獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

重松清「ビタミンF」のせっちゃん を読んだ。

2013-06-01 16:37:13 | 雑感
 今日から6月。あと1週間もすれば6/8(土曜日)ハロプロ研修生ライブが東京芝公園のメルパルクホールである。
 
 セットリストもう発表されて先月公開実力診断テストで最多得票だった田辺奈菜美がソロ曲を披露するとのこと。昼公演はキャンパスライフ生まれてきてよかった、で夜公演は松浦亜弥のオシャレ。新人公演から生タマゴSHOWにかわってから研修生がソロで曲を披露するってのははじめて(ただし2011年には原色ギャルをさゆべぇがソロで歌っているが、これは田辺奈菜美がインフルエンザで欠席したため、本来はさゆべぇとななみんの二人曲)。ななみんまさかソロデビュー?と思うも、今の世の中アイドルといえばユニットアイドルしかいないからななみんはもちろん佳林もソロアイドルデビューはないだろうな。

 ハロプロ研修生ライブもそうだが、ハロプロのコンサートの観客は6割以上が30代以上の男性。そしてそのほとんどが独身で家庭も子供もいない人々。私もふくめてこういた観客はアイドルを彼女にしたいとかつきあいたいとかこれっぽちもおもっていない。30代になって本来経験し手に入れるべき家族やわが子をもっていない私もふくめて彼らは、その手に入れられないものをアイドルにもとめている。

 それはゲイの人は子供をうめないので掲示板のこどものかわいい仕草スレを読む気持ちとおなじ。埋められないものを埋めようとする気持ち。

 重松清の小説「ビタミンF」は、短編集で、そのほとんど(すべてか?が)、私と同じアラフォーの男性が主人公。ただ私と違うのはそのアラフォーの主人公は家族をもち子供をもっていること。その主人公は子供との関係性にとまどい、子供の成長にうれしくもかなしんでいる。あぁ家庭を持ち子供を持つってことはこんな風なんだろうなと思わせてくれる。

 特にビタミンFの「せっちゃん」は涙が出た。私の自慢の娘かなこの友達せっちゃん。涙がでた。

 家庭もなくて子供もいない30代以上の独身男性には、ハロプロと重松清のビタミンFはおすすめ。もしかしてビタミンFのFってファミリーのFなのかな。

p.s.
1年前の私のブログのTODOリストに生写真のスキャン取り込みってのがあった。今はもう生写真を見ようともしなくなったな。宮本佳林はどんどんかわいく美人になっているようだし、須藤茉麻はロングヘアをばっさりショートにするようだし、見てみたかったな。
コメント
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