ポケットの中のiPodnanoを片手で操作しにくくなったが、それはすぐになれるだろう。

 やっぱりシェアナンバーワンのiPodだね。シェアが高くて余裕があるからこういう健常者には不要な機能も付加してくれんだろうね。sonyも好きなのだがsonyはそこまで気がまわっていないのが残念。

 
コメント (4)
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